PR 芸能

クリーピーナッツの炎上騒ぎまとめ!「嫌い」「ダサい」といった声も

人気HIPHOPユニット「クリーピーナッツ」は様々なメディアへの出演が上がっている反面、「嫌い」「うざい」といった声も後を絶ちません。

最近こと2021年末には炎上騒ぎとなってしまい、悪い意味で「クリーピーナッツ」は目立ってしまいました。

その2021年末の炎上騒ぎとは何か、「クリーピーナッツ」の概要や世間の反応などを説明していきましょう。

クリーピーナッツとは?どんなコンビなの?

「クリーピーナッツ」とは日本のHIPHOPユニットで、メンバーはラッパーのR-指定とDJを担当するDJ松永のみです。

2人の活動は曲作りだけでなく、

・音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」への楽曲提供

・日本放送ラジオ「オールナイトニッポン」でのトーク

・CM出演(カップヌードル、ケンタッキーフライドチキンなど)

などその活動は多岐にわたります。

そんな「クリーピーナッツ」についてもう少し踏み込んでみましょう↓

R-指定&DJ松永のプロフィール

 R-指定DJ松永
本名野上恭平(のがみ きょうへい)松永邦彦(まつなが くにひこ)
生年月日1991年9月10日1990年8月23日
年齢31歳31歳
出身地大阪府堺市新潟県

「クリーピーナッツ」でラップを担当しているR-指定さんはその見た目から「怖そう」と思われがちですが、とてもほんわかした優しい人です。

「オールナイトニッポン」ではアクセルを踏みっぱなしなDJ松永のブレーキ役になっています(逆の場合もあります)。

そんなR-指定さんは2012~2014年にかけて当時の日本におけるトップクラスなMCバトル大会「ULTIMATE MC BATTLE」にて3年連続で勝利をもぎとった、元グランドチャンピオンです。

この予選にあたる大阪予選では2010~2014年にかけて5年連続で優勝しています。

またライブではお客さんからさまざまなワードをもらい、即興でラップをする通称「聖徳太子ラップ」もR-指定さんならではのテクニックです。

一方、DJ松永は見た目こそは「平凡そう」ですが中身は真逆です。

あまりの噛みつきように「レッド松永」「狂犬」など様々なあだ名をつけられているものの、DJとしての在り方については誰よりもストイックだと断言できます。

「クリーピーナッツ」ではDJもとい作曲を担当しているDJ松永は2019年、日本代表として出場した「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」にて優勝をもぎ取ってきました。

この快挙に世界中が注目し、「オールナイトニッポン」ではリスナーたちからも祝福されます。

ちなみに本人は童●です。

どうやら性に頓着しておらず、「オールナイトニッポン」のある回では「友人宅に行ったら乱●していたけどスルーした」と平然に言っていました。

ユニット名の「クリーピーナッツ」とは?

「クリーピーナッツ」とは直訳すると「不気味な木の実」ですが、ユニット名はスラング寄りだそうです。

よって「クリーピーナッツ」とは

・「不気味な睾丸(金●)」

とされており、外人から「クレイジーだよ!」と言われたことがあったといいます。

R-指定とDJ松永は不仲?

ネットでは「R-指定とDJ松永は不仲」という噂が囁かれていますが、これは完全なデマです。

もしも本当に不仲であれば「オールナイトニッポン」でわいわいと和やか(?)にトークはできませんし、音楽活動にも支障をきたしているでしょう。

だというのに不仲説が回っているのは

・昔はルームシェアしていたのに、今はしていないから

だそうです。

ただそのルームシェアが解消になったのは「R-指定さんに彼女ができたから」という至極もっともな理由でした。

おまけにそこは6畳のワンルームだったため、2人で過ごすには都合が悪くなり、解消に至った……というのが真相となります。

クリーピーナッツ炎上騒ぎ、DJ松永がミソジニー発言をした!?

