「出雲大社で不思議な体験をした」、そんな話を小耳に挟んだことはありますか。
どちらかと言えば「参拝したら恋人ができた!」と有難いご利益のほうが有名でしょうが、実は出雲大社では「参拝中に不思議な体験をした」という報告が相次いでいます。
いったいどんな不思議な体験をしたのか、その正体は何なのか、具体的なエピソードを交えながら迫っていきましょう。
出雲大社であった不思議な体験5選!
まずは出雲大社へ参拝し、その参拝中もしくは後で不思議な体験をしたというエピソードをご紹介していきます↓
出雲大社の手水が突然……!
出雲大社・出雲記念館で働く女性のエピソードです。
2016年9月、帰宅しようとした女性がいつものように神社の鳥居をくぐろうとしたら「突然手水舎の手水が流れた」と言います。
あまりにも突然だったため、驚いた女性でしたが、この出来事を「何かのサイン」と捉えたそうです。
(出典:
参拝中、風を感じなかった
「僕の辞書から就職が消えた日」の著者・ちゃんこまさんの体験談です。
出雲大社で境内を巡っていると、綺麗に整えられた芝生が広がる場所にたどり着いたちゃんこまさんはそこで友人が呟いた一言を聞いて「あること」に思い至りました。
「本堂(拝殿?)の奥に入ってから風を感じなかった」、と。
ちゃんこまさんが出雲大社へお参りした日、島根県は「台風が直撃する」と予報されていたそうです。
そのためちゃんこまさんたちはなるべく早く出雲大社へお参りしに行ったものの、当日は風が強く、本堂(拝殿?)でもそれを感じたと言います。
ところが奥へ進むとピタッとおさまり、芝生のところで風を感じてその事実に気づいたというエピソードです。
(出典:https://chankoma.com/izm-kns)
「勢溜(せいだまり)の鳥居」の金色な筋斗雲
東京都在住、スピリチュアルカウンセラーのさされいこさんの体験談です。
さされいこさんは2019年11月、「神在月」の期間に出雲大社に向かいました。
日にちは11月12~14日で、この期間中にいくつか不思議な体験をしたようです。
そのうちのエピソードとして「勢溜の鳥居」の金色な筋斗雲が挙げられます。
さされいこさんが「勢溜の鳥居」付近にあった東屋でメールを打っていると、無数の雲にまぎれて金色の筋斗雲が浮かんでいたらしいです。
その金色の筋斗雲はさされいこさんの頭上に落ち、さされいこさんはビックリしたと言います。
他にも似たような体験を出雲大社でしているそうなので、興味がある方はどうぞご覧ください↓
(出典:https://ameblo.jp/sasareiko/entry-12546418875.html)
出雲大社の真骨頂、これぞ「縁結び」!
「九死に一生な話」から「人から聞いた怖い話・不思議な話」など世のさまざまな体験談を集めたサイト「不思議な話・恐怖神霊体験談」、ここでも出雲大社にまつわる不思議な体験談がたくさん寄せられています。
その一部を簡単に取り上げると
・7年も交際していたカレシと別れた女性
・参拝後、職場の先輩にアタックして付き合うことになった宮崎県の女性
・出雲大社に「恋人がほしい」とお願いしたところ、友人の紹介で好みの女性と出会えた高知県の男性
・20代後半に友人とともに参拝したら、その友人は結婚し、自身もまたカレシができた兵庫県の女性
・出雲大社に参拝した1週間後、気になっていた男性と再会してそのままゴールインした岡山県の女性
などです。
話によっては出雲大社にお参りした後、巡り合った異性と必ずしも結婚できたわけではないものの、全員が全員、その交際を良い思い出と思っていることが伝わってきます。
詳しくはコチラをご覧ください↓
(出典:https://fushigi-taikenn.com/ennmusubi-jinnjya-izumoooyashiro/
:https://fushigi-taikenn.com/izumotaisya-ennkiri-goriyaku-taikenn/)
神楽殿の奥にあった謎の人影
これは2017年9月、ヤフー知恵袋の回答として投稿されたエピソードです。
同年同月、「出雲大社にまつわる参拝後に起こった不思議な体験談を教えてください」という質問に
・神楽殿の鳥居をくぐったところ、神楽殿の奥で謎の人影を見た
・でも近寄っても誰もいなかった
・白い衣装をした男性であるのは間違いない
という回答がされています。
文の締めくくりには「大国主様でも見たのかな?」と書かれ、質問したユーザーは大分満足したようです。
(ちなみに質問したユーザーは「参拝後、夢を見なくなった」ことを不思議な体験談として語っています)
(出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11179572206)
神社にまつわる不思議な体験、その正体はコレだ!
