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柱稽古編がつまらないと言われる3つの理由とは!?

春クール作品として放映された刀鍛冶の里編。上弦の鬼を倒し、禰豆子が太陽を克服したシーンは挿入歌も相まって感動的なものとなってましたね。更にエンディングでは村を挙げて炭治郎を送り出すアニメオリジナルシーンも加わって、大団円を迎えたわけですが、終了後には「柱稽古編」の制作が発表されました。全ての柱が登場するPVも公開され、一瞬だけ既にリタイアした炎柱の姿が写っているなどファンには嬉しい作りになっております。

しかし、そんな柱稽古編ですが、ネットで検索してみると、「つまらない」といったワードがサジェスト上位に入ってます。何故、柱稽古編はつまらないのでしょうか?今回はその原因を解説していきたいと思います。

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柱稽古編はどんな話?

柱稽古編は、原作130話~136話(コミックス15巻~16巻収録)の全7話で構成される、いわば「特訓回」です。柱から直々に稽古をつけてもらえるのは継子(つぐこ)のみとなってますが、禰豆子が太陽を克服した事をきっかけに、鬼の出現が極端に少なくなった事で、本来多忙である柱を順番に回り、稽古をつけてもらえる柱稽古が実現したのでした。

特訓回のため他エピソードと比べると内容も短く、これが終わるといよいよ最終章となる「無限城編」へと突入するため、繋ぎのようなものと捉えられがちですが、各柱の個性が垣間見えるため、推しキャラがいるファンにとってはお気に入りなエピソードなのです。

柱稽古編で登場する柱と稽古内容

柱稽古では、炎柱・煉獄杏寿郎と蟲柱・胡蝶しのぶの2人を除いた7人の柱が登場し稽古をつけてくれます。

第一の試練、元音柱・宇髄天元による基礎体力向上稽古

第二の試練、霞柱・時透無一郎による高速移動稽古

第三の試練、恋柱・甘露寺蜜璃による地獄の柔軟

第四の試練、蛇柱・伊黒小芭内による太刀筋矯正稽古

第五の試練、風柱・不死川実弥による無限打ち込み稽古

第六の試練、岩柱・悲鳴嶼行冥による筋肉強化稽古筋力強化の訓練

第七の試練、水柱・冨岡義勇による最終訓練。千年竹林の中にある訓練場で行われたものの内容は不明

稽古内容は柱の性格や個性が反映されてて面白いです。さらに、今まであまり本編で登場しなかった柱との交流もあるため、派手な戦闘はないにしろ、今後に向けて重要なエピソードなんです。個人的には、刀鍛冶の里編を通じて感情を取り戻した無一郎と炭治郎のやり取りが微笑ましくておススメ!
また、各編ではエピソードの中心となる柱の過去が語られますが、柱稽古編では冨岡と悲鳴嶼の過去が明らかになります。

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ピックアップされる柱は、冨岡と悲鳴嶼

冨岡は、共に最終選別受けた親友の錆兎(さびと)の命と引き換えに自分だけが合格した事に負い目を感じていました。親友を犠牲に、鬼を1体も倒す事無く合格してしまった自分。そんな自分が許せなく、「自分が死ねばよかった」、「自分は柱にはふさわしくない」という自己否定を繰り返すきっかけになった過去が描かれています。

また悲鳴嶼はかつて寺で身寄りのない子どもたちを育てていました。ある日、その中の1人の子供がきっかけで、寺は鬼に襲われ子供たちが次々に喰われてしまうことに。そんな中、悲鳴嶼は自身の並み外れた力を初めて自覚し、朝まで鬼を殴り殺し続け、そして唯一助けられたのが幼い少女の沙代でした。壊滅状態となった寺で何とか沙代を守り通した悲鳴嶼でしたが、翌朝、混乱した沙代が、「あの人がみんなを殺した」と口にしてしまい、殺人犯として投獄されてしまうといった悲しい過去が明らかになります。

では次に、何故不評と言われるかその理由を3つご紹介いたします。

つまらない理由①明確な敵が出てこない

まず理由その①は、「敵が出てこない」ことです。

鬼滅の刃は登場する敵キャラも魅力の一つです。無限列車編の猗窩座、遊郭編の妓夫太郎と堕姫、刀鍛冶の里編では半天狗・玉壺と連続して強力な上弦の鬼が登場しましたが、柱稽古編はそもそも倒すべき敵が登場しません。あくまで目的はレベルアップなのです。そうなると、鬼との戦いがメインストーリーの本作としては、魅力が引き出せず、余談である感がぬぐえません。

つまらない理由②話数が短い

2つ目の理由は「ストーリー自体が短い」ことです。

上でも述べましたが、柱稽古編は全7話と全ストーリーでも屈指の短さです。

印象的な戦闘シーンも無いため、他編と比べて内容に薄みを感じてしまうのかもしれません。

各柱の個性や関係性が垣間見えるシーンや、冨岡と悲鳴嶼の過去など見どころはあるものの、見る人によって評価が変わるエピソードである事は否めません。

つまらない理由③映像の魅力に乏しい

3つ目の理由は「映像としての魅力に乏しい」ことです。

理由その①でも触れましたが、柱稽古編では明確な敵が出てこないため戦闘がありません。

鬼滅の刃のアニメを語る上で欠かせないのが「ハイクオリティなバトルシーン」です。

人気制作会社ufotableによって細部までこだわって作られた映像美。「ヒノカミ神楽」や「霹靂一閃・六連」など、漫画では表現が難しかった必殺技も見事アニメに昇華させて話題になりました。今では当たり前になってしまってますが、あの作画をTVシリーズで見られる鬼滅は本当に贅沢な作品なんです。逆に言ってしまうと、バトルシーンがない柱稽古編はアニメ映像化の魅力に欠けてしまうという意見も分かる気がします。

柱稽古編の成功は放送形態次第?

見る人によって意見が別れそうな柱稽古編ですが、気になるのは、「どういった形で公開されるのか」という点です。例えば無限列車編もストーリー的には短いですが、列車内でのスピーディでハラハラするバトルシーン、上弦の鬼である猗窩座の登場や煉獄の最期といった見どころ溢れる内容を、ギュッと詰め込んで劇場いう媒体で公開したのが歴史的大ヒットに繋がりました。

ですので、柱稽古編も公開媒体によっては否定的な前評判を覆せるかもしれません。TVスペシャル辺りがボリューム的には丁度良さそうではありますが、その場合、本当に繋ぎ的な作品になってしまうため、その後に続く「無限城編」の公開までのスパンを短くしないと作品の熱が冷めてしまう事になりかねず、TVシリーズだと1期通して放映するだけのボリュームが不足しているためアニオリシーンが多様されるのが想像できます。

そうなると、オリジナルシーンがどれだけファンを納得させる事が出来るのかが成功のカギになりそうです。

まとめ

ここまで、柱稽古編がつまらないと言われる理由を紹介してきました。

まとめますと、主な理由は3つ。

  • 明確な敵が出てこないためつまらない
  • 話数が短く、見どころに乏しい
  • バトルシーンが無いため映像の魅力が乏しい

と、いったところになります。

最終章の「無限城編」に突入する準備段階のエピソードとなる柱稽古編。不安もありますが、ここまでハイクオリティなアニメを提供し続けてくれている作品なだけに、当然、期待もあります。その期待を上回ってくれる事を願いつつ、恐らく来年辺りになるであろう公開を楽しみに待つとしましょう。それでは、ありがとうございました。

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