「喧嘩独学」とは原作・T.Jun(韓国の漫画家)、作画・金正賢のツーマンセルで送られている韓国漫画です。
2022年3月、日本の「第25回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門」に選ばれるほど人気で、ライン漫画としても発信されています。
そんな「喧嘩独学」は「八潮秋がかわいい!」と評判です。
八潮秋とは何者なのか。「喧嘩独学」の概要に触れつつ、ご紹介していきましょう。
「喧嘩独学」概要・あらすじ・登場人物を解説!
それでは「喧嘩独学」の概要・あらすじ・登場人物たちを解説していきましょう↓
「喧嘩独学」の概要
「喧嘩独学」は2019年11月、韓国最大のインターネット会社・NAVERが運営するポータルサイトで配信をスタートしました。
日本で配信が始まったのは2020年。舞台を日本、登場人物たちを日本名に変更したうえでLINEマンガとして配信されるや否や、注目作となります。
原作者のT.Junは「外見至上主義」で有名であったため、その前例もあって話題となったようです。
「喧嘩独学」のあらすじ
主人公・志村光太はスクールカースト最下位な高校2年生。
学校では小柄であることをいじめられ、家庭は母子家庭であれど、その母は入院中なのでいくつものバイトをして生活費を稼いでいました。
そんな光太をいじめるハマケンは人気ニューチューバーで、その手下のカネゴンも動画を配信しています。
ある日、光太はカネゴンのゲーム実況を強引に手伝わされますが、その配信中にカネゴンと喧嘩をしてしまいます……が、その喧嘩動画がネットで話題となったことで「喧嘩動画で金儲けできるかも」と思うように。
さっそく光太は喧嘩ニューチューバーとして「喧嘩独学」を設立……したまでは良かったものの、光太には喧嘩の知識がありませんでした。
しかし同じく喧嘩動画の配信者・闘鶏の動画を見つけた光太はその動画通りにトレーニングしていき、喧嘩で勝ち星を取るようになります。
やがて光太は人気ニューチューバーとなり、のし上がっていくものの、裏社会の事情にも巻き込まれていくようになるのでした……。
「喧嘩独学」の登場人物
・志村光太(しむら こうた)
本作の主人公。
学校ではいじめられっ子、家庭ではヤングケアラーだったが、開設したチャンネル「喧嘩独学」をきっかけに人生が好転していく。現在はニューチューバーのグループ会社を設立し、社長に就任している。
親孝行ではあるものの、怪我をしても投げ銭の通知音を聞いたら元気になる守銭奴でもある。しかし同時に正義感が強いところもあり、一度悪事を知ったら見なかったことにしない性格でもある。
ニューチューバーをするようになってからというもの、女性から好意を寄せられる機会が多くなったが未だに恋愛には鈍い。韓国名はユ・ホビン。
・金子亨(かねこ とおる)
通称、カネゴン。物語序盤で光太をいじめていたグループの手下。
最初こそはリーダーのハマケンとともに光太をいじめていたものの、光太との喧嘩で順番が逆転したうえにハマケンもまたその地位が墜落すると、光太になびくように。
以降、「喧嘩独学」のカメラマンとなる。
(もともと裕福な家庭であったため、撮影用機材を所持していた)
しかし物語が進むにつれて光太に本気で入れ込むようになり、友情を結ぶにまで至った。韓国名はウ・ジヒョク。
・八潮秋(やしお あき)
謎多き光太たちの後輩。高校1年生。
おっさん口調が特徴だが、これは彼女が帰国子女だから。家族はクリーニング店を経営する父親と2人きり。
光太とは「喧嘩独学」の動画にアドバイスをすることがきっかけで知り合うようになり、以降、動画編集者として関わるようになる。
喧嘩の知識は豊富で、光太の喧嘩の先輩とも言える配信者・闘鶏と何かしらの接点があるらしい。
光太に片思いをしており、同じく想いを寄せている女性たちをライバルと見なしている。
韓国名はカ・ウル。
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「喧嘩独学」の人気キャラ・八潮秋のプロフィールまとめ!
・名前:八潮秋
・学年:高校1年生(帰国子女)
・家族:父親
・立場:「喧嘩独学」の編集者(喧嘩のアドバイザー)
・口癖:最近の若いもんは~
八潮秋は主人公・光太の「喧嘩独学」の動画編集者です。
見た目は黄色いアディダスのジャージを羽織った美少女ですが、その口調はおっさん。帰国子女なので言葉を覚えるために使ったツールがおっさん言葉で、そのおかげで言葉を習得できたものの、クラスで浮いているとか。
ちなみに光太たちを知るきっかけとなった「喧嘩独学」では最初、アカウント名「オヤジ」という喧嘩のコメンテイターでした。
光太とカネゴンが本格的に「喧嘩独学」を始めるにあたって編集者を応募したところ、挙手したのが「オヤジ」こと秋でした。
最初はアカウント名の先入観からおっさんだと思い込んでいた光太たちはまさかの美少女の登場に度肝を抜かれます。
「喧嘩独学」八潮秋の魅力!謎多き恋する少女に迫る!
秋はその見た目と口調のギャップから読者の心を奪っていったキャラですが、実は現在秋の人気は右肩上がりだったりします。
というのも
・秋は闘鶏かもしれない?
・秋は自分の恋を諦め、光太の恋を応援する
というシーンが入り、読者を騒然とさせました。
秋は闘鶏かもしれない?
秋は40話にて「私こそが喧嘩独学の元祖だ」と言い放つシーンがあります。
このセリフは読者の間で考察に考察を読んでおり、
・「自分が光太の師匠だって言っている?」
・「動画配信はしているけど、実践はハジメテ?」
など様々な説が浮上しています。
なかでも有力候補が秋=闘鶏説or闘鶏の弟子説です。元々秋は喧嘩の知識が豊富で、なおかつ闘鶏との繋がりがあるらしい描写が何度かありました。
とはいえまだその辺りにいては明かされておらず、未だ謎のままです。
秋は自分の恋を諦め、光太の恋を応援する
秋が自分の恋を諦めるのは83~85話です。
このエピソードは光太が秋をデートに誘う回で、秋は光太に想いを寄せていたので大喜びします……が蓋を開ければ、秋を誘ったのは自分の好きな女の子へのプレゼント選びに協力してもらうためでした。
秋はわざと嫌われるようなプレゼントを選ぼうとするものの、光太の楽しそうな顔を見て自分の恋心を諦めます。それでもこぼれる涙に読者もまた心を揺さぶられました。
まとめ
「喧嘩独学」とは韓国の漫画で、日本ではLINEマンガとなっています。
スクールカースト最下位だった主人公が喧嘩で人生逆転していく漫画ですが、なかでも八潮秋という登場人物は人気キャラです。
喧嘩のコメンテイターであり、動画編集者として主人公を助けてくれる秋は謎多き美少女です。
主人公との恋はゼロになってしまいましたが、その正体も気になるところですね。