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キノの旅のアニメがひどいと言われる3つの理由を徹底解説!

「キノの旅」は、時雨沢恵一先生が長年手掛けている寓話的冒険ファンタジー小説作品です。

2000年から現在まで長期間連載されており、ラジオドラマ化、2度にわたるテレビアニメ化、ゲーム化、コミカライズ化、舞台化など様々なメディアに進出している大変人気のある作品です。

しかし、そんな人気作キノの旅のアニメ2作目が「ひどい」「面白くない」という声が上がっているようです。

今回は、キノの旅アニメ2作目は本当にひどいのか?その理由について徹底検証していきます!

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キノの旅の概要

10代半ばである旅人キノが、喋るモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)である相棒のエルメスと共に世界中を旅する、寓話的冒険譚ファンタジー作品です。

この世界では都市国家が各地に点在しており、文化、技術レベル、社会体制など各国で異なっており国民の価値観も千差万別となっています。

また、国の治安や情勢も様々で、友好的な国もあれば閉鎖的な国もあり、国同士で戦争してたり、すでに滅亡し荒廃した国もあれば、比較的新しく作られた国も存在しています。

作中で国名や地名が登場することは稀で、原則として題名にある「~の国」というその国の特徴を表すもので呼ばれています。

ほとんどの国では何らかの問題を抱えているケースが多く、その問題が現実社会に実在するものも含まれており、風刺小説の一面を持つ作品でもあります。

原作のストーリーは一応繋がりはあるものの、基本的には1話完結か短編としてそれぞれ独立しており、どこから読んでも楽しめるようになっています。

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キノの旅のアニメ2作目がひどい?面白くない?その理由について徹底検証していきます!

キノの旅は2003年に初のテレビアニメ化され、2017年に2回目のアニメ化がされています。

しかし、2作目のアニメがひどいという噂が浮上しています。

その理由が3つあるので、詳しくご紹介します。

1.アニメ1作目と比較してしまう

どの作品でもよくあることですが、続編や2作目が登場すると前作とつい比較してしまう傾向にあります。

原作ファンからは、1作目の方が好評のようです。

1作目では、ストーリーが丁寧に作り込まれており、演技やBGMも相まって全体的に淡々と描写されていますが、それが原作の雰囲気に合っているとファンから好印象を持たれているようです。

1作目のキャラクターデザインに関しては初期のイラストを基に作成されているため、現在のシャープなデザインとは異なりやや幼さを感じるものとなっています。

しかし、時間経過とともにイラストのタッチが変わってしまうことはよくあることですし、致し方ないことではあります。

声優に関しては賛否が分かれており、抑揚がなく棒読みであるという否定的な意見がありますが、淡々とした話し方が作品やキャラクターの雰囲気にあっているという肯定的な意見もあります。

2作目に関しては、1作目から14年程経過していることもありビジュアルが美麗となって見やすくなっています。

しかしながら、ストーリー構成に関しては批判的な意見が多く見られ、あまりにもあっさりとしすぎて説明不足を感じるようです。

原作でも長めに書かれていた大筋の話が、アニメでは尺の都合のためかなり端折って描写されていることに、原作ファンから怒りと落胆の声が上がっています。

2.人気長編「コロシアム」の話が端折られてしまった

先述したように原作にあった重要な話が、アニメでは1話で完結させるために省略されている部分が多くあり、原作ファンから不満の声が続出しています。

特に2作目アニメ第2話「コロシアム」に対する評価が厳しめとなっており、アニメーションとしての話の構成や演出が薄く感じて魅力的に見えないという意見が上がっています。

さらに、一番見どころであるコロシアムでの戦闘シーンが、キャラクターの動きが少ないうえに展開が早すぎるため迫力に欠けるという意見も見られます。

原作ではレギュラーキャラクターの位置づけであるシズの登場シーンも、シズとキノの会話場面が多く緊迫感があまり感じられぬままあっさり次の展開に進んでしまい、このことでファンから「ひどい」という声が続出してしまったようです。

ちなみに、1作目のアニメの「コロシアム」は前編・後編と2話に分けて制作されており、国の生い立ちやキャラクターの掘り下げも丁寧に描写されています。

また、1作目の戦闘シーンはモブキャラの戦いでも、それぞれキャラクターの特徴が引き出されており、短い時間の中でも戦闘時における緊張感をしっかりと表現できている印象があります。

3.全体的にストーリーを詰め込み過ぎている

2作目アニメでは、原作にあった話を詰め込んで凝縮しているようなストーリー構成となっているので、「コロシアム」以外の話も展開が早すぎてあっさりとしています。

レギュラーキャラクターであるティーが初登場する「船の国」も、2作目アニメではたったの1話で完結させており、ティーの紹介の仕方が雑だと原作ファンから落胆の声が上がっています。

「船の国」の話は原作では100ページを超える長編となっており、原作ファンとしては印象深いストーリーとなっています。

しかし、2作目アニメでは原作に出てくる場面をギリギリ辻褄が合う程度に消化されているぐらいで、キャラクターの心理描写を飛ばしてしまっているため、感情移入がしにくいというのが正直な感想です。

「船の国」も大筋に関わる話で、登場人物のバックボーンや国の事情などが原作ではしっかりと描写されていた分、アニメでは明らかに尺が足りていない印象があります。

しかも「船の国」の話は1作目時点では登場しておらず、2作目でようやく初登場しているのです。

せめて「船の国」の話だけでも2話分の尺を取れれば、ここまで「ひどい」「つまらない」と言われなかったのではないでしょうか。

全体的に色々と物足りなさを感じてしまい、作品の世界観を上手く表現できていないという不満の声が上がってしまうのも無理はないでしょう。

まとめ

今回はキノの旅のアニメ2作目はひどいのか?についてご紹介してきました。

内容をまとめますと

原作ファンから「ひどい」「つまらない」と不満の声が多く上がっている。

理由として、アニメ1作目と比較してしまうこと、人気長編「コロシアム」の話が端折られてしまったこと、全体的にストーリーを詰め込み過ぎているの3つが上げられる。

原作を愛するファンとしては、2作目アニメは色々物足りなさを感じているようです。

もしキノの旅アニメ3作目が制作される機会があれば、ストーリー構成をもっと丁寧に行われてほしいですね。

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