「ハトムギ化粧水」とはイミュ株式会社が運営しているナチュリエの商品です。
2002年に発売した「ハトムギ化粧水」もとい「ハトムギ」シリーズは肌の水分をしっかりと補える効果があります。
そのおかげで人気ブランドになっている反面、「合わない人もいる」ということで有名です。
同時にその合わない人たちには共通の特徴があることでも知られています。
その特徴は何か、説明していきましょう。
ハトムギ化粧水が合わない人の特徴とは?
ハトムギ化粧水が合わない人の特徴とはズバリ
・乾燥肌
・イネ科アレルギー
・エタノール成分に弱い
です。
乾燥肌
乾燥肌の人がハトムギ化粧水と合わないのは相性の問題です。
確かにハトムギ化粧水は水分が多いものの、乾燥肌の人が使うには保湿力が足りません。
もちろん主な保湿成分としてDPG・BG・グリセリンは含まれていますが、それでもまだまだというのが実際のところです。
そもそもな話、ハトムギ化粧水は保湿を目的とした化粧水ではなく、肌質の改善をモットーにしています。
それどころか中途半端な保湿力が逆効果になっているので、もしも乾燥肌な人は使わないほうがいいかもしれません。
イネ科アレルギー
イネ科アレルギーはハトムギ化粧水ならではの理由です。
ハトムギ化粧水には言葉通り、ハトムギ成分が配合しています。ハトムギとは東南アジア~インドを原産国にしているイネ科の植物で、日本でも栽培されている……ものの、主食である稲と比べればその栽培量は少ないそうです。
豊富なタンパク質・亜鉛・カリウムは精白米よりも倍もあり、さらには肌荒れにも効果があります。
しかしながらハトムギもといイネ科がアレルギーとなってしまい、炎症もしくはニキビが出やすくなってしまうケースが確認されています。
エタノール成分に弱い
ハトムギ化粧水はかなり肌への刺激を抑えているものの、エタノールあるいはメチルパラベンはその性質上、どうしても肌への刺激が強い成分です。
可能であれば取り除いたほうがよいかもしれませんが、エタノールは殺菌作用として、メチルパラベンは防腐剤として欠かせません。
そのため敏感肌(アトピー)の人がハトムギ化粧水を使ったところ、肌が荒れたとしたらその原因はエタノール(メチルパラベン)である可能性が非常に高いです。
これ以外にも体質的に合わない・洗顔でちゃんと汚れを落としていない・スキンケアをやりすぎている……などの原因も考えられます。
なかには即効性を求めていたばかりに、使用してすぐに「効果がない!」と訴えるユーザーもいますが、この場合は短慮すぎです。
顔の肌のターンオーバーは28日周期であるため、少なくとも1か月は待たなくてはなりません。
もっとも肌の異常はターンオーバーを待たずにあらわれることもあるので、要注意です。
ハトムギ化粧水が合わない人が使い続けたらどうなる?症状は?
ハトムギ化粧水と合わない人が使い続けたら、当然ながら肌荒れが悪化します。
特に肌が赤くなる&ニキビが出やすくなった場合はすぐにでも使用を中止すべきです。つまるところ無理はしないことです。
ところでハトムギ化粧水が合わない人の症状で「ニキビが出やすくなる」があるのは
・グリセリンの成分が多い
からだったりします。
グリセリンはよく乾燥・敏感・混合肌に配合されている一方で、ニキビの原因であるアクネ菌を増殖させる作用もあります。
そのためハトムギ化粧水を使って「ニキビが出てきたな……」と思ったら、使用を控えましょう。
ハトムギ化粧水の良い口コミ・悪い口コミまとめ
とはいえハトムギ化粧水を使用したユーザーのなかには、その恩恵をしっかりと受け取ったユーザーもいます。↓
・ハトムギ化粧水やばい
お風呂上がりに腕にばしゃばしゃつけてるけどすごいツルツルモチモチになる!前はぶつぶつがあるの気にしてたのに!
・ドンキで買ったハトムギ化粧水を左腕に塗ったらお肌がもちもちしてます。
つい触っちゃってます。色んな意味でやばいです。
今日も平常運転_(:3」∠)_
・この値段でこの品質ってすごくない?
しかし合わなかった人たちの口コミも一定数あり↓
・ハトムギ化粧水が安くて使いやすいと話題だったので、拭き取り用に買ったのだけど、使用したら顔が痒くなり赤くなり腫れてしまった。
顔を洗い流したがまだヒリヒリする。
合わない化粧水ってあるんだなと勉強になった。
・気になってたハトムギ化粧水、肌に合わずヒリヒリ赤くなってきたから急いで洗い流したわ。
・ハトムギ化粧水なぜかほんとに合わなくてピリつきやばい 何がダメなんだう
といったように「肌がかゆくなった」など使用した際の異常を報告しています。
ハトムギ化粧水が合わない人におススメの代用品まとめ
ハトムギ化粧水が合わないとなると、ハトムギ化粧水の代用品を求めるのが人の性というもの。
その場合、ポイントは
・コスパの良さ
・エタノールなどの刺激成分が不使用
・グリセリン不使用
・高い保湿力
になると思います。
ハトムギ化粧水が合わない人の原因が上記である以上、やはりその原因は避けるべきです。
「無印良品 敏感肌用 高保湿タイプ」(400ml/1.000円)
ハトムギ化粧水が合わなかった人によくおススメされている化粧水です。
無香料・無着色、無鉱物油、弱酸性など肌への刺激を極力抑えているのが分かる品ですが、何よりも注目したいのは
・ラベンフリー
・アルコールフリー
・アレルギーテスト済み
ということです。
これが意味するのはハトムギ化粧水が合わない原因、刺激成分&アレルギー反応の心配をしなくていいということに尽きます。
それに乾燥から肌を守れるようにグレープフルーツ種子エキス&スベリヒユエキスが含まれているのはポイントが高いです。
資生堂「イハダ 薬用ローション」(180ml/1.650円)
こちらもパラベンフリー&アルコールフリーで、低刺激になっていますが
・アラントイン
・グリチルリチン酸2K
・ワセリン
が含まれているのがおススメの理由です。
それはアラントイン・グリチルリチン2Kは肌荒れ&ニキビ抑制の作用が、ワセリンは肌の保湿を持続させるように働きかけてくれるからです。
まとめ
ハトムギ化粧水が合わない人の特徴は乾燥肌・イネ科アレルギーを起こしている・エタノールなどの刺激成分に弱いことが挙げられます。
無理して使い続けても肌が悪化してしまうため、異常を感じたらすぐにでも使用を中止すべきです。もしもの場合は代用品となる無印良品&資生堂の化粧水を使うことをおすすめします。
とはいえハトムギ化粧水の効果をしっかり受け取ったユーザーもおり、悪い口コミもあれば良い口コミもあります。