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あたしンちの母死亡説とは!?最終回がやばいと話題に!

「あたしンち」とは漫画家・けらえいこさんが1994年6月5日~2012年3月11日まで読売新聞の日曜版に連載していた日常系漫画です。

テレビアニメにもなり、中国版や韓国版など海外向けに翻訳されたバージョンも発売されています。

そんな「あたしンち」の母が最終回で死亡したのではないか?と話題に。

何故そう言われるようになったのか、はたして母は死亡したのか調べてみました。

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「あたしンち」母の死亡説は原作の最終回が異様だったから!

「あたしンち」の母が死亡したと言われるようになった原因、それは原作の最終回が異様だったからです。

漫画「あたしンち」が最終回を迎えたのは2012年3月11日、タイトルは760話「はなはだ、とーとつですが」。

この話ではいつものようにタチバナ家やその周辺の人々の日常を描くのではなく、校庭でバレーをしていたみかんたちが空を見上げて驚いているシーンから始まります。

それは次のコマもとい教室にいたユズヒコたちでも続いていき、今まで登場してきたキャラが一様に空を見上げて驚いていくのです。

その間、これまで「あたしンち」を読んでくれた読者への感謝のメッセージが綴られているのですが、最後には「今日は遠いほうのスーパーが特売日だったから」と何事もなかったかのように空を飛んで帰ってきた母で締めくくられます。

父が「いつから飛べるようになったんだ、オマエは」というツッコミは入るものの、このスーパーマンのような母の行動は読者を大変驚かせました。

というのも「あたしンち」はどこまでも日常を重要視したマンガで、ファンタジー要素は一切なかったからです。

だというのに最終回で「母が空を飛ぶ」という構成に、読者は

・人間が空を飛ぶ=母が死亡=人間は死んだら魂は天に召される

という暗示ではないか?と考察されました。

また母の設定、体脂肪率50パーセントというネタも母の死亡説に拍車をかけます。

成人女性において体脂肪率50パーセントは入院が必要なレベルで、長生きはできないと言われているからです。

とはいっても「あたしンち」はコメディ漫画の一面もあるため、この体脂肪率はあくまでネタに過ぎないと思われます。

あたしンちの母は空を飛んでいたのは作者が疲れていたから?

何故けらえいこさんはこれまでの「あたしンち」の構成にはなかった描き方をしたのか、その理由は2012年3月4日のTwitterで垣間見えます。

けらえいこさんは「あたしンち」の最終回について

・体力的に週刊連載がつらくなってきたこと

・共同作成者である旦那も自分も体調を崩したこと

・東日本大震災のショックが未だ拭えず、連載をしていくのが苦しくなってきたこと

が「あたしンち」の連載をやめることになった理由だと明かしました。

そして2022年1月、けらえいこさんはネット記事のインタビューで上記の理由にくわえて

・17年間の有終の美を飾るエピソードが思いつかず、ミュージカルな終わり方にした

と語っています。

けらえいこさんに限った話ではありませんが、何かをクリエイトするって大変です。

この記事を書いてるのだって結構大変なんですよ(笑)

閑話休題。

とにかくけらえいこさんは「あたしンち」の最終回を迎えるにあたり、「あたしンち」のラストにふさわしい日常が思いつかなかった。そこで考えたのが母が空を飛ぶというエンディングです。

けらえいこさん曰く「ミュージカル風なエンディング」だそうですが、ネットで母死亡説が囁かれた時は驚いたそうです。

でも「あたしンち」ほど国民的な作品となると、都市伝説の1つくらい生み出したくなる魅力があると思います。

「クレヨンしんちゃん」なら実は野原家の日常はみさえの脳内のなかでしかなく、他の皆はみさえに合わせている……なんて怖い話もあったりするほどです。

さいわい「あたしンち」の母は死亡していないことは証明されています。

というのも「あたしンち」は2019年から連載を再開し、2021年には「あたしンちSUPER」としてコミックが販売しました。

その新連載でも母は登場しているので、母死亡説は的外れというわけです。

「あたしンち」の母って何者?タチバナ家一家まとめ

「あたしンち」の主人公・タチバナ家は母・父・みかん・ユズヒコの4人一家です。

母(CV. 渡辺久美子)

体脂肪率50パーセントな専業主婦。

年齢は43歳くらいで、身長は165cm。大分県出身。

明るく元気な性格ですが、内弁慶なところがあり、性格的に嫌なところもあります。また一般常識とズレた面もあり、それがコミカルな時もあれば自分の子供達たちと衝突する原因になったりする時もありますね。

そんな性格ですが愛嬌があるため、どこか憎めません。

料理が下手ですが、これは自己流でやらかすからで、レシピ通りに調理すれば美味しい料理がつくれるような描写があります。

ちなみに声優の渡辺久美子さんはみかん役のオーディションに受けに来たのですが、「母親役も」と頼まれたので受けたところ、合格しました。

父(CV, 緒方賢一/滝本富士子(少年時代))

無口で地味なサラリーマン。

年齢は40代後半、身長は165cm、大分県出身です。

あまり表情を変えることはなく、マイペースなところが特徴ですね。ただし少し偏屈な一面もあり、不思議な言動をしたりすることも。

トレードマークは丸メガネで、飽き性だったりします。

みかん(CV. 折笠富美子)

タチバナ家の長女。

高校2年生で、身長155cm、ちなみに貧乳です。

母親からは大雑把なところを、父親からは飽き性を受け継いだものの、素直で夢見がちな女の子ですね。

しみちゃんとは親友で、クラスメイトの岩木くんに片思いをしています。

トレードマークはお団子頭です。

ユズヒコ(CV. 阪口大助)

タチバナ家の長男。

中学2年生で、身長は155cm、トレードマークは細目です。

個性的なタチバナ家のなかで唯一の常識人で、ツッコミ役に回りがちですね。そのため苦労が絶えず、また本人が繊細な性格でもあるため、家族の遠慮のない物言いに凹みがちです。

基本的にクールですが、好きなアイドルのこととなると興奮する一面もあります。

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まとめ

「あたしンち」は2012年3月11日に最終回を迎えましたが、その最終回で母が死亡したのではないか?と話題になりました。

というのもこれまで現実的な描写だったにも関わらず、最後の最後で母が空を飛ぶという描き方をしたからです。

しかしそれには理由があり、作者・けらえいこさんの心身が追い込まれていたからです。

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