出雲大社にまつわる不思議な体験談を通して分かるように、参拝者が体験したことは
・参拝中:風がピタリと止んだ、不思議な雲を見つけたなど
・参拝後:人間関係で大きな変化が起こった(交際相手との出会い)
の2通りに分けられます。
このうち参拝中の出来事は「神様が参拝を歓迎しているサイン」、参拝後の出来事は「神様のご利益を正しく受け取れた」と考えていいでしょう。
参拝中の不思議なこと=神様が歓迎している!?
「神様が参拝を歓迎しているサイン」とは出雲大社に限らず、他の神社でも起こる現象です。
その現象もといサインは
・神社に行きたくなる
・天気に恵まれる
・神社の前で猫やカラスなど動物と出会う
・神事や結婚式と遭遇する
・雨が降る
・風が吹く
・お参りすると気持ち良くなる
といったように多種多様となっています。
特に縁起が良いとされているのは雨と風で、雨はお清めとして、風はとても神様が喜んでいるサインだそうです。
(こういった風を「神風(霊風)」ともいい、風がなくても本殿に下げている布(御幌)や注連縄が揺れていれば余程のことだと思われます)
もちろん逆に「歓迎されないサイン」というものもあり、
・到着できない
・何も感じない
・観光客だらけなのがやけに気になる
など「ケチがついたな……」と思ったらその時点で引き返すか、もしも参拝中なら簡単にお参りだけして後にするのがおすすめです。
例えば「辿り着ける人のみ辿り着ける」という玉置神社では行こうとしたものの、睡魔に襲われたというエピソードが確認できます↓
(http://kumano-fan.com/tamakijinjya-miracle-again-4841)
こうしたことが起こるのは神社は観光地ではなく、神様の家だという証拠です。
そのことをどうか忘れないでください。
参拝後の不思議なこと=神様のご利益を正しく受け取れた(浄化が高まる)
参拝後の不思議な出来事は色々ありますが(出雲大社では恋愛成就が多い)、これらはひとえに「エネルギーが高まった」と言えます。
例を挙げるなら参拝後に起こる嫌な出来事で
・車をぶつけた
・お金を嫌々支払った
・交際中の相手と別れた
などは浄化、いわゆるデトックス効果だとされています。
たとえ今は不快な思いだとしても、のちにそれが良いことへと繋がるはずです。
例を挙げるなら先述した出雲大社にお参りしたら、7年付き合ったカレシと別れた女性は「彼とは結婚観が違っていたから別れてよかった」と述べています。
もちろん元から良い出来事に恵まれた人もいますが、これは元々浄化しなくても良い出来事が起こりやすい状態だったからだと思います。
出雲のお土産に勾玉はいかが?「いずもまがたまの里 伝承館」
・「いずもまがたまの里 伝承館」
住所 | 島根県松江市玉湯町湯町1755-1 |
電話番号 | 0852-62-2288 |
営業時間 | 9:00〜17:00(レストラン、11:00〜15:00) |
定休日 | 無休 |
入館料 | 無料 |
「三種の神器」の一つとして知られる勾玉は出雲、もとい島根県松江市玉造が有名な産地です。
古代日本(縄文時代など)の装飾品でもある勾玉はそのカタチの由来が諸説唱えられているものの、現代と同じく「幸運をもたらすアクセサリー」として重宝されていました。
特に玉造にある山・花仙山(かせんざん)には良質な青メノウの採掘に困らなかったため、いつしか玉造は勾玉の産地となっていきます。
そのため勾玉は工芸品となっただけでなく、出雲大社の宮司が新任する時は宮中への献上する「美保岐玉(みほぎだま)」を現在でもつくられているほどです。
その「美保岐玉」をつくるのがここ、「いずもまがたまの里 伝承館」となります。
「いずもまがたまの里 伝承館」はいわゆる勾玉専門のミュージアムで、勾玉の原材料である青メノウの原石はもちろん、昔の人が扱っていた勾玉づくりの道具などを展示している施設です。
ミュージアムには職人も属しており、「勾玉職人工房」というエリアでは職人の勾玉づくりをガラス越しに見学できます。
販売コーナーでは様々な勾玉や天然石のアクセサリーが購入できるようになっているものの、勾玉づくりを簡単に体験できる「勾玉づくり体験」も可能です。
出雲大社であったという不思議な体験はけっこうあるものの、「頭痛がした」や「体調を崩した」など身体的な変化がないのが興味深かったです。
まとめ
どちらかと言えば「神様が歓迎しているサイン」である参拝中の出来事、そして「ご利益(エネルギー)をもらえた」参拝後の出来事に片寄っているような気がします。
「いずもまがたまの里 伝承館」も興味深いミュージアムですし、一度は行く価値ありだと思いました。