PR 漫画・アニメ

ジョジョ6部連載終了事件とは!?ストーンオーシャン打ち切りの真相

2021年、大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」6部のアニメ化が決定しました。

しかしこれまでの「ジョジョ」のアニメとは異なり、ジョジョ6部はいささか盛り上がりに欠けています。

それはひとえにジョジョ6部が難解だからです……その難解さゆえに「ジョジョ6部連載終了事件」がついて回っているのをご存知でしょうか?

「ジョジョ6部連載終了事件」とは何か、どうしてそんな事件が付きまとっているのか。詳しく解説していきましょう。

\「ジョジョ6部」をお得に読むならコミックシーモア/

コミックシーモア

\国内最大級の電子書籍ストア/

コミックシーモアの公式サイトはこちら

※今なら70%OFFクーポンがもらえる!

 

ジョジョ6部連載終了事件とは?

「ジョジョ6部連載終了事件」、それは大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズであるにも関わらず、

・6部は打ち切りになったのではないか?

という噂です。

ジョジョ6部の打ち切り。

それはあくまで噂でしかなく、作者である荒木飛呂彦さんや出版元の集英社では6部に関する正式な発表はありません。

しかしジョジョ6部にはその噂、もといジョジョ6部連載終了事件を裏付けるようなポイントが多いのです。↓

スタンド能力が複雑すぎる

スタンドとは「ジョジョの奇妙な冒険」3部から登場した特殊能力で、3部以降はこのスタンド能力を用いたバトルが「ジョジョの奇妙な冒険」の売りとなりました。

・本体である人間1名につき1体であること

・スタンドはスタンドでしかダメージを与えられないこと

・本体の人間の死亡、もしくは気絶すればスタンド能力の効果が消失すること(例外をのぞく)

など共通項はいくつかあるものの、肝心な能力は多種多様です。

炎の操作、念写、磁力の操作といったいかにも超能力なタイプもあれば、対象を若返りさせる効果やお金を無限に増やす効果など特殊なタイプもあります。

なかには理解しづらいスタンド能力もあるものの、そうした能力をどのように使って窮地を脱するのかが「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの見どころです……が、ジョジョ6部ではこのスタンド能力が複雑化しています。

その代表格として6部のキャラ・ケンゾーのスタンドがよく紹介されていますね。

ケンゾーは6部のラスボス・プッチ神父(ホワイトスネイク)が主人公・徐倫(ジョリーン)に送られた刺客の1人で、そのスタンドは「ドラゴンズ・ドリーム」と言います。

日本語に訳せば「龍の夢」と名付けられているこのスタンドは、簡単に言うと風水です。

ドラゴンズ・ドリームは羅針盤と尾が矢印状になっている龍というカタチをしており、このスタンドの矢印が示している「凶の方角」から攻撃するとどんな攻撃でも必中します。

たとえ「凶の方角」から放たれる攻撃を避けたところで、何かしらのトラブルが発生し、結局ダメージを喰らうことになります。

逆に「吉の方角」にいれば、どんなに強力な攻撃であっても幸運に守られているので無傷のままでいられます。

いわば運命操作系のスタンド能力で、使いようによってはワンサイドゲームできる……はずですがドラゴンズ・ドリームは強い自我、ひいては「中立」「風水はみんなが知るべきこと」というモットーを持っています。

そのため本体であるケンゾーが不利になる情報を平気で喋ったりしていました(あと口が悪い)。

これだけでも少々理解しづらいでしょうが、ジョジョ6部においてドラゴンズ・ドリームの難解さはまだまだ序の口でしょう。

ドラゴンズ・ドリーム以上に複雑なスタンドが多々あり、そんなスタンドがオンパレードな6部に読者がついていくのは大変かと思います。

狭すぎた舞台、刑務所グリーン・ドルフィン・ストリート

「ジョジョの奇妙な冒険」はシリーズごとに舞台が異なっており、ローマやエジプト、日本の地方町など様々でした。

主人公一行が修行のために1つの場所に長く留まる展開もあったものの、ラスボスと戦うために決戦の地へ向かうのが常でしたね。

6部もまたその様式美を引き継いでいますが、基本的な舞台は徐倫が収容された刑務所グリーン・ドルフィン・ストリートです。

6部前の「ジョジョ」であれば1人の敵と戦ったら、ラスボスの情報や仲間を得たりして次の場所へ向かう……という展開でした。

しかし徐倫一行の戦いは刑務所内で行われ、物語冒頭の徐倫が自由を求めるために目指していた脱獄はプッチ神父を追いかける目的にすり替わりました。

そこには喜びはなく、ひたすらにプッチ神父を止めようとする焦りしかありません。

その後プッチ神父が6部でもっとも難解な「メイド・イン・ヘブン」を発動したことにより、刑務所の外はなし崩し的に舞台にはなりませんでした。

つまるところ、読者がリフレッシュできる描写が少なかったのです。

新しい土地や仲間、敵の情報が描かれたら読者は

・「ここはどんな街なんだろう?」

・「こいつはどんな奴なんだろう?」

・「この情報は何を意味してるんだろう?」

といったワクワクした気持ちになります。

けれども先述したように6部ではその設定ゆえに、そうした描写が少なく、閉塞感を感じずにはいられません。

この狭すぎた舞台がジョジョ6部連載終了事件の原因として考えられています。

ラスボスの目的が難しくて意味不明!

