「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」は、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた異世界ファンタジー作品です。
2018年5月より「GCノベルズ」から書籍版が登場し、2018年10月からはコミカライズ版が連載開始され、2022年4月にアニメ化されるほどの人気作品です。
しかし、人気作品である乙女ゲー世界はモブに厳しい世界ですのアニメがひどいと、一部のファンから批判の声が挙がっています。
そこで今回は、乙女ゲー世界はモブに厳しい世界ですのアニメは本当にひどいのか?について徹底検証していきます!
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「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」のあらすじ
主人公であるリオンは5歳の時に前世の記憶が甦り、この世界が以前に自身がプレイしていた乙女ゲームの世界であることに気が付きます。
彼の前世は日本に住むごく普通の社会人で、ある日実の妹に特典が欲しいというだけの理由で乙女ゲームを押し付けられてしまい、渋々プレイしていました。
長時間プレイした末にゲームクリアするものの体調を崩したことで死亡し、ゲームの世界にモブキャラクターとして転生したのです。
転生先の世界は、男は女性を養うだけの存在として理不尽に扱われ、例外なのはゲーム攻略対象であったイケメン軍団ぐらいでした。
リオンは前世で培ったゲームの知識を活用して、平穏な人生を送るべく奔走します。
面倒事を避けたいと思っていたリオンですが、やがてゲームのストーリーに否応なしに関わることになるのでした。
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乙女ゲー世界はモブに厳しい世界ですのアニメは本当にひどいのか?徹底検証します!
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界ですのアニメは、噂どおりひどいのでしょうか?
ファンの間で多かった意見を、2つご紹介します。
1.アニメのキャラクターデザインが賛否を呼んだ
同作品のアニメ化記念に作成されたキービジュアルが公開された際、原作やコミカライズと絵柄が異なっていたためファンの間で物議を呼んだのです。
話題となったキービジュアルデザインですが、ヒロインであるオリヴィアとアンジェリカが全面に描かれ、その後ろにポツンと主人公のリオンがいるというもの。
その二人のヒロインの眼がかなり特徴的で、少女漫画キャラのようハイライトが多めに描かれ、まさに乙女ゲームらしいデザインになっています。
実はリオンが前世でプレイした乙女ゲームの主要人物達は皆ハイライトが多めに入っており、おそらくアニメ制作者側の意図でリオンを含めたモブキャラクター達と差別化を図ろうとしたと思われます。
しかし、このことにより一部のファンから「キャラデザがひどい」「作画が悪い」と、不満の声が続出してしまったようです。
ファンからすれば原作やコミカライズ版の絵柄が大好評だったので、アニメ化への期待値が必然的に高くなったのでしょう。
そのため、今回のアニメのキャラクターデザインに対して、ネット上で厳しい評価が下されたということです。
2.アニメの作画が低予算クオリティ
アニメの作画のクオリティに関してですが、正直なところ可もなく不可もなくといったところです。
全体を通して作画崩壊を起こしている訳ではないですが、決して作画のクオリティは高いとは言えません。
例えば、ふとした瞬間にキャラクターの顔や身体のパーツが若干崩れていたり、動きがややぎこちない時がありました。
リオンがパワードスーツに乗って戦闘するシーンがあるのですが、ワンパターンな動きや止め絵が多い場面が目立ちます。
また、リオンが圧倒的に有利な戦闘になることが多く、バトルシーンの迫力や盛り上がり方にやや物足りなさを感じます。
ロボットアニメにありがちなCGに頼ったアニメーションではなく、あえて手描きで表現することで味のある作画になっているので、予算があともう少しだけでもあればさらに良い作画に仕上がっていた可能性があります。
それ故に、悪くはないけど何かが足りないといった勿体なさを感じてしまう結果に。
そのため、一部のファンの間で「作画のクオリティが微妙」「作画のせいで作品の評価が低くなった」という声が挙がってしまったようです。
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界ですのここが面白い!をご紹介
ここまでは、乙女ゲー世界はモブに厳しい世界ですのアニメがひどいについてご紹介しましたが、今度は同作品のここが面白い・魅力的な部分をご紹介します!
1.ストーリーが面白い
同作品のファンたちの間で一番多かったのが、「ストーリーが面白い」というものでした。
主人公が乙女ゲームのモブキャラとして転生し、しかも女性が圧倒的に有利な世界という設定は、これまでの所謂「なろう系」とは少し異なるものなので、新鮮な気持ちで展開を楽しめます。
また、王道ファンタジーと見せかけてロボットで戦闘するという、ありそうでなかった展開が男性ファンにも受けているのでしょう。
そして、この乙女ゲームの設定が様々な要素を詰め込んだものとなっていて、学園パート、恋愛パート、冒険パート、戦争パートと色々な展開が描かれており見ていて飽きません。
このことから、男女問わず楽しめる作品になっているのです。
2.主人公の性格がひねくれているけど根は優しい
主人公であるリオンは、前世の時から面倒事を嫌うものの反骨精神が強く、敵を打ち負かした際にはその長けた話術と腹黒い笑顔で相手を煽り倒して愉悦感に浸るなど、いわゆる「ゲスキャラ」として描かれています。
敵キャラには「外道騎士」と呼ばれ、仲間のルクシオンには辛辣なツッコミが入るほど、時には外道じみた発言をしています。
一方で、困っている人をどうしても見捨てることができないお人好しな性格の持ち主でもあり、憎めないキャラクターです。
そんな、リオンに対してファンから「キレイだけじゃないところが好感が持てる」「敵を盛大に薙ぎ倒して煽っていく姿が、清々しくて好き」と好評のようです。
まとめ
今回は、乙女ゲー世界はモブに厳しい世界ですのアニメは本当にひどいのか?についてご紹介しました。
内容をまとめますと
- アニメのキャラクターデザインが、原作やコミカライズ版のイメージと違っていたので、一部のファンから批判の声が続出。
- アニメの作画が、可もなく不可もない低予算クオリティだったため、作画が微妙と不満の声が挙がった。
- 同作品のストーリーや主人公の性格に関しては、好評の声が多かった。
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界ですのアニメは賛否が分かれていますが、世界観やキャラクター設定に関しては肯定的な意見が多いので、気になる方はぜひ観てみて下さい!