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— とよたろう (@TOYOTARO_Vjump) April 2, 2020
現在Vジャンプ誌上で連載中の漫画版『ドラゴンボール超』。
その内容が一部からヒドイと批判を受けていると言われています。
正直言えば個人的には毎回楽しんで読ませて貰っているのですが、ここでは漫画版『ドラゴンボール超』が、何故ヒドイと言われているのか?
その真相に迫りたいと思います。
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漫画『ドラゴンボール超』の批判
では実際に『ドラゴンボール超』への批判はどのようなものがあるのか、みていきましょう。
キャラ崩壊
よく言われるのは『ドラゴンボール超』のこれらのキャラ崩壊です。
ベジータ
初登場時のベジータといえば、常に強者感が強く『誇り高き戦闘民族サイヤ人の王子ベジータ』というセリフも板についていま した。
更に、フリーザやセルなど自分よりも強い相手が出てきてもその誇りを失わず、自らを鍛え抜き純粋にその強さを追い求める 姿にある種の憧れやカッコよさを感じたものです。
ところが『ドラゴンボール超』では破壊神ビルスという圧倒的に強い存在が登場すると、かつての誇り高きベジータは鳴りを潜め、パーティーのおもてなしやギニュー特戦隊バリのおかしな動きやハイテンションぶりを見せるなど、完全にギャグキャラと化していました。
まぁ最も、様々な視聴者層のウケを狙ってのことだと推測もされており、特に女性受けが良いという声もあったりします。
批判をしている声はきっと昔からのドラゴンボールファンや『誇り高き戦闘民族サイヤ人ベジータ』のファンからのモノなのでしょう。
孫悟飯
元々は小さな頃から学者になるという夢もあった悟飯でしたので、地球が平和になったあと普段は悟空やベジータたちのように日々修行に励んでいたワケではなかったようなのでやはり弱体化してしまったのもあるのかと思います。
悟飯ファンからすれば、セル編でのスーパーサイヤ人2悟飯や魔人ブウ編でのアルティメット悟飯など、あの頃の悟飯を『ドラゴンボール超』でも期待していたのでしょうが、今のところ”宇宙サバイバル編“と現在展開中の”スーパーヒーロー編“でも旧作のような大活躍といったところは出てきていません。
とはいえ“スーパーヒーロー編”は漫画版より先に映画版で公開されておりますので、そこでの悟飯の活躍が漫画版でも拝めればファンも納得するのではないでしょうか。
パワーバランスの崩壊
・こちらもよく出てくる話ですが、キャラのパワーバランスがおかしいという意見です。
特にやり玉にあがるのが、亀仙人です。
亀仙人に関しては、原作でも旧アニメでもピッコロ大魔王にさえ歯が立たなかった彼が
『ドラゴンボール超』の”宇宙サバイバル編“では第7宇宙の10人のメンバーに入っていたり、
その選ばれる過程でとてつもない強さを秘めていたことがわかったりと後付けともいえる設定が
昔からのドラゴンボールファンからは首を傾げられたりします。
そんなに強かったなら少なくともピッコロぐらいはなんとか出来たでしょう?と言いたくなるような展開でもありましたし、 今更なぜ亀仙人?という疑問も払拭できません。
“未来トランクス”編の終わり方
こちらに関しては賛否両論と言った方が正しいかと思います。
今回は『ドラゴンボール超』が、なぜ批判されるのか?というテーマでありますが、この“未来トランクス”編に関しては比較的評価されているエピソードではあります。
なので、あまり否定的な声はなさそうですが最後の最後でそれ?みたいな展開でもあるので一部シラけてしまうという声もあがっています。
ではここで、その理由の前に簡単にこの“未来トランクス”編を紹介していこうと思います。
【“未来トランクス”編】
かつて悟空たちと共に人造人間やセルと戦った未来トランクスが傷だらけの状態で再びタイムマシンで悟空たちの世界にやって来ます。
トランクスによれば“ゴクウブラック”という謎の戦士が未来のトランクスたちの世界で虐殺行為を繰り返しているという話 で、悟空とベジータは第10宇宙の界王神ゴワスの元にいた見習い界王神ザマスがなんらかの関りがあることを掴んだ後、トランクスと共に未来に向かいます。
