異世界転生といったら『転スラ』といっても過言ではないほど有名で人気の作品です。
2024年にはアニメ第三期が放送されることで再び話題となっています。
そんな『転スラ』ですが、元はweb小説から始まり今では書籍版、漫画、外伝漫画、アニメなどたくさん展開されていますが、完結しているのか気になっている方も多いのではないでしょうか？
結論から言うと、転スラは完結しています！
しかし、それは原作であるweb小説のみで書籍版や漫画はまだ完結していません。
転スラの完結内容や、これから転スラを読みたいけどどれを読めばいいのかわからないという方に向けて参考にしていただければと思います。
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転スラはどれから読むのがおすすめ？
こんなにメディアミックス展開されていると、どれを読んだらいいのかわからないという方もいると思います。
結論、原作のweb小説を加筆修正した書籍版から読むことをおすすめします。ですが、どの作品もそこでしか見られないエピソードが存在するので、結果的に全部読むことでより転スラを楽しめるでしょう。
転スラ完結内容は？ネタバレ注意！
冒頭でも記述しましたが、転スラの全ての原点である「小説家になろう」で連載されていたweb小説は完結しています！
ここでは完結内容を紹介しますが、ネタバレされたくない方はご注意ください！
転スラの完結内容
ユウキとの壮絶な闘いに勝利した後、テンペストはハイオークの住む鉱山都市や、リザードマンの住む水中都市を建設、他国との貿易も増えて徐々に発展していきます。
無敵級の能力を持ったリムルはなんとリムルの姿のまま転移前の世界(人間界)に転移します。
そして通り魔に刺された自分の死体(三上悟)にスキルを使って助け、リムルの中の意識の一部を三上の中に移すのでした。
三上は病院のベッドで意識を取り戻した三上は、今までの出来事は全て夢だったのではないかと思いましたが、ナイフが刺された場所にあるスーツの裂け目をみて自分が本当に異世界転生していたことを確信します。
そして三上は、部下である田村に「俺が異世界に行っていたとしたら、信じるか？」と問います。ぜひ聞かせてほしいと興味津々の田村に向かって三上は語り始めるのです。
「俺が転生したらスライムだった件についてーーー」。
Web小説版ではこのように最後にタイトルを回収して終了しています。
転スラ最終回の内容に賛否両論！？
Web小説版では、なんだか夢オチのような最終回を迎えていますが、この内容について読者からは賛否両論あるようです。
最終的には、三上の体にリムルの記憶を持った分身を送り込んだだけでリムル本体はテンペストに帰っているため、夢オチではありません。しかし、この結末にありきたりな最終回などという意見も見られました。
また、いくら無敵級の能力を持ったリムルだからといって現実世界に転移して三上を生き返らせてしまうということに対してチートすぎて冷めてしまったという読者も多かったようです。
転スラ書籍版の完結内容はどうなる！？
書籍版では、元であるweb小説版を加筆、修正しています。
そして上記で記述したように話の内容自体も大幅に変更されているため、web小説版での完結内容とは違ってくる可能性が高いです！
書籍版での最終回がいったいどのようなものになるのか楽しみですね。
メディアミックス展開の種類と違い
転スラの人気はweb小説だけに留まらず、様々なメディアミックス展開をしていてどれから読んだらいいのか？と迷っている方も多いと思います。そこで、web小説版、書籍版、漫画版、アニメ版の内容の違いなど詳しく紹介していきます。
Web小説版
Web小説版が全ての関連作品の原点で、完全オリジナルになります。
現在は完結していて、小説投稿サイト「小説家になろう」にて読むことができます。
こちらでは、「暴風大妖渦(カリュブティス)」自体が登場しないためカリュブティス線が存在しません。
また、戦闘シーンが簡潔に描写されている、キャラクター設定が少し曖昧になっている部分などもあるようです。
書籍版
書籍版はweb小説版を加筆修正した作品になっていて、2種類発売されています。
ライトノベル版：web小説版を加筆修正した大人向けのもの
現在28巻まで発売されています
児童小説版：web小説版の15禁要素を除外して子どもが読んでもわかりやすいように単語を変えていたり説明文が追加されていたりしたもの
現在28巻まで発売されています
Web小説版では登場しなかったキャラクターやエピソードも追加されています。戦闘シーンも細かく描写されていたり、キャラクター設定も明確化しています。
また、アニメでは放送されてないエピソードや裏話も描かれているため、より楽しめます。
物語の内容も１巻はweb小説版とそんなに違いはないものの、徐々に内容が変わっています。３巻、７巻、11巻で大改変があり、14巻の後半からはweb小説版の内容とは全く別ものになっています。
漫画版
ライトノベル版を元に川上泰樹の作画で描かれていて、現在24巻まで発売されています。
漫画版では本編とは別で全９作品のスピンオフ作品が出版されているため、漫画版でしか読めないストーリーを読むことができます。
スピンオフ作品の種類は下記のとおりです。
- 転生したらスライムだった件 魔物の国の歩き方
- 転スラ日記 転生したらスライムだった件
- 転生しても社畜だった件
- 転ちゅら！転生したらスライムだった件 リムルテンペスト
- 転生したらスライムだった件 異聞～魔国暮らしのトリニティ～
- 転生したらスライムだった件 クレイマンREVENGE
- 転生したらスライムだった件 美食伝～ペコとリムルの料理手帖～
- 転生したらスライムだった件 番外編 とある休暇の過ごし方
- 転生したら島耕作だった件
たくさんのスピンオフ作品があるため、転スラファンからしたら嬉しいですよね！
アニメ版
- 2018年~2019年 全25話放送
- 2021年 全26話放送
- 2024年春から放送開始
他にも
- 転生したらスライムだった件 転スラ日記
- 転生したらスライムだった件 コリウスの夢
- 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編 (映画)
などたくさん放送されています。
アニメ版は放送時間の関係から省略されてしまっているエピソードもありますが、アニメ版でしか見られないエピソードもあります。
転スラ概要
基本情報
原作者：伏瀬(ふせ)先生
小説投稿サイト「小説家になろう」にて2013年～2015年に連載していたweb小説が書籍版や漫画など関連作品のベースになっています。
Web小説が元ですが、書籍版、漫画版、アニメ版にメディアミックス展開されています。
あらすじ
サラリーマンの三上悟(みかみ さとる)は、通り魔によってナイフで刺され突然の死を迎えます。死亡したはずの三上でしたが、目を覚まし気がつくと異世界に転生していました。そして自分の姿が最も弱いとされるスライムだということに気づきます。
天災級のモンスターである暴風竜ヴェルドラとの出会いで「リムル」という新しい名前を授かり、スライムとしての新しい異世界生活をスタートさせます。
そして様々な種族が生きる世界で、たくさんの種族に出会い仲間となり「種族問わず楽しく暮らせる国作り」を目指すことになります。
転スラ完結 まとめ
転スラは全ての関連作品の元であるweb小説版のみ完結しており、その完結内容には賛否両論あるようです。
そして、ストーリーの進み具合でいけば次はライトノベル版が完結に近く、web小説版と内容が大幅に改変されていることからどのような最終回になるのか気になるところですね。
これから転スラを読もうと思っている方は書籍版がおすすめですが、アニメしか見ていない方や書籍版しか読んでいない方は他の作品でしか見られないエピソードもあるのでぜひ他の作品も読んでみてはいかがでしょうか？