シリーズ累計5500万部を突破している超人気漫画『七つの大罪』。
漫画だけに留まらずアニメや映画、ゲームなどに展開され、2021年から続編である『黙示録の四騎士』がスタートするなど人気が高くファンも多い作品です。
そんな『七つの大罪』に登場する、傲慢の罪(ライオン・シン)エスカノール。
かなりの強さを誇り、七つの大罪の中でも最強と言われているエスカノールですが死亡してしまいます。
死亡にはエスカノールの能力が大きく関係していますが、エスカノールの死亡理由や能力、マーリンとの関係はどうなった!?など詳しく解説していきます。
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エスカノール死亡理由
力がピークに達すると七つの大罪の中でも最強になるエスカノールですが、魔人王との闘いで死亡してしまいます。
最強のエスカノールが負けてしまうほど魔人王が強いのか!?と思った方もいるかもしれませんが、エスカノールは魔人王に殺されて死亡するわけではありません。
冒頭でも記述したように、エスカノールの死亡には「太陽(サンシャイン)」の能力に大きく関係しています。
太陽(サンシャイン)に身体が耐えきれなかった
太陽(サンシャイン)は四大天使最強のマエルが最高神から授かった恩寵だったのです。その強大な力は女神族が使用する魔力であり、人間であるエスカノールにとっては負荷が大きく体が限界を迎えてしまい死亡してしまいました。
太陽(サンシャイン)は日の出と共に自動的に発動してしまい、その魔力はエスカノールの体内に毎日蓄積されていたのです。
魔人王との闘う前にエスカノールは吐血していたため、既に相当な負荷がかかっていたのではないでしょうか。
魔人王戦でザ・ワン・アルティメットを発動
エスカノールの力がピーク時に発動させる『ザ・ワン』はその状態を1分保つことができます。魔人王戦ではザ・ワンの上である『ザ・ワン・アルティメット』を発動させます。それはザ・ワンの状態を1分以上継続できるというもの。
ザ・ワン・アルティメット状態になったエスカノールは魔人王相手に対等に殴り合いをしますが、ザ・ワン・アルティメットは命を削って魔力に換えるというものでした。
エスカノールの最後は?
魔人王を倒した七つの大罪ですが、エスカノールの身体は魔力に耐え切れず燃え盛る炎によって崩れ初めてしまいそれを食い止める策もなくただ崩壊するのを待つのみでした。
そして、死ぬと悟ったエスカノールは七つの大罪の団員1人1人に言葉を贈りました。
最後はマーリンとキス
マーリンには「ずっとあなたが好きでした」と最後にマーリンに告白します。
分け隔てなく接してくれるマーリンだからこそ惹かれたとエスカノールは言います。
それに対してマーリンは「もっと早く私を見つけて欲しかった。できれば3000年前に」と発言したことからマーリンもエスカノールに惹かれつつあったのかもしれません。
そして一連の会話の後エスカノールの身体に纏う炎は強くなります。
「さようなら。マーリンさん」というエスカノールにマーリンは炎など気にせずエスカノールにキスをします。
「お前の生きた証を、私を愛してくれた証を、ただ一人の男の印をこの身に焼き付けよう」とマーリンは顔に火傷の痕を負うのでした。
エスカノールは涙を流し笑みを浮かべ、身体が燃え尽き最後を迎えました。
七つの大罪 概要
基本情報
作者:鈴木央(すずき なかば)
週刊少年マガジン(講談社)にて2011年から読み切り作品を経て2012年から2020年まで連載されました。
単行本は全41巻発売されています。
2021年1月27日から週刊少年マガジンにて『黙示録の四騎士』が連載開始されています。
アニメ
第1期 『七つの大罪』 2014年~2015年放送 全24話+OAD
第2期 『七つの大罪 戒めの復活』 2018年放送 全24話
第3期 『七つの大罪 神々の逆鱗』 2019年~2020年放送 全24話
第4期 『七つの大罪 憤怒の審判』 2021年放送 全24話
第5期 『七つの大罪 黙示録の四騎士』 2023年~放送中
映画
2018年 『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』
2021年 『七つの大罪 光に呪われし者たち』
2022年 『七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編』
2023年 『七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 後編』
あらすじ
人と人ならざるものの世界が分かれていなかった時代。絶大な魔力も持ち、人々から敬われ恐れられる『聖騎士』に守られていたリオネス王国。しかし、聖騎士たちは王を拘束し戦を始めようとします。リオネス王国の第三王女であるエリザベスは国を離れ、助けを求めるべくある者たちを探す旅に出ます。
それは最強最悪の騎士団と恐れられ、七人の大罪人か組織された伝説の騎士団『七つの大罪』。
エリザベスは1軒の酒場で七つの大罪の団長であるメリオダスと出会います。
エリザベスとメリオダスの七つの大罪の団員を探す旅が始まる…。
七つの大罪 傲慢の罪(ライオン・シン) エスカノールとは
プロフィール
身長:165~325㎝
体重:49~355㎏
血液型:AB型
種族:人間
誕生日:7月1日
年齢:40歳
闘級:15~1000000+
能力
人間でありながら他と比べても特異とされる魔力「太陽(サンシャイン)」を持つ。魔力の源は全ての生命の根源とされる太陽。
太陽のごとき灼熱で全てを焼き滅ぼし浄化することができます。
真夜中の午前零時では、王国聖騎士の中でも最弱です。しかし、日の出と共に力が増していき正午になるとピークに達して闘級は七つの大罪の闘級の合計を軽く超え最強になります。
日の出と共に変化するのは力だけでなく、体系や性格も変化します。
体系は普段は細身でひ弱ですが、力が増すにつれ肉体は大きくなり筋骨隆々な体系へ変貌。
性格は一人称が「僕」→「私」→「我」に変化していき、全てのものに対して見下すような発言になり、傲慢な性格になります。
神器
エスカノールの神器は「神斧リッタ」。
巨大な片手斧でメリオダスが持ち運びに苦労するほどの凄まじい重量を誇ります。
特性は「充填(チャージ)&放射(ファイア)」で、エスカノールが発する熱量を充填して任意のタイミングで放射することができます。
エスカノールの死亡理由 まとめ
七つの大罪の中でもピーク時には最強となるエスカノールですが、死亡した理由は魔人王に殺されたからではなく、太陽(サンシャイン)の魔力に身体が耐え切れなかったことが原因でした。
片思いしていたマーリンとは、最後にマーリンがエスカノールにキスしたことからエスカノールの想いに応える気持ちがあったからこそのキスだったのではないかと思います。
もっと早くにエスカノールが告白していれば…ともどかしい気持ちになった読者も多いのではないでしょうか?
しかし、死ぬ間際で告白するというのはエスカノールらしいですよね。
エスカノールの最後は漫画だけでなくアニメでも放送されています。涙なしでは見られない感動シーンとなっているので気になる方はぜひ見てみてください!