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3月のライオンの休載が多いのはなぜ?理由や近況を調査!

ヤングアニマル(白泉社)にて連載中の人気漫画「3月のライオン」。
2007年の連載開始当初から多くのファンの心を掴み、15年以上経った今でも根強い支持を得ています。

そんな人気漫画の「3月のライオン」ですが、元々連載開始より休載しがちではありましたが、2013年に作者の体調不良から長期休載を余儀なくされてから再開と休載を繰り返す不定期連載の状況が長く続いております。主人公が周り支えられながら成長していく過程や恋愛模様がゆっくり丁寧に描かれている作品ゆえに早く続きが見たい!と、展開が気になってやきもきされている方も多いことでしょう。

そこでここでは、何故3月のライオンは休載が多いのか、作者の近況などを踏まえご紹介していきたいと思います!

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3月のライオンの休載が多いのはなぜ?

2013年に羽海野チカさんは入院・手術、療養のため5か月ほどの休載がありました。
それ以降も休載と再開を繰り返しており、2023年2月24日発売のヤングアニマル5号に掲載された第200話が現在の最新話となっておりそれ以降しばらく休載が続いている状況です。

漫画家というのは体力的にハードな職業ですが、元々、羽海野さん自身そこまで体が丈夫ではなく、タイトなスケジュールが続くと体調が崩れやすいようです。それに加えて両親の入院のお世話もされていた事、その後に待っていた父親・愛猫ブンちゃんとのお別れや、今も認知症が進んでいる母親の介護に駆け回っている事がコミックス15巻の巻末にて語られていました。一時、バンドマンとの結婚の噂も上がりましたが、デマだったようで結婚はしていない模様。母親と2人の時間を大切にしつつ並行して連載を行っているとの事です。

2007年の連載開始から15年以上経つにも関わらず、連載200話、発行巻数16巻と少し寂しいのにはそのような背景があるためと言われています。ただ、そんな中でも出来うる限りの力を作品に注ぎこんでくれているのが見て取れるため、
今は気長に待つしかないのではというのが結論となります。

そもそも3月のライオンってどういう漫画?

物語の主幹としては、15歳でプロ棋士となった桐山 零(きりやま れい)が、和菓子屋・三日月堂を営む川本家や
ライバル棋士と交流を深めながら、人として、棋士として成長していく人間ドラマとなっております。

幼い頃に交通事故で家族を失い、孤独の身となった主人公。その葬式の場で、父の友人でありプロ棋士の幸田 柾近(まさちか)と出会い、内弟子として引き取られる。それ以降、将棋を指す事が自身の全てであるかのように没頭し15歳でプロ棋士となるが、自分の存在が幸田家に軋轢を生んでいた自責の念があり、幸田家の長女である香子が家を出ようとするのを引き止めるため自立を決意。中学卒業後、東京都内の六月町で1人暮らしを始める。

1人暮らしを始めた零は、プロ棋士として活動しつつ高校に通うも周りに馴染めず、また将棋の対局においても不調が続いていた。15歳という若さでプロ試験に合格したことで、期待も大きいがやっかみを受ける事もあり、ある日先輩棋士に無理やり付き合わされ酔いつぶされてしまう。道端で倒れこんでいたところを川本あかりに介抱されたことがきっかけで、橋向かいの三月町で和菓子屋を営む川本家と出会い交流を持つようになる。川本家や棋士仲間、高校の恩師や友人など様々な人との出会いを経て、人として棋士として成長していく…といったあらすじです。

2007年よりヤングアニマル(白泉社)にて連載開始。作者は「ハチミツとクローバー」で有名な羽海野(うみの)チカさん。
2023年現在で200話まで連載されておりコミックスは16巻まで出ております。

2010年の第1回ブクログ大賞マンガ部門大賞受賞を皮切りに、2011年は第4回マンガ大賞2011と第35回講談社漫画賞一般部門での2冠達成、2014年に第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞、2021年には第24回文化庁メディア芸術祭賞のマンガ部門で大賞受賞と様々な賞を受賞しており、長年にわたって非常に高い評価を得ている作品となります。

更に、2016年から2018年にかけNHKでTVアニメ化、2017年には神木隆之介さん主演で実写映画化もされるなど様々なメディア展開もなされております。

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作者の羽海野(うみの)チカさんってどんな方?

東京都立工芸高等学校デザイン科を卒業のち、株式会社サンリオに入社。
勤務しつつ同人活動もされていたとの事。同社を退職後はフリーのイラストやグッズデザイナーを経て2000年に「ハチミツとクローバー」でデビュー。人気漫画家の道を歩む事になります。同氏の漫画において可愛らしいキャラが魅力の1つとして挙げられますが、人物だけでなく動物(とりわけ猫)の動きも魅力的です。実際に喋っているわけではないのですが、鳴き声の代わりにセリフを付けてみたり、喜んでいる時にユニークな擬音を入れてみたりと、ユーモアや愛らしさがふんだんに詰め込まれてます。元々愛猫家である同氏の観察眼やセンスに加えて、サンリオでの経験も生かされているのかもしれませんね。

また、イラストレーターの経験を生かした、将棋を小さな子にも分かりやすく説明するため駒を猫に見立てた「ニャー将棋」や、絵本テイストのレトロなイラストが特徴な「3月のライオン ダイアリー」など可愛らしいタッチのイラストも魅力の一つとなっています。

まとめ

ここまで、何故3月のライオンの休載が多いかの理由や近況を踏まえご紹介してきました。
現状は作者・羽海野チカさんの体調面や母親の介護など置かれている環境面の影響が大きく、すぐに改善されるというのは難しいと思われます。ご自身も、今後に向けて体力づくりを始めていると巻末コメントで仰られてた事から、改善に向けてご尽力されているのが分かります。とにかく今は状況が好転する事を願って気長に待つしかないのでしょう。

ただ、ポジティブに考えればまだこの作品に触れた事がない方は、今からでも十分に追いつく事が出来る作品と言えます。
最新の16巻が2021年9月29日発売で1年以上新刊が出ていない事、単行本の収録が179話までで、話数のストックはある事を踏まえると、再開のメドが立ったタイミングで17巻が発売されるのではと推測できますので、追いかけるにはいい機会かもしれません。ご興味ありましたら是非一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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