「ペルソナ5」とはATLUSの代表作・ペルソナシリーズの最新作です。
その売上本数150万本、「日本ゲーム大賞2015」フューチャー部門などさまざまな賞を受賞しています。
そんなわけでアニメ化は当然なのですが、そのアニメが「ひどい」という声が絶えません。
何故「ペルソナ5」のアニメはひどいのか、検証していきましょう。
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「ペルソナ5」アニメの口コミまとめ!本当にひどいのか?
まずは「ペルソナ5」のアニメの悪い・良い口コミを見てみましょう↓
アニメ「ペルソナ5」の悪い口コミ
P5Rある程度進めたからペルソナ5のアニメ見たんだけどクソ面白くない
— エルミテ (@Tortoise3879) February 22, 2020
戦闘シーンが雑すぎるわ。「ペルソナ5」って言ってんのにペルソナ出てこないの詐欺でしょ
ええ…
— L@sty (@Lasty1120) October 1, 2018
ペルソナ5のアニメひどい終わりだな…
ペルソナ5のアニメ相当ひどい出来だったらしく、じゃあ自分の感想と世間の評判が乖離してるのもおかしくはなかったんだなとちょっと安心。
— 茶瓶=セプター (@chabinSS) December 5, 2020
それならとゲームやってみたくはなったけど、今の精神状態で長編RPGをクリアまでもっていけるのかは疑わしいな
アニメ「ペルソナ5」の良い口コミ
・サスペンスのストーリーの構築がとてもよかった。批判的なコメントが多いのは理解できるけど、そんなに悪くないんじゃない。
ペルソナ5知らないよというアナデン民の方々へ
— こっけ (@RyukokkeA) November 28, 2019
ゲームはコマンドタイプゲームでどちゃくそスタイリッシュで超面白いですが、クリアするのに100時間以上普通にかかる超ボリュームです。
なので面倒という方はゲームをアニメにして26話くらいで完結するものがありますのでオススメですよ(* 'ᵕ' ) pic.twitter.com/vnyAZfXxnJ
ペルソナ5のアニメ面白いやん!
— 超生命体 (@sugoiikimon) June 19, 2022
この展開は楽しいわぁ
ペルソナ5やったやつ買え(命令形)
— リオス (@PIENssRios) September 23, 2020
知らない奴は今からアニメ見て買え
ガチで脳汁溢れるほど面白いから pic.twitter.com/oZXkIjEIk3
ペルソナ5,アニメ見たけどやっぱり面白いなぁ〜〜...ゲーム買お。
— 進撃大好きリリーさん (@Nn6_liry_222) June 28, 2021
「ひどい」「面白くなかった」という口コミをまとめると「期待を裏切られた」といった旨のコメントが主です。
反対に「よかった」「面白かった」という口コミはアニメの感想とともに原作ゲームの紹介していたり、アニメ化になったこと自体に満足していたりなどゲームをプレイしたファンであることが伝わってきます。
「ペルソナ5」アニメがひどいと言われる3つの理由!
何故「ペルソナ5」のアニメがひどいと言われるのか。その理由は
・原作の展開をカットしすぎ
・バトルのテンポ&派手さがない
・盛り上がりに欠けている
の3つのポイントに絞られます。
原作の展開をカットしすぎ
アニメ「ペルソナ5」は原作ゲームありきの作品です。
そのためアニメはゲームのストーリーをそのままなぞらえているものの、肝心の話数は全26話となっています。
一方、ゲームはクリアまでにかかる時間は100時間以上。
サブクエストを含めれば、とても1週目で完全コンプリートはできないボリュームです。しかしだからこそやり応えがあり、大勢のプレイヤーが夢中になりました。
とはいえそれはゲームの話。
アニメの話数が26話である以上、原作ゲームの展開をいちいち拾ってはいけなかったのでしょう。
この点に関して、アニメ「ペルソナ5」を視聴したプレイヤーたちからは
・中身が薄くなっている
・ゲームをプレイしたことがない人には分かりづらくなっている
・展開が早すぎる
といった批判が噴出しています。
例えば「イセカイナビ」。これは主人公たちのスマホにいつの間にかインストールしていた謎のアプリで、異世界・メメントスに入るために必要なナビです。
この「イセカイナビ」を使い、主人公たちは歪んだ心を持った大人の心(パレス)に侵入し、そこにある欲望の源・オタカラを盗むことで改心させます。
しかしこの「イセカイナビ」を使って心に侵入するためには「その大人の名前」・「パレスの場所」・「その大人はパレスの場所を何と認識しているのか」というキーワードを正しく入力しなくてはなりません。
これらのキーワードはメインストーリーを進めていけば必ず入手していくので問題ないものの、アニメではこの「イセカイナビ」の出番がカットされているので分かりづらくなっています。
バトルのテンポ&派手さがない
原作ゲームでは仲間との連携・怪盗らしいアクション・爽快感あるエフェクトなど戦闘の楽しさがいっぱい詰め込まれていました。
なまじキャラのビジュアル&デザインの良さもあり、戦闘が引き立っていたのですが、アニメではその戦闘が「しょぼい」と評されています。
盛り上がりに欠けている
原作のカットとバトルの臨場感のなさ。
これらが重なったことにより、アニメ「ペルソナ5」は「盛り上がりに欠けている」という評価も下されていますね。
アニメについては賛否両論ありますが、ゲームであればファンが推す前作「ペルソナ4」の人気&支持もあってアニメ「ペルソナ5」はどうしても「劣っている」といったレッテルが貼られているような気がします。
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「ペルソナ5」アニメがひどいのはゲームのシナリオのせい?
一方で、「そもそもペルソナ5のシナリオは釈然としない」といった意見もあります。
例を挙げるなら11月における主人公死亡のトリックです。
物語冒頭、主人公は警察に捕まってしまい、以降は11月現在に戻るまで回想という体で「ここに至るまで何があったのか」を振り返っていきます。
そうして主人公はある人物に銃口を向けられるのですが、それは異世界を使ったトリックで、全ては主人公たちとその味方が仕掛けたトリックでした。
しかしペルソナシリーズは主人公=プレイヤーなゲームであるため、「実は……」とネタバレされていくことに「疎外感が……」とモヤモヤしたプレイヤーは少なくないようです。
また9月(奥村編)の主人公サイドの喧嘩やラスボスまでの流れに対し、「稚拙」「無理やりすぎ」「期待外れだった」といった感想もあります。
シナリオに対する感想は個人にお任せするところですが、ペルソナシリーズの大本もといコンセプトは「大衆をどう思うか」です。
このあたりを上手く表現していたのが「ペルソナ2罪・罰」だと思いますが、3も4もそれぞれのテーマになぞらえて大衆がどんな行動をするのか思考実験をしていたと思います。
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まとめ
「ペルソナ5」のアニメは賛否両論であるものの、「ひどい」といったユーザーの言い分は展開のカットやバトルのテンポの悪さなど原作へのリスペクトが足りないせいでした。
とはいえシナリオに対しては元々「期待外れ」といった意見もあり、スタッフ側の「何を描きたいのか」という熱量が不足気味だったのかもしれません。
ちなみにアニメはAmazonプライムかU-NEXTで視聴することをおすすめします。