「風都探偵」とは2017年から連載がスタートした「仮面ライダーW」の続編漫画です。
「仮面ライダーW」の人気もさることながら「風都探偵」もまた根強く支持されていますが、「炎上」というワードがつきまとっているのが気になるところです。
そんなわけで今回は作品の概要をはじめ、この「炎上」というワードについて解説していきましょう。
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「風都探偵」は炎上していない?「炎上」の意外な真相とは!
「風都探偵」を検索する際、表示される予測ワードのなかに「炎上」というワードが紛れています。
このワードを鵜呑みにするなら「風都探偵」で何かしらのトラブル・問題が起こり、炎上が起きてしまったのか?と思われても仕方がないでしょう。
しかしそれは全くの事実無根で、「風都探偵」あるいは関係者で炎上騒ぎは起きていません。
だというのに何故「炎上」というワードが付きまとうのか。
その真相はとても紛らわしいものですが、
・「大炎上」というブログが「風都探偵」を取り扱っている
からでした。
この「大炎上」というブログは専門的に「風都探偵」のアレコレを紹介しており、ブログ名のような問題行為は一切行っていません。
けれどもこのブログの名前が一般的な「炎上」と結びついてしまい、それを知らない人が検索した際に「風都探偵 炎上」とサブジェクトが表示されるようになったわけです。
なのでもう一度言うと
・「風都探偵」は炎上しておらず、「風都探偵 炎上」というサブジェクトは「風都探偵」の記事を投稿しているブログ「大炎上」を指している
ということを抑えていただければ助かります。
「風都探偵」と「淫獄団地」の関連は?サブジェクトに出るのは何故?
結論から申し上げると「風都探偵」と「淫獄団地」はまったくの無関係です。
「風都探偵」は「仮面ライダーW」の正式な続編であり「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中の漫画である一方で、「淫獄団地」は2021年1月からウェブコミックを配信している「ドラドラしゃーぷ#」で連載が始まった漫画です。
いちおう全年齢ではあるものの、タイトル通り「淫獄団地」は性的な描写が多く、アダルトコミックとしてよく紹介されています。
そんな「淫獄団地」と「風都探偵」がサブジェクトに出るぐらい結びついてしまったのか。その真相は定かではないものの、
・設定が似ており、それを面白がったユーザーたちによって盛り上がってしまったから
だと推察できます。
実は「風都探偵」と「淫獄団地」には1つ、非常に酷似した設定があるのです。それは
・特定のアイテムによる怪人化
となります。
「風都探偵」もとい「仮面ライダーW」の怪人は「ガイアメモリ」というアイテムに振り回されてしまい、その力に溺れて理性を失った人間たちが主でした。
一方、「淫獄団地」も欲求不満な人妻たちのもとに「リビドークロス」という謎の服が届けられて事件を起こします。
両者ともに怪人化を止める方法はあるものの、まるで「風都探偵」&「仮面ライダーW」をオマージュしたかのような「淫獄団地」の設定に面白おかしく宣伝するユーザーが出現。
これについてはスレッドが立っており、さまざまな反応があったことが現在でも確認可能です。
このときの騒動がサブジェクトに出るまで大きくなってしまい、現在に至っているのではないか?と考察しています。
「風都探偵」の概要・あらすじ・登場人物まとめ
それでは「風都探偵」の概要・あらすじ・登場人物をご紹介していきます。↓
「風都探偵」の概要
原作・原案など | 石ノ森章太郎(原作) 三条陸(脚本) 塚田英明(監修) 寺田克也(クリーチャーデザイン) |
作画 | 佐藤まさき |
出版社 | 小学館 |
連載誌 | ビックコミックスピリッツ |
連載期間 | 2017年8月7日~ |
巻数 | 全11巻(2021年8月時点) |
2009~2010年に放送した特撮作品「仮面ライダーW」。
その続編である「風都探偵」は2017年8月7日から週刊ビックコミックスピリッツにて連載を始めました。
「仮面ライダー」の生みの親である石ノ森章太郎はもちろん、脚本・監修・クリーチャーデザインは「仮面ライダーW」のスタッフが担っています。
時間軸は「仮面ライダーW」が終わった後であるものの、正確な時期は不明のままです。
ただし「仮面ライダーW」こと左翔太郎&フィリップは主人公として継続しており、媒体が青年漫画誌になったことでテレビでは描かれなかった風都の闇にフォーカスがうつるようになりました。
それは「仮面ライダーW」のファンを唸らせるほどで、「風都の雰囲気を再現している」など高評価を博しています。
その甲斐あって現在、累計発行部数は210万部を突破し、アニメ化にもこぎつけました。
アニメの情報はまだ不透明なところがあるものの、まずはU-NEXTで独占配信されて遅れてTOKYOMXやBS11などで放送予定だそうです。
「風都探偵」のあらすじ
風都、他の場所よりも風が吹きやすいこの街ではビルが溶けるのは当たり前。人が死ぬのは日常茶飯事です。
そんな怪異現象が絶えない原因は「ガイアメモリ」というアイテムで、とある組織が実験のために裏で流通させたからでした。
「ガイアメモリ」を拾った人間はその力をコントロールできず、「ドーパント」というクリーチャーになって自他もろとも滅んでいきます。
しかしそんな哀しいクリーチャーを止める者たちがいました。
その名は「仮面ライダーW」で、その正体は風都で奔走する私立探偵・左翔太郎と相棒のフィリップです。
2人で1人の仮面ライダーの戦いはいったん沈静化したかに思われたものの、彼らの事務所に謎の美女・ときめが訪れたことで新たな戦いが始まろうとするのでした。
「風都探偵」の登場人物
左翔太郎(ひだり しょうたろう)
鳴海探偵事務所で働く私立探偵。
所長不在の事務所でハードボイルドな探偵として振る舞おうとするものの、お人好しで人情家なので周囲から「ハーフボイルド」と評されている。
「2人で1人の探偵」であり「2人で1人の仮面ライダー」である。
フィリップ
本名は園咲来人(そのざき らいと)。
テレビ版では当初、記憶喪失だったものの、現在はその記憶と自分の正体を自覚している。家族の思いを背負い、今日も今日とて翔太郎の相棒として働いている「2人で1人の探偵」であり「2人で1人の仮面ライダー」。
本作でも特殊能力「「地球の本棚」の検索は使用可能となっている。
ときめ
第1話から登場した謎の美女。「T字路の魔女」というあだ名を持つ。
記憶喪失で、破損したガイアメモリを持っていた。素性を調べると窃盗犯であることが判明し、警察に出頭したものの、保護観察処分として翔太郎&フィリップが面倒を見ることになる。
肩書は探偵助手。
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まとめ
「風都探偵」における「炎上」というサブジェクトは「大炎上」というブログが由来になっていました。
「淫獄団地」にしてもユーザーが勝手に盛り上がったことが原因らしく、公式では何の繋がりもありません。
そんな「風都探偵」は2017年から連載をスタートさせてから現在に至るまで累計発行部数210万部を突破するほどの人気を得ています。