ディーグレイマンは2004年から「週刊少年ジャンプ」にて連載開始されて以降、その独特な作品設定とダークファンタジーな世界観で、累計部数2500万部を突破したりアニメ化したりと人気を博した作品です。
しかし、最近ディーグレイマンはすでに完結したのではという噂が流れています。
長年連載されてきたので、本当に完結したのかあるいは打ち切りになったのでしょうか?
今回は、ディーグレイマンは完結したのかについて、徹底解説していきます!
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ディーグレイマンのあらすじ
物語の舞台は仮想の19世紀末ヨーロッパ。
この世界では、「機械」と「魂」そして「悲劇」を材料にして造られ、あらゆるものを殺戮するために誕生した悲しき兵器「AKUMA(アクマ)」が存在します。
AKUMAは、繋がりの深い者に死者の魂をこの世に呼び寄せるように仕向け、「ダークマター」というAKUMAを構成する物質から作られた魔導式ボディの原型に取り込み、その魂を拘束することで誕生する悪性兵器です。
そのAKUMAを製造した者が「千年伯爵」であり、「ノアの一族」を率いて世界の終焉を目論んでいます。
AKUMAに対抗できるのは神の結晶「イノセンス」であり、これらを武器化することでAKUMAを破壊することができます。
イノセンスに選ばれた者だけが扱え、その者達は「エクソシスト」と呼ばれます。
エクソシスト達は対AKUMA軍事機関「黒の教団」に所属し、世界各国に現れるAKUNAを破壊すべく活動しています。
主人公のアレン・ウォーカーもその一人であり、AKUMAに囚われた魂と世界を救うべく仲間と共に過酷な戦いに身を投じていきます。
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ディーグレイマンは完結したのか?
結論から述べますと、完結していません。
では、なぜディーグレイマンは完結したという噂が浮上したのでしょうか?
考えられる理由がいくつかありますので、ご紹介します。
1.作者が体調不良で休載を繰り返していたため
作者である星野桂先生が、何らかの理由で休載を繰り返していたようです。
その理由とは、作者本人からの発表で、首を負傷したためとのことです。
実際に2005年49号から2006年3号、2006年12号から26号まで休載が行われていました。
その後は順調に連載を続けていましたが、2008年末からまた休載を繰り返し、2009年春から夏までの数か月間長期休載に入っていました。
その後、掲載誌を移籍しながら休載と再開を繰り返し、2013年2月から2年半もの間長期休載に入ってしまいます。
このように休載を繰り返していたため、ディーグレイマンは打ち切りもしくは完結したと勘違いしてしまった人が現れたと思われます。
また、休載を頻繁に繰り返す理由として首の怪我以外にも何かあるのではないかと、噂が流れるようになりました。
よく上がる噂として、うつ病など精神的な病気を患ったのではというものです。
実は、星野桂先生と編集者の間で、物語の展開や内容に対して相違がありやりたい事ができないためにストレスが溜まってしまい、精神疾患を発症したのではないかという噂が一時流れていました。
噂の真実は定かではありませんが、これだけ休載を繰り返しているので何かしらの病気に罹ってしまった可能性は十分にあります。
また、星野桂先生は漫画家になる前、アニメーターのお仕事をされていました。
そのため、2010年に「シャーロック・ホームズ傑作選」の表紙イラストを担当、2013年にアニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」のキャラクター原案を担当、2019年に水守糸子著「ナイトメアはもう見ない 夢視捜査官と顔のない男」の表紙イラストを担当されたりと、漫画連載以外のお仕事もされているようです。
ちなみに、星野桂先生は少年漫画を描かれていますが、実は女性の方です。
そのため、休載したのは結婚や妊娠・出産したためでは?という噂も流れていました。
しかし、本人から結婚について発表されておらず、事実とは異なる可能性があります。
本人曰く、愛猫の「コロ」が恋人だとか。
2.掲載誌の移籍を繰り返していたため
ディーグレイマンは連載当初「週刊少年ジャンプ」にて掲載されていましたが、2009年夏に「赤マルジャンプ」の掲載を経て2009年12月から「ジャンプスクエア」に移籍しました。
2013年3月から2年半長期休載し、その後増刊号「ジャンプSQ.CROWN(ジャンプスクエアクラウン)」に移籍して連載再開します。
同誌が2018年1月にて休刊になった後、事実上後継誌である「ジャンプSQ.RISE(ジャンプスクエアライズ」に移籍して連載を続けています。
このように、異例ともいえる掲載誌の移籍の多さが目立ちます。
移籍について知らないファンからしたら、ディーグレイマンが突然連載終了したように見えたことでしょう。
しかし、これだけ掲載誌を移籍してでも連載が続くというのは、大変優遇されていると言っても過言ではありません。
それだけ、ディーグレイマンはファンに愛されている作品と言えるでしょう。
ディーグレイマンはいつ頃完結するのか?
ディーグレイマンは連載開始されてから約18年が経ちますが、休載を繰り返していた影響で現時点では単行本28巻しか発売されておらず、連載期間に対して単行本発行数が少ないです。
しかも、季刊誌である「ジャンプSQ.RISE 」は年に4回しか発行されず、1回につき10~40ページ程度なので連載スピードがかなりゆっくりです。
そのため、いつ頃完結するのかは見通しが立っていないのです。
一部のファンの間では、この連載スピードでは伏線を全て回収して完結するのに10年~20年はかかるのではないか。
または、完結されずにいずれ打ち切りになって連載終了するのではないか、という意見が挙がっています。
今後どうなるのかは分かりませんが、ゆっくりでも良いので作者本人もファンも納得のいくような形で物語が完結してほしいものです。
まとめ
今回は、ディーグレイマンは完結したのかについてご紹介しました。
内容をまとめますと、ディーグレイマンは完結していませんが、休載と掲載誌の移籍を繰り返しており事情を詳しく知らないファンからすると、完結したか打ち切りしたと勘違いしてしまうのも無理はないでしょう。
連載期間が長く続いていますが、だいぶゆっくりとしたペースで掲載されているので、いつ完結するのかはまだ誰も分からない状態です。
できるだけ、長く連載されてほしいですね。