PR 漫画・アニメ

明日私は誰かの彼女の楓が二重に整形した理由とは?

「明日私は誰かの彼女」でもっとも支持されている「ホスト編」。

「ホスト編」の主人公・萌がホスト狂いになっていく様子やその時の心情、そして結末が反響を呼びましたが、同時にホストの楓もスポットライトを浴びました。

特にラストシーンで楓が整形をしたことは「ホスト編」とともによく取り上げられています。

何故楓は整形をしたのか。今回の「明日私は誰かの彼女」の解説はそのあたりに焦点を絞っていきましょう。

\「明日私は誰かの彼女」をお得に読むならコミックシーモア/

コミックシーモア

\国内最大級の電子書籍ストア/

コミックシーモアの公式サイトはこちら

※今なら70%OFFクーポンがもらえる!

 

「明日私は誰かの彼女」ホスト・楓のプロフィールまとめ!なぜ整形をしたの?

ホスト・楓は「明日私は誰かの彼女」第4章、「Knockin’on Heaven’s Door」(通称「ホスト編」)の登場人物です。

主人公・萌がホスト狂いになった原因をつくった1人であり、萌の担当ホストでもありました。

ルックスは切れ長な目をした黒髪イケメン。いわゆる草食系男子といってもいいぐらい爽やかさを持っています。

しかしホストとしてのスキルはピカイチで、ホストに対して消極的だった萌の心を見事に鷲掴みにしました……が、物語終盤でまさかの名前を間違える痛恨のミス。

萌はそれがきっかけで楓に会わなくなったものの、楓は引き留める様子はなく、ラストシーンではグループNo.1ホストに登り詰めました。

そんな楓のプロフィールは現時点で判明しているのは

・誕生日

・役職

・コンプレックス

の3つです。

誕生日

楓の誕生日は4月9日です。

これは作中、神社で萌と楓は話している時に分かりました。また「ホスト編」が連載していた当時、作者の公式アカウントのイラストでも明言されています。

役職

楓の役職はホストのなかでも上位で、幹部補佐を任されています。

幹部補佐とは言葉通り、グループ内の幹部候補です。ホストとしての仕事だけでなく、新人教育など店の経営に関わる仕事にも携わっています。

萌と別れた後でグループNo.1ホストに登り詰めたことといい、ルックスの印象に反して大した狸です。

いくら物語序盤で萌が異性(ホスト)に懐疑的であっても、百戦錬磨な楓にとってはそんなのハードルですらなかったのでしょう。

コンプレックス

ルックスも役職も良しな楓ですが、実は一重にコンプレックスを抱いていたようです。

その証拠に「ホスト編」のラストシーン、トラックの高校に映っていた楓は二重になっていました。

萌が楓に惹かれたのは一重だったことも大きかったのですが、ある意味、皮肉的な描写です。

なぜなら萌が楓にハマり、風速嬢をしていた時、萌は客から指名されやすいようにプチ整形を行っていました。その整形箇所がまぶたで、一重から二重にしていたのです。

もっとも楓が整形した背景には諸説あり、「コンプレックスだったから」「No.1ホストになるため」など色々あります。

いずれにしても萌よりも仕事も恋愛もできても、人間的なところは同レベル……そんなリアリティな皮肉を感じずにはいられませんでした。

「明日私は誰かの彼女」楓の恋愛強者ポイント!こんなに出来る男だった!

