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「終わりのセラフ」のアニメがひどいと言われる3つの理由!

「終わりのセラフ」は、2012年から月刊ジャンプスクエアにて連載されている、ダークファンタジー漫画作品です。

2015年4月からアニメ化され、2016年には舞台化されるなど多くのファンを獲得しています。

また小説版も登場しており、シリーズの累計発行部数が2022年10月時点で1500万部を突破するなど、人気を博している作品です。

しかし、終わりのセラフのアニメがひどいという噂が浮上しています。

今回は、終わりのセラフのアニメは本当にひどいのか?噂が立った理由についてネタバレ込みで徹底検証していきます!

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終わりのセラフのあらすじについてご紹介

ある日突然世界中に未知のウイルスが発生し、大人たちは死に絶え、人間社会は崩壊しました。

残された子ども達は、吸血鬼達が住む地下都市に囚われ、血液を提供する代わりに生かされるという家畜のような生活を強いられていました。

主人公である百夜 優一郎(ひゃくや ゆういちろう)もその1人で、現在の生活に我慢の限界を迎えていました。

そこで、孤児院に入った時からの家族で親友でもある百夜 ミカエラ(ひゃくや ミカエラ)と他の子ども達と一緒に、地下都市からの脱出を試みます。

しかし、吸血鬼達が脱出計画に気づき、優一郎達に襲い掛かります。

次々と子ども達が殺されていき、ついにはミカエラにも魔の手がかかり瀕死の状態に。

唯一生き残った優一郎は、地上へ出ることに成功します。

それから4年後、優一郎は吸血鬼に対する強い憎しみを胸に抱きながら、日本帝鬼軍に入隊することになります。

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終わりのセラフのアニメは何故ひどいと言われているのか?その理由についてネタバレ込みで徹底検証!

終わりのセラフはアニメがひどいという意見があり、「いろいろひどい」「あまり面白くない」という声がファンの間で上がっているようです。

では何故、そのような意見が出るようになったのでしょうか?

その理由が3つあるので、ご紹介します。

1.作画がひどい

原作作画担当は山本ヤマト先生で、ライトノベルのイラストを手掛けていることが多く、代表作「紅 kure-nai」があげられます。

作画のクオリティが高くキャラクターデザインも豊富なため、終わりのセラフのファンからも好評です。

しかし、テレビアニメが放送開始されると、ファンからは「アニメの作画がひどい」と厳しい声が上がっています。

その内容は、「静止画が多い」というものでした。

日常シーンだけでなく戦闘シーンでもキャラクターの台詞が長々と続き、人物の動きがあまりないため紙芝居を見ているかのような印象を受けます。

ただ人物デッサンは特に悪くないので、いわゆる作画崩壊を起こしてはいないようです。

そのため、「アニメの作画がひどい」という意見は作画のクオリティが低いという意味ではなく、華やかであるはずの戦闘シーンがあまり盛り上がらなかったため、ということだと考えられます。

2.展開や戦闘シーンのテンポが悪い

昨今のアニメでは珍しく、分割2クール放送されることが最初から決まっていた作品で、全24話で構成されています。

そのため、丁寧に展開を描写する余裕があったと言えますが、正直なところ少々テンポが悪いと言わざるを得ません。

優一郎が吸血鬼と戦うための武器である「阿朱羅丸」を手に入れるのが第7話目で、それまで戦闘シーンらしい場面は数えるほどしかなく、これといって華やかなシーンはありませんでした。

しかも、実際に戦闘シーンがきても会話が多いため、緊張感もなく迫力に欠けてしまっています。

そもそもテレビアニメ版では、全体的にストーリーや心理描写が淡々と描かれており、いまいち盛り上がれないという意見も見られました。

また、「死んだと思っていた人物が実は生きていた」という展開は本作品でも見られますが、優一郎側のストーリーの間にその「実は生きていた」人物側のストーリーも挟みこまれ、さらに展開の進行速度が遅くなっています。

さらに、優一郎が強敵と戦おうとしているところに邪魔が入ってきたり、伏線を引き延ばすような展開が多いです。

その結果、視聴者からすれば「まだ盛り上がりどころが来ない」「そろそろすっきりとさせてほしい」など、もどかしく感じることになってしまったのです。

3.伏線回収がされず、謎も多く残ったまま最終回を迎えてしまった

先述したように、テレビアニメ版のストーリーの進行速度がゆっくりなためストーリーが丁寧に描かれています。

ですが、その割には伏線を引き延ばす傾向にあるため結局あまり回収されることなく、まるで打ち切り漫画のような展開で終わりを迎えています。

全体的に物語の設定や謎についての説明が足りておらず、消化不良気味であるような印象を受けます。

例えば、終盤にて上司である一瀬 グレン(いちのせ ぐれん)が優一郎達を襲う場面があるのですが、彼は根っからの悪者だったのか、あるいは何者かに操られているのか、さっぱり分からないという意見が見られました。

また、人間同士や吸血鬼同士のいざこざなど、複雑な人間関係も説明不足のため疑問が残ったまま終わってしまい、見ていてもやもやとします。

さらに、とあるキャラクターが突然天使になったり悪魔になったり、何故か戦闘中に辺りが塩だらけになったりと、原作を知らない視聴者からすれば何が起きているのか分からず、置いてけぼりの状態になってしまったのです。

ラストは、グレンとの戦いから突然4ヶ月が経ち、優一郎やミカエラなど同年代のメンバーが海に集まり、新章に入る一歩手前の感じで終了しました。

いかにも原作のストーリーを端折ったような、チグハグな感じが否めません。

ただ、アニメが途中で原作を追い抜いてしまったという事情もあり、関係者によれば原作とアニメでは終わり方が異なるとのことです。

しかし現在第2期までしかアニメ化されておらず、最終回がまるで打ち切り漫画のようなものになっています。

推測になりますが、第3期以降を制作する予定だったところ、売り上げの問題などで再開の目途が立たなくなったのではないのでしょうか。

原作が人気があっただけに、アニメ版ではその面白さが伝わりにくい作品となってしまい、勿体ないことになってしまったのが残念です。

まとめ

今回は、終わりのセラフのアニメは何故ひどいと言われているのか、についてご紹介しました。

内容をまとめますと

  • 作画が静止画が多く、アクションシーンが盛り上がりに欠けるから
  • 展開や戦闘シーンのテンポが悪いから
  • 伏線回収がされず、謎も多く残ったまま最終回を迎えてしまったから

原作は今も連載が続いており所謂ストックは十分にあるため、もし機会があれば再アニメ化されることを願います。

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