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ハムスターを飼い始める時期はいつがいい?時期によって変わること

子どものみならず、大人になってもペットショップは、わくわくがいっぱいです。特に、小動物コーナーでは、愛らしい動物たちがたくさん!

迎えるなら、あまり鳴かないハムスターがいい!そして、色んなタイプの中から、この子!という子を迎えると嬉しくて、すでに心がぽかぽかになってしまった私ですが、そんなこんなで十数匹のハムスターを迎え、一緒に暮らしています。

年中、ショップにいるような気がするハムスターですが、飼い始めるには適した時期、そうでない時期というものがあります。

ハムスターを迎えようかな、と思っている方の参考になればと思います。

気温が落ち着いている春、または寒くなる前の秋が飼い始めに適しています

夏に小動物コーナーに行くと、涼しさを感じます。冬は、ぽかぽか暖かく管理されています。これは、ハムスターをはじめとした小動物たちが体調を崩さないように、温度、湿度が調整されているからなのです。

ハムスターは、暑さに弱く、寒さにも弱い生き物です。ふわふわの毛があるから寒さに強そうなイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。でも、その説は、ジャンガリアンハムスターなら正しいと言えるでしょう。ジャンガリアンは比較的、寒いところに暮らしているハムスターなので、手足の裏や尻尾にふわっとした毛が生えています。ゴールデンハムスターは毛がなく、もし、このふたつの品種のハムスターを飼われる場合は、比べてみるとおもしろいかもしれません。

さて、ハムスターを飼い始める時期ですが、冷暖房を必要としない時期をおすすめします。具体的にいえば、春、もしくは秋でしょう。梅雨の時期は、湿度が高く、夏は気温が高いため、ハムスターは早く適切な湿度や温度が保てる場所に移動させてあげる必要があります。冬は寒く、ショップでは小さな貼りつけるタイプのカイロを箱などに貼ってもらえますが、早く暖かな場所に連れて帰る必要があります。

また、たとえ春先や秋であっても、気温差が激しい時期はできるだけ避けるようにした方が良いと思います。

ハムスターは、生態系の中でも捕食される部類に入るため、小さな物音や影、気配などに敏感です。ショップなどから新しい飼い主さんのもとへ住む場所が変わるだけでもストレスになります。これに加えて、温度変化のある夏や冬に飼い始めるとなると、ハムスターにかかる負担は大きくなります。できるだけ、適切な時期に迎えてあげるようにしてください。

ハムスターの赤ちゃんが欲しくなったら

相性の合うオスとメスがいる場合、赤ちゃんを見たくなることもあるでしょう。わが家では、ジャンガリアンハムスターの赤ちゃんが見たかったのですが、ゴールデンハムスターのオスとメスの相性がぴったりで、こちらの赤ちゃんを見ることになりました。

メスの発情期は4日ほどですが、成熟していれば、適齢期であるなら、年中、子どもを産むことができます。ただし、子育てにも適した時期というものがあります。

母親ハムスターと子どもたちのことを考えれば、繁殖は春先の暖かい頃、または、気温が落ち着く秋が適しています。

繁殖をさせようと考えている方には、その後の子どもたちの面倒がきちんと見られるか、まず、考えていただきたいと思います。ジャンガリアンでもゴールデンでも、5匹ほどは生まれると考えられます。ハムスターは、キャンベルを除くと、その他の品種は、単独生活を送ります。生まれた子どもたちに1つずつ、ゲージを与えられますか? 置き場所はありますか? このことをまずは考えていただきたいのです。里親さんを探そうと思っている場合は、早めに里親さんを見つけておく必要があります。ハムスターの成長はとても早く、生後3か月ほどで繁殖できるまでに育つこともあるのです。

飼い始める時期によって変わること

飼い始めの時期について、春または秋頃をおすすめするのですが、それ以外でも、ハムスターを迎えることはできます。真夏の真昼や、雪が降り積もるような極端な時期は避けていただきたいのですが、家に連れて行くまでにしっかり湿度や温度管理ができるなら大丈夫でしょう。

夏に迎えたハムスターは、突然、環境が変わり、大きなストレスを抱えるでしょうから、冷感グッズを活用したり、冷房をつけるなどの対策を行います。

冬に迎えたハムスターも、急に環境が変わって、落ち着かないでしょう。暖房をつけずにいると、ハムスターは冬眠することもあります。冬眠は、ハムスターにとって、命がけともいえる行為です。人間の手によって暮らしていくには、冬眠は必要ないもの。床材を多く入れる、保温プレートなどのグッズの活用、暖かい場所にゲージを置くなどしてください。

飼い始めの時期によってゲージの種類を変えてみよう

私が子どもの頃は金網タイプのゲージが主流でしたが、最近ではロフト付きのプラスチックタイプ、ガラスタイプのものなど、選ぶのに迷ってしまうほどの種類があります。

年中使えるタイプとしては、金網が半分ほど使われているプラスチックタイプものがおすすめです。ガラスタイプや水槽を飼育容器に選ぶ場合、夏場などは蒸れてしまうことがあるので注意してください。

冬は、ガラスタイプや水槽の場合、保温力があり、この季節だけ、これらの飼育容器にハムスターを引っ越しさせるというのも良いかと思います。

いずれにせよ、定期的な床材やトイレの砂の交換、食べ残しなどがないか巣箱を確認するなどの作業は必要です。

季節のグッズがハムスターに気に入ってもらえるかはハムスター次第

飼い始めの時期が、どの季節になるかは飼い主さん次第ですが、冷感グッズ、温感グッズをいくら人間側が用意しても、ハムスターが使ってくれるかというと、そうでもないのが現実です。

わが家では、夏の暑さ対策として冷感プレートやひんやりトンネルを取り入れてみたのですが、利用してくれている子は半分以下です。それぞれに気に入った寝床だったり、涼を得る場所を探しているようです。それもまた、ハムスターの魅力の一つですが、せっかく買ってきたのに、と思ってしまう飼い主の心情。飼い主の心を少しでもくみ取ってもらいたい、と思うのはやはり身勝手なことなのかもしれません。

まとめ

ハムスターを飼い始める時期のおすすめは、春または秋です。でも、ショップで気に入った子が見つかったら、季節は問わず、寄り道せずに自宅に連れて帰ってください。

ハムスターにとって快適な暮らしをととのえてあげるのも、飼い主の務めです。あなたとハムスターが仲良く暮らせることを願います。

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