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モルックはオリンピック競技?ルールや競技人口、発祥の地など

誰でも世界大会に行けるのです!オリンピック出場はとても難しいですが、モルックなら世界を目指せる!

そんな可能性を秘めたモルックについて紹介します。

そんな可能性を秘めたモルックについて紹介します。

最近、「モルック」という言葉を聞いたことはありませんか?フィンランド発祥のスポーツで、最近テレビやYouTubeで頻繁に取り上げられています。

なんとこのスポーツ、誰でも世界大会に行けるのです!オリンピック出場はとても難しいですが、モルックなら世界を目指せる!

そんな可能性を秘めたモルックについて紹介します。

老若男女楽しめる超簡単スポーツ!

モルックのルールはとても簡単。棒を投げて12本のピンを倒して得点を重ねていき、最初に50点ぴったりになった人が勝ち。

投げる木の棒をモルック、倒すピンをスキットルと呼びます。モルックとスキットルは、フィンランドの白樺の木からできており、Tactic社製のみが公式なものとされます。

Tactic社製のモルックはAmazonで6000円ほどでお手頃な価格。ルールも簡単で敷居が低く、老若男女楽しめます。公園やキャンプ場で遊ぶ人が多いようです。

具体的なルールは以下になります。

・投げる場所は、スキットルから3.5mの位置

・投げ方は下手投げのみ

・1本だけ倒した場合、スキットルに書かれた数字が得点となる

・複数本倒した場合、本数が得点となる

・最初に50点ちょうどになったプレイヤーまたはチームが勝利となり、その時点で試合終了となる

・50点を超えてしまうと、25点に戻ってしまう

・3回連続0点だと失格となる

どのスキットルを狙って得点を稼ぐか、どのように相手を邪魔するかというところは、カーリングにも似ており、戦略性も問われます。

モルックの競技人口はまだまだ!

マイナースポーツであるモルックの競技人口は、世界では約10万人、日本では約1万人と言われています。

国際モルック連盟(IMO)という組織があり、加盟している国は、チェコ、エストニア、フィンランド、フランス、 日本、ドイツ、トルコ、香港、スペイン、アメリカ、オーストリア、ギリシャ、ネパールの13カ国。

オリンピックの競技採用基準は、「男子では4大陸75カ国以上、女子では3大陸40カ国以上で行なわれている競技」のため、まだまだオリンピックには程遠いですね。

誰でも世界大会に出場できる!

実費で現地に行けてルールがわかる人であれば、誰でも日本代表として世界大会に出場できるとのこと。なんと夢のあることでしょうか!

世界大会は2016年から開催しており、各年の開催場所は以下のとおり。(フランスはフィンランドに次いでモルックが人気な国)

2016年 フランス

2017年 チェコ

2018年 フィンランド

2019年 フランス

アジア大会、日本大会もあり、2021年11月には熊本で第8回モルック日本大会が行われました。なんと155ものチームも参加しています。

モルックの発祥の地

そんなモルックは、フィンランド南東のカレリア地方で数百年の歴史をもつキイッカという投擲競技が元になったスポーツ。

キイッカをより誰でもできるように変え、1996年にある会社がモルックとして発売しました。それ以降、フィンランド国内では選手権を行なっています。

フィンランドでは、サウナやお酒を楽しみながらモルックで遊ぶらしく、さすが世界幸福度ランキング1位の国。楽しそうに遊ぶ姿がイメージできますね。

テレビ番組もある!

なんとモルックのテレビ番組もあります。その名も「キングオブモルックのモルック大作戦‼︎」。芸人4名(パンサー向井さん、さらば青春の光の森田さん、みなみかわさん、カナイさん)が出演しています。

https://s.mxtv.jp/variety/molkky/

森田さん、みなみかわさん、カナイさんは、「キングオブモルック」というチームとして、2019年にフランスで開催された世界大会に参加、それがきっかけで日本のメディアがモルックを取り上げるようになりました。

この番組では、毎回ゲストとキングオブモルックがモルック対決をする内容であり、モルックを知らない人でもしっかり楽しめます。観るとモルックをしたくなること間違いなし!

放送局はTOKYO MXのため、関東の一部のみの放送ですが、「エムキャス」というアプリを使えば、全国どこでも観れることができます。

モルックを買って遊んでみた!

本記事を書く私本人も、KinKi Kidsやバナナマンのテレビ番組でモルックに出会い、見た瞬間にやってみたくなり、Amazonでモルックを購入。

届いたモルックセットはかなり重さがあり、公園に持っていくのが少し大変でした。家族5人で早速遊んでみると、かなり盛り上がります。

思い通りにピンを倒せることもあれば、微妙な倒れ方をしたり、外れてしまうなど、一投ごとに一喜一憂し、声を上げてしまいます。

やはり他のスポーツ経験がある人は、モルックも上手いように感じました。しかし、ルールが簡単なので運動が苦手な人でも充分に楽しめるのが良いところ。

また、マイナースポーツなので、通りすがりの人からたくさんの注目を浴びました。初めて見る人からするととても気になるスポーツですね。

近くのモルックチームに入ってみた!

ちょっと体験してみたいという方は、お近くのモルック団体の練習に参加してみるのもおすすめ。以下、日本モルック協会のサイトに団体一覧ページがあります。

https://molkky.jp/teammap/

モルックにハマってしまった私も、家の近くのモルックチームに問い合わせて練習に参加してみました。参加人数は10名くらい、年齢層は30-50代。

それぞれ投げる練習をした後、3人1組でチームを組み、3回試合をしました。チーム戦は初めてでしたが、個人戦よりプレッシャーがかかります。

その分、成功したときはチームでの一体感が生まれ、とても楽しい時間でした。ほどよい運動量で体もポカポカして良い週末を過ごせました。

みんなでワイワイもいいし、世界を目指すのもいい!

モルックはとても気軽にできるし、頭だって使う素晴らしいスポーツです。子どもでも車椅子の方でさえもできます。

晴れた休日の公園で、家族や友達とピクニック感覚でワイワイとモルックを楽しむのはいかがですか?負けず嫌いな人であれば、しっかり練習して公式試合での勝利を目指すのもよいでしょう。

オリンピックに採用されるほどのスポーツではないかもしれません。しかし、モルックなら世界と簡単につながれるのです。

無数の可能性を秘めたモルック。一度でいいから皆さんにやってほしいです!

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