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【2022】おかげ横丁の食べ歩きグルメで外せないお店まとめ!

「おかげ横丁」といったら食べ歩きグルメ……ですが、2022年になっても臨時休業もしくは営業時間の変更を余儀なくされる店舗が多々あります。

よって「おかげ横丁」で食べ歩きをする際は事前に店舗のHPやTwitterなどを要チェックです。

今回ご紹介するグルメとお店は2022年時点の情報に基づいています。

そもそも「おかげ横丁」って何?

「おかげ横丁」とは伊勢神宮内宮前に広がる観光スポットです。

展示施設をはじめ、和食や洋食といった食事処やスイーツに特化したカフェ、三重県の伝統工芸品を扱う専門店などさまざまなお店が軒を連ねています。

人によっては「おかげ横丁」のことを「おはらい町」と言ったり、「おはらい町・おかげ横丁」とセットにしたりしますが実のところ両者は別物です。

地元民でも混合しがちですが、「おかげ横丁」と「おはらい町」は

・「おかげ横丁」=1993年7月16日にスタートした観光地

・「おはらい町」=内宮入口の宇治橋から800mほど続く町(鳥居前町)

となっています。

要するに「おかげ横丁」は平成から開業した観光スポットで、「おはらい町」は内宮前に佇む町の呼び名というわけです。

なんで「おかげ横丁」ができたの?

「おかげ横丁」は伊勢の名物・赤福餅を提供している株式会社「赤福」が開業しました。

(現在の運営は子会社である株式会社「伊勢福」が担っています)

なぜ「赤福」が「おかげ横丁」という観光スポットをつくったのか、その理由は深刻な参拝者不足でした。

「おはらい町」は代々「お伊勢参り」によって繫栄してきたものの、明治時代以降になると徐々にその活気が失われていきます。

その理由はさまざまで、「お伊勢参り」の勧誘役であった「御師(おんし、下級神官)」の廃止や自動車の普及などです。

つまるところ「おはらい町」に足を止めてくれる参拝者がいなくなったせいであります。

実際に80~90年代の「おはらい町」の年間における参拝者数は20万人だったそうです。

これに危機感を覚えた当時の「赤福」は「おはらい町」の一角に伝統的な伊勢らしい街並みを整備しました。

空を見上げれば分かりますが、実は「おかげ横丁」周辺には電線が見当たりません。

これは電線を地中に埋めているからです。いつもは空に張り巡らされている電線がないのは少し不思議であるものの、伊勢神宮の空気のおかげか、違和感はありません。

他にも石畳を舗装するなど、とにかく「赤福」は新しい観光スポットを手がけていきました。

こうして古き良き伊勢の風景となった「おはらい町」の一角は第61回式年遷宮に合わせて「おかげ横丁」として始まったわけです。

「おかげ横丁」食べ歩きグルメ5選!

「おかげ横丁」には多種多様な食べ処やカフェが並んでいますが、ここでご紹介するのは店先で購入できるグルメです。

そのまま片手で持ち歩きつつ、食べられるものばかりなので小腹が空いたら丁度いいでしょう↓

「豚捨」のコロッケ&メンチカツ

住所三重県伊勢市宇治中之切町52
電話番号0596-23-8802(販売) 0596-23-8803(飲食)
定休日無休(臨時休業あり)
営業時間4月~9月(夏季) 午前9時~午後18時 10月~3月(冬季)午前9時~午後17時
公式URLhttps://www.butasute.co.jp/

「豚捨」といったら伊勢市の老舗であり、「おかげ横丁」グルメ店のトップクラスに入る和牛のお店です。

東京丸の内にも出店しているそうですが、本店はこちらとなります。

お店では牛鍋などしっかりした料理も食べられるものの、おすすめはコロッケ(100円)とメンチカツ(150円)です。

サクサクした衣にしっかりとした味付け、じゃがいもの風味も落とさないグルメは「豚捨」でしか堪能できません!

「豆腐庵山中」の豆腐アイス&うの花ドーナツ

住所伊勢市宇治中之切町95
電話番号0596-23-5558
定休日木曜日
営業時間午前10時~午後16時
公式URLhttp://tofu-an-yamanaka.jp/#s4

「豆腐庵山中」は店名が示しているように豆腐を扱っているお店です。

ここの食べ歩きグルメは豆腐アイス(320円)とうの花ドーナツ(110円)となります。

前者は豆腐と豆乳、後者はおからをスイーツにしたグルメで優しくて素朴な味が売りです。

なお豆腐アイスはお子様サイズもあるらしく、「少しだけにしたい……」と思った方は是非店員さんに申し込んでみてください。

「やきもの泰二郎」の玉子焼き

住所三重県伊勢市宇治浦田1-3-4
電話番号080-5123-7263
定休日不定休
営業時間午前10時~午後15時
公式URLなし(参考サイト:https://okageyokocho.com/?no=15