しかし、そこで“ゴクウブラック”だけでなく不死身となったザマスが現れ、スーパーサイヤ人ロゼとなった“ゴクウブラック”と不死身のザマスに敗れ悟空たちは現代に敗走しました。
その後、事の次第を知った破壊神ビルスが自らの主人である界王神ゴワスを殺そうとしているザマスを破壊し、未来が平和に なっていることを確かめに再び未来に向かいますが、“ゴクウブラック”もザマスも消えておらず再戦となり結局再度、撤退に終わってしまいます。
その後、明かされた真相は未来の不死身ザマスは破壊神ビルスに破壊されたのとは違うもう一つの世界のザマスで、そのザマ スがもう一つの世界でゴワス殺害も成功させ界王神に与えられた『時の指輪』を使い、さらに悟空と自分の身体を超ドラゴンボールで入れ替え、未来トランクスの世界に飛びます。
そして、そこでも界王神ゴワスを殺し未来のザマスと手を組み未来の超ドラゴンボールで彼を不死身にするのでした。
そこで、悟空は亀仙人から不死身ならば魔封波での封印をすすめられ、ベジータも修業を積み再びトランクスと悟空と共に未 来へと向かい三度目の戦いに挑みます。しかし、悟空の魔封波も失敗しベジータやトランクスが奮闘するもやはり“ゴクウブラック”とザマスは手強く、さらにポタラを使って合体した“ゴクウブラック”とザマスは合体ザマスとなり悟空たちを追い詰めます。悟空とベジータもポタラで合体しベジットとなります
が時間切れで再びピンチとなってしまいます。
すると、最後にトランクスが自らの折れた剣に悟空たちの力や多くの人々の願いを集結させた青く輝く気の大剣で合体ザマス を一刀両断に斬って落とします。
しかし、ザマスは自らを霧状にして全宇宙に拡散させ未来世界そのものとなります。
そして、悟空たち以外をすべて消滅させてしまい悟空たちも成す術がなくなります。
その時、悟空はかつて友情の証として世界の全てを統べる“全王”から貰った“スイッチ”のことを思い出します。
そしてそれを押すと“全王”が現れ、その世界の惨状を目の当たりにした“全王”が未来世界ごとザマスを消滅させてしまうの
でした。
【最後に決め手が“全王”って・・・】
ということで、何度も現代と未来を行ったり来たりしたり何より“ゴクウブラック”とザマスという卑怯レベルな強敵に何度も苦渋を飲まされてきたのに結局最後は“全王”の世界消滅で終わるという展開に、やや白けてしまうといった声も上がっていました。
まぁそれまでの内容がかなり濃くシリアスな内容でもあったのでそのあっさり過ぎた落差についていけないという方もいたのかも知れません。
アニメ版『ドラゴンボール超』と誤解?
最後にこちらはネット上で多く上がっていることですがアニメ版『ドラゴンボール超』の批判が多く、アニメ版と漫画版が混同されてしまって批判されている可能性がある事です。
アニメの方は漫画版と違って未だ『銀河パトロール囚人編・生残者グラノラ編は』映画も含めアニメ化されておらず、
逆に『フリーザ復活編・ブロリー編』は漫画の方では描かれておりませんので、アニメと漫画では物語の進み方が異なっています。
また、アニメの方は作画崩壊とまで言われる批判的な意見が上がっており、キャラクターの立体感がなくてのっぺりしていたり、遠近感がおかしかったりなど、作画の緻密性に欠けており、これに批判的な視聴者も多かったようです。
この件では、なんと原作者である鳥山明先生も、アニメの制作会社に意見したそうです。
こうした影響を受けてなのか、後半では作画は改善されたようです。
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まとめ
今回は漫画版ドラゴンボール超がヒドイ?といったテーマではありましたが、個人的にはそれほどヒドイとは思いませんで
した。
昔からの熱狂的なドラゴンボールファンの中には、例えば絵柄が鳥山明先生でないことや設定の後付けなどに納得がいかな
いという方もいるのかも知れませんが、一方で新しいドラゴンボールという見方もできるのでは?と思います。
とよたろう先生の悟空やベジータたちもとてもカッコイイですし、実際楽しんでいる方の方が多いこともお見受けします。
新しい目線で新しくドラゴンボールを楽しんでいければ二度おいしい?かも知れませんよ♪