楓が「すごい!」と称賛されているポイントを一言でいうと恋愛強者ぶりです。

何しろ明らかに夜の恋愛に慣れておらず、かつ消極的だった萌を落としてみせたのは、ひとえに楓が

・まめに連絡していた

・客(萌)が求めていたニーズを的確に提供した

・相手をコントロールするのが上手い

を貫いていたからでしょう。

まめに連絡していた

何度も繰り返しますが、物語序盤の萌は恋愛初心者以下でした。

男ウケを一切考えてないファッションにメイク、「楽しくない」という気持ちを隠そうともしない言動など雪や彩(アヤナ)など他の主人公と比べたら酷かったです。

そんな萌を変えたのは楓でした。

楓は店で丁寧に萌に対応して好印象を与えます。その後、楓からの営業連絡を貰い続けた萌はどんどん楓に絆されていきます。

そのうちプライベートなやり取りをしていくようになり、萌が精神的に参った時は駆けつけました。

楓のすごいポイントはこの連絡です。

少しでも客になってくれる女性にはたとえ相手がどんな人物であれ、連絡をし、コミュニケーションを絶やしませんでした。

いくら仕事のため、自分のためとはいえ、勤勉すぎます。

客(萌)が求めていたニーズを的確に提供した

これは萌と初対面したシーンから発揮していましたが、楓は萌が求めていた言葉を投げかけていたのが印象深いです。

萌は自身のことを「どこにでもいる、つまらない存在」と思う反面、「私には私なりの芯がある」と斜めに構えていました。

これは裏返せば自己評価が低く、それこそ「どこにでもいる、つまらない存在」だけど「私は他人とは違ってしっかりしている」と思うことで精神のバランスを安定していたように思えます。

だけど同時に「私はこんなにも頑張っているのに」と不満を抱いていたのでしょう。

だからこそ楓の「しっかりしているね」といった誉め言葉に心を揺さぶられ、最終的にはホスト狂いになりました。

この最初の誉め言葉が上手く、そこから先も萌とは友人のように接しながらもある時から恋人にするような言動に変わります。

こうした客(萌)が求めていた言動を的確に提供し、なおかつ自分に沼らせるようなテクニックに百戦錬磨を感じます。

相手をコントロールするのが上手い

楓は客にシャンパンやボトルのおねだりを要求するタイプではなく、自然にそうさせるタイプです。いわゆる「人たらし」といったところでしょうか。

このあたりの描写は優愛(ゆあてゃ)の担当ホスト・はるぴがクズだったこともあり、かなり強調された気がします。

現に楓は作中でこれといったトラブルはなく、むしろ人気が高すぎて忙しかったぐらいです。

客同士のトラブルが起こってもおかしくなかったにも関わらず、それがなかったのは「すごい!」の一言に尽きます。

関連記事:「明日私は誰かの彼女」真矢萌ネタバレ!ホスト編の結末はどうなる?

「明日私は誰かの彼女」で描かれる整形が投げかける読者へのメッセージ

「ホスト編」における楓の整形は読者にとってインパクトがありましたが、「明日私は誰かの彼女」では整形は珍しいテーマではありません。

例えば第3章「1mm」の主人公・彩(アヤナ)は昔、ルックスで周囲からなじられたことがトラウマとなり、整形依存症になりました。

また美醜に対しても敏感で、当初はそのあまりの身勝手ぶりに嫌悪感を抱いた読者も多かったはずです……しかし彩(アヤナ)は話が進むにつれてその印象が逆転するキャラとしても話題になりました。

いずれにしても「明日私は誰かの彼女」における整形は読者へ「あなたならどう思う?どうする?」というメッセージでもあります。

(なにも整形に限った話ではないですが)

その点、「ホスト編」における楓の整形はやはり皮肉であり決別でもあるように思えます。

先述したように萌と同じく、二重に整形した楓はどんなにホストとして出来る男でも人間的には萌と一緒……しかしそんな楓に心が動かなくなった萌は完全に楓と決別できたのだと思いました。

「明日私は誰かの彼女」の各話の結末は読者によって感じ方が違うため、綺麗に終わったとされている「ホスト編」でも人によってはハッピーエンドに受け取れないかもしれません。

人それぞれに答えがあるもの。

だからこそ明確な答えを用意していない「明日私は誰かの彼女」はこんなにも人気が出ているのでしょう。

関連記事:明日私は誰かの彼女は漫画ロウで読める?無料のサイトやアプリは?

まとめ

「明日私は誰かの彼女」、「ホスト編」の登場人物・ホストの楓は4月9日生まれの幹部補佐です。

ルックスも接客もずば抜けていますが、一重だったのがコンプレックスだったらしく、「ホスト編」のラストでは二重に整形しました。

恋愛強者な出来る男がなぜわざわざ整形をしたのか。

そこから読み取れるメッセージを読者たちがそれぞれ考えていくのが「明日私は誰かの彼女」を人気にしている要因だと思います。

-漫画・アニメ