謎の大穴に挑むヒロインと主人公の冒険を描く「メイドインアビス」。
可愛らしいタッチのイラストでありながらも心抉る展開は衝撃的で、けれどもそれが快感となっているファンは多いかと思います。
現在11巻が発行しており、累計発行部数も333万部を突破している「メイドインアビス」ですが、実は打ち切りの噂があるんですよ。
こんなにも人気なのに何故打ち切りの噂があるのか、解説をしていきましょう。
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「メイドインアビス」打ち切りの真相とは?
単刀直入に言いますと、「メイドインアビス」の打ち切りが現実味を帯びていた時期がありました。
それはアニメ開始前、2017年前までにさかのぼります。
「メイドインアビス」は竹書房のウェブコミック配信サイト「WEBコミックガンマ」にて2012年から連載を開始した漫画ですが、アニメが始まる前はいつ打ち切られてもおかしくない崖っぷち作品でした。
というのも出版業界ではコミックスの売り上げが悪いと「すぐ打ち切り!」と判断されてしまうのです。
具体的には単行本が発売されてからの1週間。
この売り上げによって連載続行か打ち切りか、決まってしまいます。
これは人気がない=資金回収できる見込みがないと考えられているからだそうです。
確かに認知度がない漫画に印刷代などをかけられるほど出版業界は優しくありませんよね。
アニメ化や映画化も利益がある程度期待できるからこそ決定するもの。
どんなに面白くても読者の支持や認知度がなければ1巻で終わってしまうのはとてもシビアですね。
しかしそれは「メイドインアビス」にも降りかかったことでした。
デビューしたばかりの新人や連載が始まったばかりの作品はファンがつきにくく、単行本が発売されても売れなければ打ち切りになってしまうのです。
「メイドインアビス」も危機的状況でしたが、なんとアニメが始まると漫画の売り上げは5.8倍となり、それどころかアニメ2期・映画・ゲームなどメディアミックスがされるほどの人気作になりました。
当然「売れないから打ち切り」というピンチから見事に脱出。
しかし打ち切りのピンチは未だに「メイドインアビス」に這い寄っているのです。
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「メイドインアビス」打ち切りの原因になるのは作者そのひと?
「メイドインアビス」の打ち切りの噂が絶えないのは作者・つくしあきひと先生に原因があります。
それはつくしあきひと先生の偏食のせいです。
実はつくしあきひと先生は大のラーメン好きで、ラーメンのためにわざわざご当地に向かう気満々なほど。
しかしラーメンばかりしか食べていないらしく、その生活は不健康なのでファンからは心配する声が相次いでいます。
「このままでは体調不良となり、完結出来ないのではないか?」。
「ある日突然、亡くなってしまうのではないか?」とつくしあきひと先生の健康を気遣う声はもちろん、続きが突然終わってしまうことに戦々恐々する声もありますね。
「メイドインアビス」打ち切りの噂は不定期連載のせいもある!
ところで「メイドインアビス」の打ち切りの噂には「メイドインアビス」の連載スタイル、不定期連載のせいもあるのはご存知でしたか?
「メイドインアビス」の連載元「WEBコミックガンマ」は毎日更新しているものの、「メイドインアビス」は年に2回しか連載しません。
Webコミックとはいえ、驚異的な連載頻度の低さですよね。
Web連載では隔週連載(1回連載したら1週間などある程度の期間、お休みするようなこと)は珍しくありませんが、半年に1回というペースは読者から忘れられてもおかしくはありません。
事実、「メイドインアビス」のファンにはそのことを知らず「あれ?もしかして打ち切りになった?」と勘違いするケースは多いようです。
そこから打ち切りの噂が根付いてしまったのではないか?と考えられています。
「メイドインアビス」最終巻はいつ?
現状「メイドインアビス」は2022年6月30日に更新した第63話「呪詛船団」で止まっています。
リコたちは第6層を進んでいるところ、奇妙な2人組と遭遇。
そのまま彼らに案内された場所に行くと、そこには最後の「白笛」・神秘卿がいました。
「白笛」たちのシルエットは序盤から描かれていたものの、神秘卿はペストマスクのような被ったシルエットだったのでまさかの女性に読者は騒然となりました。
現在放送中の「成れ果て村」編が終了し、ファプタも仲間になったリコさん隊がどうなってしまうか気になるところですが、いずれにしても新章に突入したのは間違いありません。
すなわちいよいよ第七層へのダイブが始まるわけですが、果たして「メイドインアビス」が終わるのはいつになるのでしょうか?
リコとレグの目的はアビスの最深部「深界極点:奈落の底」にたどり着くことです。
そこにはリコの母にして偉大なる「白笛」ライザが待っています。
記憶を失うレグについてもライザは何か知っている可能性が高いため、レグもリコの旅に同行しているわけですが、前述しましたように「メイドインアビス」の連載ペースは非常に遅いです。
神秘卿をゲストに迎えたエピソードが第五層・ボンドルトのエピソードと同じくらいだとしたら、23話もしくはそれ以上かかります。
そうなってしまうと10年、2033年になっても終わらないかもしれません。
とはいえ着実に最終回に近づいているのも事実です。
「アビス」では第七層の下こそが「深界極点:奈落の底」とされています。つまりリコとレグの旅ももうじき終わりを迎えるのです。
しかしながら「次の二千年」など謎めいたワードを一部の登場人物たちは口ずさんでおり、それも気になるところ。
そもそも少しでも上に上がれば人間性を失い、肉塊になってしまう「呪い」に満ちた「アビス」の底がどうなっているのか皆目見当もつきません。
そこにいるはずのライザは果たして生きているのか。
それらもすべて描くとなると、もしかしたら20年30年かかるかもしれませんね。
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まとめ
「メイドインアビス」の打ち切りの真相はアニメが始まる前、つまり2017年以前の「メイドインアビス」の売り上げが良くなかったからです。
現在はその心配はなくなりましたが、つくしあきひと先生の偏食ぶりや半年に1回の連載ペースが打ち切りの噂の元になっています。
是非とも最終回を迎えて欲しいですが、このままのペースでは2033年になっても終わっていないかもしれません。