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ホントは怖い「ちいかわ」ワールド!うさぎや怖いエピソードを紹介

「なんか小さくてかわいいやつ(通称、ちいかわ)」はほのぼのしたイラストではあるものの、その世界観は「怖い」ともっぱらの評価です。

そのためアンチ・ヘイト勢もいるのですが、同時に「分かりづらい」とも言われています。

分かりづらいと言えばちいかわの主要キャラ、うさぎも実は同じことが言われていたりしますね。

そこで今回は分かりづらい「ちいかわ」の怖い世界観とうさぎについて迫っていきましょう。

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ホントは怖い「ちいかわ」ワールド!生々しい理不尽さがクセになる!?

結論から言ってしまうと「ちいかわ」の世界観が「怖い」と言われる理由は

・無造作にある命の危機

・シビアな労働環境

が癒し系マンガなタッチとのギャップも相まって、生々しく感じられるからです。

無造作にある命の危機

「ちいかわ」ワールドは可愛いマスコットたちがゆるーく暮らしているように思えますが、実際のところは全然違います。

例えば「ちいかわ」ワールドではお菓子は植物のように自生しているものの、ご飯や嗜好品はお金を稼がなくてはなりません。

つまるところ労働が「ちいかわ」ワールドにはあるのです。

労働の詳細については後述することにして、労働中の命の危機「モンスターの討伐」について触れていきましょう。

ちいかわたちは日々の暮らしのため、労働(日雇い仕事)をしているわけですが、そのなかに「モンスターの討伐」という仕事があります。

この仕事は文字通り正体不明のモンスターの撃退・討伐で、ちいかわたちもまた協力して討伐を受注することが度々ありました。

とはいえその成果は失敗と成功を繰り返しており、物語的な大成功はおさめていません。

ポイントは「ちいかわ」ワールドではこうした正体不明もといアンノウンたちが跋扈していることです。

アンノウンたちはちいかわたちの討伐だけでなく、ちいかわたちが歩いていたり住居でリラックスしていたりなど何気ない日常シーンにフラリと現れて突如襲いかかります。

そうしたアンノウンたちは

・キメラ

・アリ地獄

・ゴブリン

・擬態型

・魔女

など様々で、どれもこれも危険です。

このアンノウンたちは全く詳細不明で、作中でもこれといった説明はありません。しかしその説明のなさが読んだユーザーの想像力を刺激しています。

実際に考察し甲斐があり、個人的には面白いですね。

シビアな労働環境

ちいかわたちは生活のために日雇い仕事をしていますが、その種類は

・シール貼り

・草むしり

・モンスターの討伐

など事務仕事から危険な仕事まで幅広くあります。

ただしこれらの仕事はサブキャラ・鎧さんたちが管轄しており、どんな仕事が振り分けられるかは先着順です。

そのため収入は不安定なうえ、苦労した分に比べれば収入が割に合わないことも。

いちおう救済措置なのか、資格があれば報酬がアップするものの、あくまでもちいかわたちは労働者というカテゴライズに収まっているようです。

つまり出世、例を挙げるなら鎧さんたちをまとめる社長のような立場になる気配は一切ありません。

こうした世知辛さは私たちの生活に投影できるところがあり、それが癒し系マンガの印象を乖離させています。

関連記事:ちいかわ キャラクター紹介【登場人物一覧】モブキャラ・声優など

「ちいかわ」はなぜ分かりづらい?分かるようになるにはどうしたらいい?

「ちいかわ」が分かりづらい理由はひとえに説明がないこと、そして台詞がほとんどないことです。

特に説明がないことが分かりづらさを生み出していると思います。

「ちいかわ」ワールドでは理不尽な危機やアンノウンたちが登場し、それらにちいかわたちが巻き込まれたり撃退したりするものの、これといった説明がありません。

ただ起こった出来事を描くばかりで、どうしてこうなったのか。何故こんなことが起こるのかといったメカニズムは不明のままです。

また主人公のちいかわが感情は豊かではあるものの、喋れないこともあり、台詞がほとんどない回もあることもあって「分かりづらい」という評価に繋がっています。

現状「ちいかわ」の作風は変わる節はないため、「ちいかわ」を分かるようになるには読み手側が変わらなくてはなりません。

もっと言うなら楽しみ方を変える必要があります。

例えば筆者は設定魔&考察廚なので「ちいかわ」ワールドは実にそそられるますね。

どうしてこうなったのか、こんなことが起こる背景は何か等々メタ的なことも踏まえて考えていきます。

要するに自分で考えることこそが「ちいかわ」ワールドを分かりやすくするための秘訣というわけです。

「はあ?そんなのだるいじゃん?」という方は他の楽しみ方をお探しください。ただし炎上や煽りなどをするツールとして使うのはマナー違反であることをつけ加えておきます。

「ちいかわ」うさぎの分かりづらさとは?あの他作品のキャラとの違いも解説!

