「類似作品不在」なミステリーファンタジー漫画「シャドーハウス」。
2022年6月にて累計発行部数170万部を突破したこの漫画は2021年にアニメ化し、そして現在は夏アニメとして放送中です。
アニメは漫画とは異なって途中からオリジナル展開となったものの、おおむね好評で、第2期も注目を集めています。
今回は漫画「シャドーハウス」が完結しているのかなどを調べてみました。
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「シャドーハウス」は完結している?最終巻の予想と最新話をネタバレ!
残念ながら「シャドーハウス」は完結していません。
2022年6月時点で全11巻が発行しているものの、「シャドーハウス」の秘密が解き明かされているまでには至っていないです。
最終巻の予想
かつては打ち切り候補だった「シャドーハウス」ですが、現在はアニメも第2期が手がけられたように密かに人気を集めています。
また海外展開もされており、韓国・フランス・スペイン・台湾など各国の言葉に訳された単行本が発売しました。
賞こそは受賞していないものの、「次にくるマンガ大賞」や「第4回小西財団漫画翻訳賞」などにノミネートされています。
それに「約束のネバーランド」の原作者・白井カイウ先生や「にじさんじ」に所属するバーチャルライバー・剣持刀也といったSNSへの発信力がある著名人たちもいちファンとして楽しんでいるようです。
つまるところ「シャドーハウス」は今後も連載が続くと考えられます。
そうなると巻数でいうなら20~25巻で、長くても「シャドーハウス」が完結するのは2024年になるのではないでしょうか。
最新話のネタバレ
最新話ではケイトたちと仲間になったオリバー&オリーが団結し、無能力者狩りのエリザベス&ロレッタを追い込む準備が整いました。
順調に進めば風紀班を一掃できそうですが、引き続き敵対してしまっているミア&サラや外に出かけたエドワードなどケイトたちには不安要素がつきまとっています。
ケイトたちの目的であるシャドーハウスの脱出を含め、シャドーハウス最大の謎「偉大なるおじい様」の正体と目的が判明するまではまだまだ先のようですね。
「シャドーハウス」エピソード紹介!どんな話があるの?
「シャドーハウス」は現在、序盤編・お披露目編・コーヒー編・亡霊騒ぎ編・星つきの過去編・コーヒーすり替え作戦編・同期会編・ケイトの過去編・視察編が描かれています。
序盤編(1巻)
来客が来ない館には影のような一族・シャドー家が貴族の真似事をして暮らしていました。
彼ら彼女らは自分の顔のかわりに生き人形を従えています。
エミリコもその生き人形の1人で、自分の主であるケイトの役に立とうと奮闘しますが、思うようにいきません。
しかしケイトはそんなエミリコに驚きながらも心を開いていきます。
やがてエミリコは自分以外の生き人形・ミアやルウ、ローズマリーと出会い、外での仕事や授業に勤しむようになるのですが……。
お披露目編(2・3巻)
シャドーハウスではこどものシャドーが成人するにはお披露目に参加し、それに合格しなければなりません。
その基準はいかにシャドーはシャドーらしく、生き人形は生き人形らしく振る舞えるかどうか。
「おじい様と共にある棟」に暮らす自称・特別な生き人形エドワードが試験管をつとめるお披露目にケイトをはじめとしたこどものシャドーたちは戸惑いながらも、パーティ会場でダンスを踊りました。
その後ケイトたちだけが庭園に招待されるのですが……。
コーヒー編(4・5巻)
シャーリー&ラムは落第してしまったものの、残りの4人はお披露目に合格しました。
その祝いに生き人形たちにはコーヒーが振るわれますが、そのコーヒーには「偉大なるおじい様」のすすが混入していたのです。
たちまちシャドーハウスの忠実な下僕となってしまうエミリコたち。
エミリコの洗脳に気づいたケイトはエミリコの正気を取り戻すため、大量の水を飲ませることに……。
亡霊騒ぎ編(6巻)
コーヒーを飲む喜びの会で突如起こった亡霊騒ぎ。
人為的な誘導があったとしか思えないこの事件に星つきたちはケイトに疑惑の目を向けます。
シャドーハウスに反逆するため、星つきになるとした矢先、出鼻をくじかれたケイトは自ら亡霊騒ぎの犯人を探すことに名乗り出ました。