ジョジョ6部を語るうえで避けられないのは6部ボスことプッチ神父の目的です。

彼はその目的のために徐倫に無実の罪をかぶせ、徐倫の父親であり3部主人公である空条承太郎を刑務所におびき寄せます。

そしてまんまと承太郎の隙をつき、承太郎を自身のスタンド能力で無力化しました。

こんな遠まわしな罠を仕掛けたのはそれほどまでに承太郎を警戒しており、言い方を変えればプッチ神父は承太郎と直接戦うことにリスクを感じていたといっても過言ではないです。

だというのに、そんなリスクを冒してまで承太郎と接触したのはプッチ神父の目的……すなわち「天国」をつくるためでした。

プッチ神父が目指す「天国」、それはジョースター家の因縁・DIO(ディオ・ブランドー)がひそかに目指していた理想の世界です。

その理想の世界とは

・これから先に待っている運命を覚悟しながら生きていく世界

です。

もっと簡単に言うなら人類全員が自分がどのように死ぬかすらも知っている予知能力者となり、覚悟して生きてもらうという世界となります……つまりネタバレ万歳、というわけですね。

DIOはそんな世界に幸せを見出しており、プッチ神父もまたDIOが焦がれる「天国」に心惹かれました。

何故ならプッチ神父は「運命を克服したい」と渇望していたからです。

そんなわけでDIOは3部の裏側で「天国に行くための方法」を考案していたのですが、承太郎に負けたことでその情報は永久に葬られた……かに思われたものの、プッチ神父のスタンド・ホワイトスネイクは対象のスタンド能力と記憶をDISC化して引き抜くことができます。

つまりプッチ神父がリスクを冒したのは「天国に行くための方法」を知るためだったというわけです。

……こう書けば分かりやすいですが、さらにややこしいことに「天国」をつくるためにプッチ神父はホワイトスネイクを進化させて「時間加速」という能力を得ます。

この能力の効果は埒外で、なんと世界そのものに干渉するほどです。

時間加速によって世界を「一巡」させたプッチ神父は「一巡前」の世界と寸分違わない世界、「天国」を完成しかけました。

けれど唯一生き残った味方キャラ・エンポリオが機転を利かせ、「天国」は未完成となり、あとに残されたのは「時間加速」で生まれたいくつものパラレルワールドです。

……言うまでもなく、これらの説明はかなり砕いています。

原作コミックでは、

・『時の加速』により『加速』の行きつく究極の所!

『宇宙』は一巡したッ!『新しい世界』だッ!

人類は一つの終点に到着し「夜明け」を迎えたのだッ!

といったようにプッチ神父は「運命」や「引力」など「ジョジョ」シリーズでお馴染みのフレーズを交えつつ、「天国」がどんな世界なのか語るので非常に理解しにくいです。

読者によってはクエスチョンマークが絶えず、頭の上に浮かんだとしても仕方がないでしょう。

ジョジョ6部連載終了事件が読者にもたらしたものとは?

ジョジョ6部連載終了事件、ひいてはジョジョ6部は困惑とショックを読者にもたらしいました。

「時間加速」が生み出した絶望

プッチ神父の「時間加速」により、世界は一度終焉を迎えています。

(そのタイミングで終わる前の世界を「一巡前の世界」、新しく生まれた世界を「一巡後の世界」と呼びます)

つまり「ジョジョ」シリーズの登場人物たちはほとんど、死んでしまったわけです。

実際に「時間加速」の影響で徐倫とエンポリオ以外、主人公サイドは全滅しました。

6部の登場キャラはともかく、6部の時間軸でも生きていただろう5部のキャラ(ジョルノたち)や4部のキャラ(仗助たち)がこんな壮大な事態に気づかないまま、しかも為す術もなく死んでしまったのは何とも言えない無常を感じずにはいられません。

またウェザーの力を借りてプッチ神父を倒したものの、パラレルワールドに取り残されたエンポリオの姿はある意味バッドエンドかもしれませんね。

さいわいエンポリオはパラレルワールドの徐倫とアナスイと出会い、ラストではウェザーらしき人物も合流しました。

かつての仲間はきっと同じ魂を持っているのに全くの別人……「一巡前」の記憶を持っているエンポリオは名を尋ねられて必死に声を振り絞り、涙を流します。

そのときのエンポリオの心にあったのは別人であれど仲間と再会できた喜びでしょうか。

それとも取り残されたという絶望でしょうか。

しかしエンポリオの心情がどうであれ、最終回のタイトルを踏まえるときっと希望があるのだと思います。

何せ、ジョジョ6部の最終回タイトルは

・ホワット・ア・ワンダフル・ワールド(なんて素晴らしい世界)

ですからね。

読者によるジョジョ6部の考察

けれども難解な展開に受け入れがたい情報量に読者は困惑し、理解が進むにつれてショックを受けました。

そうでなくても、

・プッチが言う「一巡」が分からない

・どうしてプッチ神父だけが「時間加速」に耐えられたの?

・5部主人公ジョルノのスタンドが発動しなかったのは何故?

など疑問の声が相次ぎました。

そうした疑問への回答や考察は時間を重ねて展開されていき、いつしかネット上でまとめられるようになりました。

ジョジョ6部の漫画を読むならコミックシーモアがおすすめです!

>>コミックシーモアの詳細はこちら

まとめ

ジョジョ6部連載終了事件があくまで噂でしか過ぎませんが、ジョジョ6部を知れば知るほど打ち切りになった可能性はありえそうです。

複雑なスタンド能力、狭い空間、そして難しすぎるラスボスの目的と最終形態な能力……遠まわしに世界を滅ぼしたなんて、絶望ですよね。

しかしどういうわけか、それもジョジョ6部にしかない魅力だと思わずにはいられません。

-漫画・アニメ