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「レジェンズ アルセウス」ウォロの正体は?黒幕説などネタバレ解説

「レジェンズ アルセウス」の登場キャラ・ウォロはヒスイ地方で物資運送を商いにしているイチョウ商会の所属メンバーで、主人公の前にあらわれては度々アドバイスやアイテムを送ってくれます。

公式サイトのキャラ紹介でそのことを記載していたものの、「レジェンズ アルセウス」発売前から「ウォロの正体は黒幕ではないか?」と囁かれていました。

なぜそんなふうに言われたのか。その理由を踏まえ、その正体に迫っていきましょう。

「レジェンズ アルセウス」発売前からウォロ=黒幕説が囁かれた理由は反転要素!

「レジェンズ アルセウス」発売前からウォロ=黒幕説が囁かれたのは

・事前情報時点で反転要素が多かった

からです。

そもそも「レジェンズ アルセウス」は過去作「ダイヤモンド・パール」の遥か過去という設定となっています。

そこから登場人物たちは「ダイヤモンド・パール」などで登場したキャラたちのご先祖となっているのですが、ここで注目されたのは「ギンガ団」のシマボシでした。

ポケモンを齧っている人なら「ギンガ団=悪の組織」と連想するでしょうが、「レジェンズ アルセウス」における「ギンガ団」は純粋にポケモンの生態調査を目的にしているグループとなっています。

そんな「ギンガ団」の調査隊隊長・シマボシは悪の組織となった「ギンガ団」のボス・アカギと瓜二つです。

2人に明確な血縁関係があるかどうかはコメントされていないものの、十中八九、シマボシはアカギの先祖でしょう。

しかしシマボシとアカギは瓜二つでありながらも、あらゆる要素が正反対です。

例えばシマボシとアカギという名前。アカギは英語版だと「Cyrus(ペルシャ語で太陽)」になっているのに対し、シマボシは大和言葉で「月」を意味しています。

性別も女性・男性と違っていますが、何よりも正反対なのは立ち位置です。

アカギは世界を終わらせようとしていたラスボスだった一方、シマボシは主人公の上司として団員のランク付けをしたりします。この団員のランクをUPさせるとシマボシからアイテムが……このようにシマボシは事前情報の時点でサポートキャラとして明らかになっており、それだけでもアカギとの違いはハッキリしていました。

「レジェンズ アルセウス」ウォロの子孫・シロナとイチョウ商会のゴロマーク

こうなってくると気になるのはウォロの子孫シロナについてです。

シロナは「ダイヤモンド・パール」で初登場する女性チャンピオンで、本業は考古学者だったりします。

見た目は長い金髪に黒いファーのついたコートを羽織ったクールビューティー。

しかしその性格は基本的に温厚ですが、強い正義感を秘めており、アカギの野望を知った時は「世界が憎いなら、自分一人誰も居ない所へ行けばいい」と言い放ちました。

そんなシロナとウォロは容姿がよく似ていることから子孫と先祖の関係が指摘されていたのですが……ここで出てくるのが反転要素となります。

シマボシ&アカギのようにシロナ&ウォロも性別が反転していました。

となれば立ち位置もまた逆さまになっていてもおかしくありません。おまけにシロナは主人公たちとともにラスボスと対峙する味方キャラだったため、ウォロがシロナの真逆なキャラだとしたら「レジェンズ アルセウス」での立ち位置は黒幕がふさわしいでしょう。

そして何よりも注目されたのはイチョウ商会のロゴマークです。

ポケモンシリーズでは主人公がポケモン図鑑を製作しつつ、悪の組織と対決していくのがメインストーリーとなっています。

「レジェンズ アルセウス」発売前、ヒスイ地方で暗躍する悪の組織候補として上がったのがイチョウ商会でした。

というのもギンガ団・コンゴウ団・シンジュ団などヒスイ地方のグループはそれぞれの名前の漢字を用いたロゴマーク(銀・金・真)であるのに対し、イチョウ商会のロゴマークは「銀杏」の「銀」ではなく、「杏」を逆さまにしたロゴマークなのです。

「銀」はギンガ団と被るから仕方がないとしても、何故「杏」を逆さまにしたのか?

それはイチョウ商会がヒスイ地方の異変を起こしただろうポケモン・ギラティナの関係を暗示していたからだと考えられました。

ギラティナはディアルガ・パルキアとともに生まれたポケモンですが、非常に暴れ者で、世界の裏側に追放されたと語り継がれています。

その能力は反物質。世界のあらゆる「逆」を司っているとか。

何もかもが過去作と反対な「レジェンズ アルセウス」にぴったりなポケモンですが、このポケモンの存在もあってウォロ=黒幕説は発売前から囁かれていたのです。

「レジェンズ アルセウス」ウォロの正体はどうだった?ネタバレ解説!

ウォロが「レジェンズ アルセウス」で登場するのは主人公が御三家を選び、入団試験に向かうところでした。

主人公を見ると「アナタ おもしろいです!」と言い、そのままポケモン勝負(チュートリアル戦)に。

以降、前述したように主人公の前に度々あらわれてはアドバイス・アイテムを送ってくれます。

物語終盤で主人公がコトブキムラを追放された時は一時的な居場所を案内してくれたりなどサポートキャラ冥利の活躍をしました……が、ストーリークリア後でプレイできる「神話調査」では幻のポケモン・アルセウスに並々ならぬ関心を抱いている一面が描かれるように。

そしてシンオウ神殿に向かうと、ウォロはその正体を明かします。

ウォロの正体はヒスイ地方で起こった異変の黒幕で、いわば裏ボス的キャラだったのです。

この時にウォロが古代シンオウ人の末裔だったことも発覚しますが、何よりも目を引くのはアルセウスに対する執着でした。

ウォロがギラティナと組んで時空の裂け目をつくったのは単純に「アルセウスに会いたいから」であって、それ以上もそれ以下もありません。

その大本は好奇心であることから「好奇心を暴走させたシロナ」とも表現されることも。

正体発覚後はそのままシンオウ神殿で連戦となり、手持ちのポケモン6体&ギラティナ2回戦をしなくてはならなくなります。

このバトルをクリアした後はイベントが入り、以降、ウォロは登場することはないです。

ギラティナ関連イベントを達成した後でラベン博士に話しかけると「ウォロが立ち寄った」というセリフが始まり、「二度と会うことはない」と言われます。

そのため現時点では再戦は不可能です。

まとめ

「レジェンズ アルセウス」の登場キャラ・ウォロの正体は黒幕ではないか?と発売前から囁かれた理由はズバリ反転要素です。

その的中は正しく、ウォロは「レジェンズ アルセウス」の裏ボスでした。

シンオウ神殿で始まるウォロとのバトルは手持ちのポケモン6体&ギラティナ2回戦で、このバトルに勝利すると再戦は不可能なので気をつけましょう。

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