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ガンダムオリジンが打ち切りの理由とは?噂の真相を解説!

「機動戦士ガンダム」シリーズは1979年から放送されて以来、世代を超えて多くのファンを獲得し続けてきました。

しかし、劇場アニメ版ガンダムオリジンは打ち切りで終了したのでは?という噂が一時話題となっていました。

長年日本アニメの人気を誇っていたガンダムシリーズに、一体何が起きたのでしょうか?

今回は、劇場アニメ版ガンダムオリジンは本当に打ち切りで終了したのか、徹底的に解説していきます!

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ガンダムオリジのあらすじ

地球上では過剰な人口増加と、それに伴う資源の枯渇や環境破壊問題が深刻化していました。

そこで、地球の周辺にある宇宙空間に居住地を作り出し、人々を宇宙へ移民させる計画が立てられました。

宇宙空間に浮かぶ居住地を「スペースコロニー」と名付け、一部の人々はそこで新たに暮らし始めるのでした。

スペースコロニーへ移住を始めた年を「宇宙世紀0001年」とし、以後この「宇宙世紀」で暦がカウントされることになります。

それから時が流れ、宇宙へ移住した人々はスペースコロニーを第2の故郷として生きて新たな命を育んでいき、そして寿命を迎えていきました。

宇宙世紀0057年に大学教授であったジオン・ズム・ダイクンと、若い歌姫で愛人であるアストライア・トア・ダイクンとの間に、キャスバル・レム・ダイクンという男の子が大学にある壊れた時計塔の隠し部屋で誕生します。

その後、ジオンはムンゾ自治共和国の最高責任者議長となり、多くの人々から支持を得ることになります。

しかし、家族の幸せな時間は長くは続かず、ジオンは演説中に死亡してしまいこれにより政治的混乱が発生します。

ジオンの死亡原因について噂が流れたのですが、「連邦による暗殺説」と「ザビ家による暗殺説」に分かれたため、さらに人々に混乱を招きます。

キャスバルはジンバ・ラルという人物から、「父親が死んだのはザビ家のせい」という陰謀論を聞かされ、それを信じるようになります。

また、アストライアは正妻であるローゼルシアの嫉妬により、ザビ家が起こした内乱の際に屋敷に幽閉されそこで衰弱死してしまいます。

このことから、キャスバルはザビ家を自分の人生を歪ませた全ての元凶として激しく憎むようになり、後にジオン軍の赤い彗星「シャア・アズナブル」となって復讐への道を歩むようになったのです。

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ガンダムオリジンの打ち切りは本当?理由は?

結論から述べますと、正確には打ち切りではありません。

「機動戦士ガンダム ジ・オリジン」には漫画版とアニメ版が存在しており、それぞれきちんと完結しています。

では、なぜ打ち切りで終了したという噂が浮上したのでしょうか?

いくつか理由があるので、詳しくご紹介します。

1.劇場アニメ版が「一年戦争編」までやっていないため

初代「機動戦士ガンダム」は、1979年から1980年に地上波で放送されていたアニメであり、「機動戦士ガンダム ジ・オリジン」は、その初代アニメを元に2001年に漫画版、2015年に劇場アニメ版が作られた作品です。

初代アニメは、主人公アムロ・レイを中心に少年少女達が戦いや困難な状況の中で、悩み傷つきながら成長する姿が描かれており、単なるロボットアニメではなく人間ドラマ的な側面もあります。

放送当時は視聴率が伸び悩んでおり、結果的にアニメは打ち切りとなって予定よりも早めに放送終了する形になりました。

しかし、打ち切りが決まってから若者中心に人気が出始め、口コミで徐々に評価が上がっていきました。

放送終了後、ファンから再放送を要請する声が多く上がり、再放送した結果視聴率が一気に上がり人気が広がっていきました。

そして、現在まで大変人気のあるシリーズなのですが、劇場アニメ版「機動戦士ガンダム ジ・オリジン」では赤い彗星でお馴染みのシャアの半生を中心に描かれており、初代のメインストーリーである一年戦争の前日譚として描かれています。

漫画版だと一年戦争についてもきちんと描かれているのですが、劇場アニメ版はその部分が放映されることなく企画が終了しています。

アムロとシャアとの死闘や登場人物達の葛藤を濃厚に描かれた一年戦争編を、美麗な映像となった本作品でぜひ見たいと思っていたガンダムファンからすれば、大変残念なことだったでしょう。

このため、SNS上では「劇場アニメ版は打ち切りで終了したのでは?」という声が上がるようになったのです。

何故、劇場アニメ版は一年戦争編を放映しなかったのか?についてですが、その一つの理由として「初代アニメ版と設定が異なる部分があり、一年戦争編まで制作してしまうと整合性が取れなくなってしまうため」というのがあります。

どういうことなのかというと、「ガンダムシリーズは映像化されたものが公式である」という見解があり、劇場アニメ版も一年戦争編を放映してしまうと初代アニメ版と設定やストーリーが異なっている部分があるため、そこと比較した時にややこしくなってしまうという事情があるようです。

2. 制作会社側の都合で企画終了となったため

上記にあるように、初代アニメ版とジ・オリジン版では少々設定やストーリーが異なっている部分があるためと一年戦争編が制作されなかったという理由があるのですが、もう一つ理由があります。

元々「機動戦士ガンダム ジ・オリジン」は、シャア・セイラ編である第4話で終了する予定だったようです。

しかし、予想よりも好評で売り上げが良かったのでこのまま続編を制作できることになり、第5話も公開されることになりました。

ただ第5話の興行収入や第6話の前売券の売り上げ成績が良くなかったためか、そのまま第6話で完結ということになったそうです。

安彦良和監督がとあるインタビューで、ルウム会戦編の興行収入と円盤売り上げ次第では一年戦争編制作を決定すると上司に言われたそうです。

一年戦争編を描こうとすると、かなり長丁場になることは明白です。

もし、売上成績が振るわなかった場合はかなりの赤字になる可能性があるので、制作会社側としても慎重にならざるおえなかったのでしょう。

逆に数多くのファンから続編を熱望する声が集まれば、制作される可能性も十分あり得るとのことです。

安彦良和監督自身は、もし続編を制作できるならやりたいと言っていたようなので、企画が再び動くことがあれば喜んでやってくれそうです。

ただそうすると、初代アニメ版との矛盾点をどう補うのかが気になるところではあります。

一応公式では全6話で完結したという扱いですが、このようなエピソードを聞くとファンからしたら打ち切りになったように見えるのも、無理はないでしょうね。

おわり

これまで、劇場アニメ版「ガンダムオリジン」が本当に打ち切りで終了したのかについて、ご紹介してきました。

内容をまとめますと

  • 初代アニメでメインストーリーだった「一年戦争編」が、「ガンダムオリジン」では制作されなかったため。
  • 劇場アニメ版「ガンダムオリジン」の円盤売り上げや興行収入の影響で、制作会社側から第6話で企画終了を伝えられたため。

正式には打ち切りではないのですが、「一年戦争編」が様々な事情が重なって実現せずに企画終了してしまったのは残念です。

いずれ、企画が再起動されることを願うばかりです。

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