同期のシャドーたちの力を借りながらケイト&エミリコはついに亡霊騒ぎの犯人、ローブ様の正体を突き止めます。
同時にそれは星つきたちのタブーになったクリストファーの真相にも繋がることでした……。
星つきの過去編(7巻)
シャドーと生き人形の一体化。
お呼ばれしたシャドーと生き人形はそれしか選べず、それ以外の選択となるとたとえどんなに優秀でも処分されます。
しかし生き人形・アンソニーの自我を消すことに抵抗を覚えたクリストファーは自害。
そんな主を失ったアンソニーが今、ケイト&エミリコの前にあらわれて……。
コーヒーすり替え作戦編(8巻)
亡霊騒ぎの決着がついたかと思うや否や、今度はエドワードが視察に来ることに。
コーヒーを割ってしまった失態を隠すため、星つきたちはお互いにお互いを庇うものの、シャドーのサラとダグラスが口を滑らせてしまいます。
そして急遽、喜びの会を開催することになりましたが、ケイトは断固としてそれを認めるわけにはいきません。
というのもコーヒーに含まれていたすすの洗脳がかなり解かれていたからです。
そこで考えたのはコーヒーすり替え作戦で……。
同期会編(9巻)
ケイト&エミリコは「同期会」と称し、同期のシャドーと生き人形だけのちょっとしたお茶会を開催します。
しかし目的は同期たちに自分たちが知っているシャドーハウスの秘密を明かすことでした。
その目的は叶い、同期たちはシャドーハウスへの反逆を誓います。
生き人形もとい人間の子供たちがシャドーハウスに来る前の出来事を振り返るなかで、エミリコはある質問をケイトに投げかけ……。
ケイトの過去編(10巻)
今から50年ほど前、シャドーハウスがまだシャドーハウスでなかった頃。
そこはミラーハウスと呼ばれ、ミラー一族という貴族たちが暮らしていました。
キャサリンもまたその1人で、彼女にはもうすぐ生まれる赤ん坊がお腹の中にいました。
しかしある日、謎の妖精モーフにミラーハウスは襲撃されてキャサリンは侍女とともに逃げ出します。
ところがキャサリンもモーフに襲われてしまい、真っ黒な状態に。
けれども生きているのは間違いなかったため、侍女はいつか目覚めることを信じてキャサリンとともに生活をします。
それから50年後。
キャサリンはこの世から旅立ってしまいましたが、お腹の子供は生まれてくれました。
侍女はその子の祖母となり、ミラーハウスの出来事は無縁の生活をしようとしましたが……。
視察編(11巻)
エドワードはアイリーンとジェラルドとともに初めて館の外に出かけます。
そこで自分の肩書「子どもたちの棟管理者」が存外役に立つことに気づき、このまま館の外で地盤を固めようと企む頃、再び子どもたちの棟に大人の視察が入ることに。
星つきと考えを共有したいケイトたちはやきもきしながらも、その視察を待つことになるのですが……。
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「シャドーハウス」の謎まとめ
シャドーハウスには
・偉大なるおじい様の正体
・モーフによるミラーハウスの襲撃
・アンソニーの目的
・マリーローズ&ローズマリーの行方
という謎に包まれています。
マリーローズ&ローズマリーは現在放送中のアニメに差し支えてしまうので触れませんが、偉大なるおじい様の正体については現時点でも何も分かっていません。
ただ少なくともミラーハウスが何故モーフの襲撃に遭ったのかぐらいは知っていそうですね。
そしてアンソニーですが、実は彼はクリストファー亡きあと、シャドーハウスの敷地内で逃げ延びていました。
マリーローズにクリストファーの死の真相を伝えた際、シャドーハウスに立ち向かうことを告白しますが、
・考え方が合わない
ことからマリーローズはクリストファーとは協力関係を構築しませんでした。
それはすなわちアンソニーは過激な手段も辞さず、ケイト達とも敵対する暗示なのかもしれません。
まとめ
「シャドーハウス」はまだ完結しておらず、最終巻も連載のペースを考えると2024年まで待たなくてはならないかもしれません。
現在「シャドーハウス」は11巻まで発行しているものの、最新刊でも最新話でもシャドーハウスの謎の手がかりはない状態です。
それどころか事態が混迷しかけており、引き続き目が離せないといったところです。