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ドクターストーンはなぜ完結した!?理由や打ち切りの噂を解説

「ドクターストーン」は、2017年から2022年の5年間に週刊少年ジャンプで連載されていた、SFサバイバルファンタジー作品です。

SNSでも話題になったドクターストーンですが、ファンの間では打ち切りで物語が完結したのではないか?という意見が出ています。

そこで今回は、ドクターストーンはなぜ完結したのか、そもそも打ち切りだったのかについて徹底解説します!

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ドクターストーンのあらすじ

ある日突然、地球上の全ての人類が石化するという、怪奇現象に見舞われます。

そのまま時が流れ、主人公である石神 千空(いしがみ せんくう)と準主人公である大木 大樹(おおき たいじゅ)は、石化が解けて目が覚め、二人は無事に再会を果たします。

実は、千空の方が先に目覚めており、彼によると人類が一斉に石化状態になってから約3700年経過しており、人類はほぼ壊滅状態にあるという衝撃的な事実を目の当たりにします。

そして二人は、共に協力し合い自分達で一から文明を再建させることを決意します。

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ドクターストーンは打ち切りだったのか?

ドクターストーンは、打ち切りで連載終了したのかについてですが、結論から述べますと打ち切りではないです。

週刊少年ジャンプでの人気順位は5位ほどで、単行本は電子版を含めた累計発行部数が2022年6月時点で1400万部を突破しています。

また、2019年にアニメ化もされており、2023年春頃に第3期放送予定となっている、現在も人気のある作品です。

なので、わざわざ打ち切りにする理由はほぼ無いと言って良いでしょう。

では何故、一部のファンの間から打ち切りの噂が浮上したのでしょう?

いくつか、理由があるのでご紹介します。

1.物語終盤以降は駆け足で展開していたから

まず一つ目の理由として、アメリカ編が終了したあたりから駆け足で物語が進んでいたためです。

物語の中盤あたりまでは、実験や作成の過程について丁寧に描かれていたのに、終盤になるにつれその描写が無くなっています。

アメリカ編では、黒幕が月にいることが判明したので、千空達は宇宙船を作る材料を集めるために、アメリカへ旅立ちます。

相手は、自分達よりも上の科学技術を持つ存在です。

そこで千空は、空母を作ることを提案します。

しかし、ここら辺から今まで描写されていた製作過程が、ほとんどカットされていたのです。

そのため、人によっては物語を無理やり詰め込もうとしているように感じ、それにより打ち切りされたのではないかという意見が挙がったのです。

2.回収されていない伏線が存在するため

二つ目の理由は、連載終了後も回収しきれていない伏線があるためです。

それは、「ホワイマン」という存在の謎です。

ホワイマンとは、本作の黒幕で全人類を石化した存在です。

物語の終盤で正体が明るみになり、実はホワイマンは「機械生物メデューサ」であり石化装置そのものだったのです。

そして、それは一つだけでなく大量に存在しており、さらに人間に寄生するタイプの群生型機械寄生生物なのです。

漫画版第一話で、何故が燕が石化していましたが、あれは手ごろな大きさの生物で試験的に行うのにちょうど良かったからなのです。

そして、燕の石化に気づける知的生命体として人間が選ばれ、全人類が石化されることとなったのです。

千空が獅子王司(ししおう つかさ)を倒すために使用した携帯電話の電波を利用して、ホワイマンが話しかけてきたことでその存在が明るみになりました。

当時SNS上では賛否が分かれており、「予想をはるかに上回る展開で面白い」という声もあれば、「思っていたのと違うし、正直微妙な展開だな」という声もありました。

しかし、ホワイマンの正体は明かされたものの、ホワイマンは一体どのように生み出されたのか、その存在そのものは機械なのか生物なのかは謎のままで物語が完結してしまいました。

ホワイマンは、誰かが作り出した人工知能を持つ機械なのでしょうか?

それとも、地球外生命体のような生物なのでしょうか?

科学にこだわりを持っていた作品なだけに、ここにきてあやふやなまま完結してしまい、打ち切りのために完結を急いだように見えたのでしょうね。

なぜ完結したのか?

では、ドクターストーンは何故完結したのでしょうか?

その理由として、いくつかご紹介します。

1.話数とZとの関係性

ドクターストーンでは、話数を表す時に「Z」を使用しています。

実は、このZは原子番号を表すもので、数や番号を表すドイツ語「Zahl」に由来しています。

Z=1~Z=82は水素やヘリウム等の安定同位体、Z=83からは安定同位体は存在せずウランやプルトニウムが当てはまります。

Z=138以降は、現時点では未知の元素となっています。

ここで、原子番号になぞらえてストーリーを見ていくと、 Z=1~Z=82はプロローグから獅子王司編、Z=83~Z=137までが宝島編、Z=138~Z=232はホワイマンとの対決編とクライマックスが描かれています。

このように、原子番号の意味が繋がるようになっているのではないでしょうか。

このトリックを意識して連載されていたのならば、納得がいくでしょう。

また、ドクターストーンは2017年14号から連載開始し、2022年14号で連載終了しました。

どちらも、ナンバリングが14(いし)号となっており、作品タイトルとかけているのでそこもこだわっていたのでしょう。

2.物語の目的について

ドクターストーンは、「石化の謎を解くこと」「人類の文明を再建させる」というのが主な物語の目的です。

一部のファンの間では、タイムマシーンを完成させて全人類を救済するところまで描いてほしかった、終わり方が中途半端な感じがする、という意見が挙がっています。

しかし、物語の終盤にて石化の謎が解明し、そのころには文明も現代に追い付いています。

物語の目的はしっかりと果たされているので、ここで完結するのは特に不自然なことはないでしょう。

まとめ

ここまで、ドクターストーンがなぜ完結したのかについてご紹介しました。

打ち切りに関しては、実際は違ったのですが終盤の物語が駆け足で進んでおり、その印象が強くて打ち切りの噂が浮上してしまいました。

完結した理由として、原子番号の意味と繋がるように緻密に計画していたことと、物語の目的を果たしたためです。

いたずらに物語を引き延ばすよりも、潔く終わらせる方がむしろ良い作品である証ですからね。 この機会に、ドクターストーンを読み返してみてはいかがでしょうか?

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