「やきもの泰二郎」は店先で卵焼きを焼いているのですが、えびせんをお皿代わりに差し出してくれるので「落としてしまった……」なんてことはまずないです。

それよりも「やきもの泰二郎」の卵焼き(120円)は良い甘さと出汁が利いており、ふわふわとした食感もほっぺたをゆるませてくれます。

この卵焼きをサンドにした玉子サンド(170円)もあり、こちらもおすすめです。

「だんご屋」のお団子

住所三重県伊勢市宇治中之切町12
電話番号0596-23-8732
定休日無休
営業時間午前9時30分~午後17時30分(季節や曜日によって変更あり)
公式URLなし(参考サイト:https://okageyokocho.com/?no=15

お団子専門店「だんご屋」のお団子もまた、「おかげ横丁」の食べ歩きグルメとしてよく取り上げられています。

そのラインナップは生醤油・みたらし・きな粉など多種多様であるものの、ここは「黒蜜」がおすすめです。

伊勢地方ではお団子のタレに黒蜜をかけるそうですが、「だんご屋」の黒蜜団子は香ばしい味わいになっていると聞きます。

甘い味に飽きたら、黒蜜団子を食べて舌をリフレッシュするのはいかがでしょう?

「フルーツラボ」のフレッシュジュース

住所三重県伊勢市宇治中之切町52
電話番号0596-23-8830
定休日年中無休
営業時間午前9時30分~午後17時30分(季節によって変更あり)
公式URLなし(参考サイト:https://www.ekiten.jp/shop_64396965/

食べることも大切ですが、「喉が渇いてきたな……」と思ったら「フルーツラボ」に向かうべきでしょう。

「フルーツラボ」は厳選したフルーツ100%なフレッシュジュースをはじめ、スムージーやオーレなども取り扱っています。

定番のフルーツから三重県産のみかん、さつまいもなどもありますが、寒い時期にはゆず甘酒やコンポタージュといった温かい飲み物も購入可能です。

ここも外せない!「おかげ横丁」お店グルメ3選!

食べ歩きグルメのスポットである「おかげ横丁」はランチやスイーツも豊富で、混雑していることに目を瞑ればお店に困らないです。

それにトイレに行きたい時も「おかげ横丁」に佇むトイレは順番待ちになっていることも多々あるため、お店に入るのは一石二鳥です↓

「赤福 本店」の赤福餅

住所三重県伊勢市宇治中之切町26
電話番号0596-22-7000(お問い合わせ、予約は不可)
定休日年中無休
営業時間午前5時~午後17時
公式URLhttps://www.akafuku.co.jp/

三重県名物・赤福餅を生み出した「赤福」、その本店がここ「おかげ横丁」に佇むお店です。

店内はいつも人で賑わっており、騒がしいというよりも皆が皆、思い思いにくつろいでいます。

そんな「赤福 本店」のおすすめメニューは当然、「赤福」です。

お茶とセットで、220円となっています。

あとは夏季であれば赤福が隠れている抹茶味のかき氷「赤福氷(520円)」、冬季なら赤福と上品な味わいが堪能できるぜんざいがセットになった「赤福ぜんざい(520円)」がおすすめです。

「ふくすけ」の伊勢うどん

住所三重県伊勢市宇治中之切町52
電話番号0596-23-8807
定休日年中無休
営業時間午前10時~午後17時30分(ラストオーダーは午後17時)
公式URLhttps://www.ise-cci.or.jp/iseudon/

伊勢うどんのお店「ふくすけ」のグルメはもちろん、伊勢うどんです。

太めで柔らかいうどんと濃厚なタレだけの伊勢うどんだけでなく、甘辛く煮た松坂牛肉が乗ったメニューもあります。

値段も量もリーズナブルで、もしもランチに迷ったら行ってみる価値ありのお店です。

「すし久」のてこね寿司

住所伊勢市宇治中之切町20
電話番号0596-27-0229
定休日不明
営業時間午前11時30分~午後17時30分(ラストオーダーは午後17時)
公式URLhttps://okageyokocho.com/main/tenpo/sushikyu/

「すし久」のてこね寿司も伊勢名物の1つで、醤油タレが光る分厚いカツオの刺身と酢飯をいただきます。

ボリュームはあるものの、漬物やみそ汁などもセットになっており、飽きずに食べることができます。

松竹梅で値段が異なっており、おかずなどのセットはそれぞれで違うのも特徴です。

見た目は高級料亭のようで、内装も景色も趣がありますが、「おかげ横丁」では気楽に立ち寄れるお店となっています。

まとめ

「赤福」が手掛けた観光スポット「おかげ横丁」、そこにある食べ歩きグルメはどれも絶品です。

ランチも揃っているし、スイーツも問題なし、飲み物だってあります……まさに死角なしです。

ご紹介しませんでしたが、個人的に「伊勢」さんの甘酒と「伊勢くすり本舗」さんの萬金飴はおすすめできます。

2021年が過ぎても状況が収束しないものの、もし伊勢に立ち寄ったら少し足を伸ばしてみてはどうでしょうか?

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