クリーピーナッツの炎上騒ぎといったら、2021年11月13日に放送された「マツコ会議(日本テレビ系列)」でのDJ松永の発言でしょう。

「マツコ会議」とは有名タレント、マツコ・デラックスの冠番組のひとつです。

さまざまな業界人たちをゲストに招き、その業界の実態やそこで働く人たちの人生観を聞き出していくトークバラエティとなります。

そのゲストに「クリーピーナッツ」のR-指定&DJ松永が呼ばれ、その様子が2021年11月13日に放送されました……が、世間はこの番組の中盤で大きく反応しました。

その番組の中盤におけるやり取り、もといDJ松永のコメントは以下の通りです↓

・DJ松永

「日本でHIP HOP。まあ、広まってくれればうれしいなと思う反面、日本だとどうしても限界があると思っていて。

暴力的なところとか、倫理的にアウトなところとかを許容する価値観みたいなのが、日本人と合わないなと思っていて。

俺、それをすごく感じたのが『フリースタイルダンジョン』だったんですよ。MCバトルってめっちゃ流行ったじゃん。

でもそれ、もともと超アウトサイダーなわけ。地下格闘技なわけ。

マジな犯罪者たちが暴力以外の解決策として、ならず者たちがアウトな言葉たちの応酬で、それがエンタメになって。

みんながこれ面白いぞって言って、テレビまで行ったじゃないですか。まあ、罵り合う競技だから、暴言を言わないと始まらないというか。

大前提なわけですけど。男性が女性に言った言葉として、ミソジニーって言って炎上したわけですよ。そういうの見たときに、ここ止まりだな日本ではとか」

これに対してマツコ・デラックスは「それはちょっと違うと思う。テレビがダメなのよ(簡単にまとめました)」と言い、

・「笑わせるんじゃなくて、笑われる」

というマツコの言い放ったワードにDJ松永は「わかってくれすぎてうれしい」と涙を流し、マツコ・デラックスも「難しいですよ。テレビでやるっていうのは」ともらい泣きをしました。

しかし、このやり取りの発端となったDJ松永のコメント「男性が女性に言った言葉として、ミソジニーって言って炎上したわけですよ。そういうの見たときに、ここ止まりだな日本ではとか」が世間、特にフェミニスト界隈の人間に

「ミソジニー発言をした!」

として目をつけられました。

DJ松永の発言に世間はどんな反応を示した?

先述したように、DJ松永とマツコ・デラックスのやり取りに世間もといネットは大騒ぎになりました。

まず当たり前ですが、DJ松永のコメントに嫌悪感を示した人たちは

・これが明らかなミソジニー発言なんだけど……

・アメリカでは日本以上に性差別や性的マイノリティへのヘイト発言が批判されているのに、それを知らないの?

・いつの時代のHIPHOPを語ってんだよ。世間への解像度が低すぎる

・DJ松永が暴力的だからヒップホップは日本でこれ以上流行らないって泣きながら言ってて、松永は本当にダメだと思った。日本だけじゃなくてアメリカだってミソジニー発言は大炎上するぞ

・今回の件でDJ松永マジで嫌いになった。ミソジニーを温存させないこととヒップホップ的にリアルであることは両立するはずだよ

といったようにミソジニー発言に対して強く批判・ツッコミをしています。

逆にDJ松永を擁護する人たちは

・感動しました

・DJ松永の真面目さ、熱さが伝わって良かった

・見ていてすごく共感しました。全てのことがきれいになりすぎていて、テレビが本当につまらなく感じていたので、マツコさんの言葉に泣けました

・この回ギャラクシー賞相当の回だと思う。何気に見ていて少しもらい泣きしてしまった…

・松永さんの言い分を理解出来ず、的外れなことを言ってる人はマジでエンタメを語る資格なしだわ

などDJ松永のDJとしてのストイックな考え・在り方を称賛しています。

なおラッパーたちもこの炎上騒ぎについてツイートをしており、ラッパーのZeebraは

・そんな心配しないで良いぞー!