少しでも「ちいかわ」を読んでいるユーザーなら分かるでしょうが、うさぎはロックなやつです。

「ウラァ!」と叫びながらモンスターを容赦なく追撃したり、巨大なプリンに飛び乗って「キャハハ」と笑いながら遊んだりなどエキセントリックな言動が目立ちます……が、同時にちいかわたちのなかでは非常に優秀で、「草むしり検定」5級を持っていたりするハイスペックぶりです。

おまけに何だかんだ言って友達思い……ですが、立ち位置のせいかトラブルメーカーになってしまうことも。

うさぎがリサイクルショップで購入したアイテムのせいで、ちいかわたちの存在が危うくなる回が何度もありました。

さて、そんなうさぎが「分かりづらい」と言われている理由。

それは予測不能な言動・ちいかわと同じくちゃんとした言葉を喋らない・表情が変わらないなどが挙げられるものの、そのなかに面白いコメントを見つけました。

それはさくらももこさんの「コジコジ」と混合してしまう、というものです。

「コジコジ」とは薄い黄色の顔に緑色のたてがみをしたライオンのようなキャラで、国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」のOPで登場したりしています。

カラーリングも作者も違う2つのキャラですが、

・顔が似ている

・喋らないで、鳴き声のようなものを発する

・食い意地が張っている

といった共通点があることから「混合してしまう」「似ている」といった意見が相次いでいるようです。

イラストのタッチも似ていることも要因となっているようですが、作者が違う以上、うさぎはうさぎ、コジコジはコジコジです。

「似ているけど違うキャラ」という以上の深掘りはできないため、この件はここまでにしておきます。

関連記事:ちいかわの怖い話まとめ!世界観が嫌い・気持ち悪いという反応も

「ちいかわ」史上トップクラスの怖さ!?読者も困惑した「黒い流れ星」編とは?

「ちいかわ」史上、もっとも長く続いたエピソードでありその手法から読者も困惑した「黒い流れ星」編。

これは夜中にハチワレと自然の焼き立てパンを食べに行った次の日から1日をループしていることに気づいたちいかわの奮闘が描かれています。

ループということなので、多少の変化はあれど同じことが繰り返されているので読んだユーザーは「間違えて投稿した?」と勘違いしたほど。

そんな「黒い流れ星」編のあらすじは以下の通りです↓

・あらすじ

ある夜、ハチワレとともに自然の焼き立てパンを食べたちいかわ。

「こんな日がずっと続けばいいのにね」。そう言ったハチワレに頷くちいかわはその後、ハチワレの住居で不思議な話を聞かされます。

「黒い流れ星に願い事をすると願いが叶うんだって」。

「だけどいやーな気持ちにもなることもあるんだって」。

その時はそれだけで終わったものの、翌日からちいかわに不思議なことが起こりました。

ハチワレとうさぎの3人でカメラを使って遊び、お菓子を食べ合う。

ハチワレがランカーのモノマネをし、草むしり検定の勉強をする……そんな1日の出来事が毎日毎日、起こるようになったのです。

最初こそは全く同じ出来事に戸惑っていたちいかわでしたが、偶然、ハチワレとともに購入した目覚まし時計に黒い流れ星が居座っていることに気づきます。

黒い流れ星はちいかわの目覚まし時計を媒体にループを引き起こしていたのですが、それはちいかわがハチワレとともに焼き立てパンを食べた夜にそう願ったことを聞き入れたからです。

それを知ったちいかわはその願いを否定するものの、黒い流れ星は聞き入れず、ループを続けます。

はたしてちいかわは黒い流れ星をどうにかし、ループから脱出できるのか……!

↑という塩梅となっています。

続きは是非ご自身でご覧ください。

関連記事:ちいかわをまとめ読みする方法!漫画バンクなどで無料で読める?

まとめ

「ちいかわ」が「怖い」と言われるのは癒し系なイラストに反し、無造作に転がっている脅威や閉塞感がある労働環境のせいです。

とはいえこうした世界観に対する説明がないので「分かりづらい」とも言われています。うさぎもまたそのロックぶりから「分かりづらい」と言われているものの、「さくらももこさんのコジコジと混合してしまう」という面白い意見もありました。

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