・もちろん守るべき人も居るけど、社会のポリコレが行き過ぎてるってのもあると思う。SNSで誰でも意見出来る世の中だからね

・でもそんなのいつまでも続かないだろ。過渡期だよ

とツイートしました。

一方DJ松永が持ち出した「ミソジニーって言って炎上した」という件のラップバトルは「呂布カルマVS椿ではないか?」と指摘する声が出ます。

これに対してラッパーの椿は「私には怒る資格がある」といった旨のコメントをTwitterに投稿しました。

(ただしラッパーの椿は直後、逆に炎上してしまったはずです……)

人はまず「言葉」によって殺される

クリーピーナッツもといDJ松永が起こしてしまった炎上騒ぎの面白いところは、

・批判派と擁護派の着目点が見事に違っている

ことでしょう。

批判派はDJ松永のコメントに「ミソジニーもしくはミソジニーを容認するような発言」と思って怒り、擁護派は「言葉を自由に扱うことが難しくなり、それでも芸能界で頑張ろうとする」DJ松永の姿に感動しました。

筆者としては問題のやり取りも、テレビ業界の限界を何となく感じました。

笑われる消耗品

偶然2021年11月13日の放送回(の終盤)を見ていたのですが、

・「笑わせるんじゃなくて、笑われる」

というワードでDJ松永もマツコ・デラックスも泣き出すシーンを目にして「辛くて怖いのかな」と漠然として思ったものです。

芸能界に限らず、お客さん・消費者・ユーザーなど他人の存在によって活動などが成り立っている場合、どうしても自身は消耗品にならざるを得ません。

面白くなければおしまい、役に立たなければおしまい、楽しくなければおしまい……それを人の心を持ったまま、従うのはまさに辛いと思います。

DJ松永は「オールナイトニッポン」では生き生きとしているのに、テレビではニコニコと笑って謙虚でした。個人的には無理をしていたんじゃないか?と思います。

だからこそ「笑わせるんじゃなくて、笑われる」というワードで泣き出してしまったような気がしてなりません。

「言葉」には力がある

批判派にしても擁護派にしても自由が謳われるこの時代、「好きにしていいし、皆のコメントは自分にはない発想もあって面白い」というのが筆者の意見です。

ただし1つだけ物申したいのは「言葉」には力がある、ということを自覚してほしいなと思います。

あまり知られていないようですが、人はまず「言葉」によって殺されるのです。

それは人道に対する究極的な罪「ジェノサイド」が証明しています……突発的に起こる戦争じみた残酷な行為に「実は段階がある」という説があるのはご存知でしょうか?

それは10段階(あるいは8段階)あり、

・第1段階:分類

・第2段階:象徴化

・第3段階:差別

・第4段階:人間性の喪失

・第5段階:組織化

・第6段階:二極化

・第7段階:準備

・第8段階:迫害

・第9段階:根絶

・第10段階:否定

となっています。

「言葉」が人を殺す段階は第4段階の「人間性の喪失」です。

この段階は「根絶する対象のグループ」を「ゴミ・虫・病気」などと呼び、人間として扱わなくなる期間となります。

この期間で「根絶する対象のグループ」の殺害を「しやすくなる」というわけです。

実際にジェノサイドが吹き荒れた国では「ちょっと狩りに行ってくる」というフランクな言葉はジェノサイド行為を意味していました。

大げさなたとえ話を持ち出したものの、似たような話なら日常でもあります。

いじめ・孤立・職場の上下関係……「言葉」は正しく扱えば問題ありませんが、その「言葉」の鋭さを私たちはどこかで味わっているはずです。

つまるところ筆者が言いたいのは「言葉」には他人や自分の人生をめちゃくちゃにするパワーがあるため、慎重に使ってほしい……そういうことになります。

まとめ

クリーピーナッツもといDJ松永はこれまでもいくつか炎上騒ぎを引き起こしていたものの、2021年11月13日の「マツコ会議」はファンでもない人も視聴していたせいか、かなりの騒ぎとなりました。

批判派はミソジニー発言として、擁護派はDJとしてストイックなあり方を貫こうとする姿に反応しています。

筆者の考えも述べさせてもらったものの、結局のところ受け取り方次第なんでしょう。

-芸能