ブック放題はマンガと雑誌の読み放題が特徴の電子書籍サービスです。
ebookjapanはマンガから小説、実用書など幅広いジャンルを取り扱う電子書籍サービスです。
どちらもソフトバンクユーザーであれば名前を聞いたことがあるサービスではないでしょうか。
本記事は「ebookjapanとブック放題のどちらがいいのだろう?」と迷っている方に向けて、わかりやすく比較してまとめました。
電子書籍を利用するときに重視する「1.特徴」「2.取り扱い作品」「3.料金」「4.読みやすさ」の4つの軸で徹底比較します。
ebookjapanとブック放題の利用で迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
ebookjapanとブック放題を4つの項目で比較しました!
1.「特徴」で比較 | ユニークな特徴をピックアップして比較 |
2.「取り扱い商品」で比較 | 取り扱い冊数や無料で読める作品数で比較 |
3.「購入方法や還元」で比較 | 購入方法とポイントの還元を比較 |
4.「使いやすさ」で比較 | 読みやすさ、使いやすさで比較 |
上記の4つの項目で、ebookjapanとブック放題を比較しました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.ebookjapanとブック放題を特徴で比較!
最初にebookjapanとブック放題の特徴を比較します。
サービス名 | eBookJapan | ブック放題 |
運営会社 | 株式会社イーブックイニシアティブジャパン | 株式会社ビューン |
安全性 | ○ | ○ |
書籍以外で使えるポイントの還元 | ○ | △ |
読み放題 | × | ○ |
運営会社と安全性
eBookJapanはLINEヤフー株式会社のグループ会社である株式会社イーブックイニシアティブジャパンが運営しています。
ブック放題はソフトバンクグループの株式会社ビューンが運営しています。
ebookjapanもブック放題もABJマークを取得し、違法ではないコンテンツ配信をしているので安心して利用できるでしょう。
書籍以外で使えるポイントの還元
ebookjapanは作品を購入するたびに電子書籍以外でも利用できるPaypayが貯まります。
ブック放題も作品に「いいね」や「コメント」に応じてPayPayをもらうことができます。
快適に本を楽しむ一方でポイント獲得の作業が必要なため、ブック放題の利便性は少し低いといえます。
読み放題
ブック放題は月額550円で800誌以上の雑誌と50,000冊以上のマンガを読み放題にできることがebookjapanと異なる特徴です。
マンガと雑誌を好きなだけ読むことができ、費用を気にする必要がありません。
読み放題に注目して比較する場合、ブック放題を選択するとよいでしょう。
一方、ebookjapanには読み放題はありませんが、無料で読める作品が5,000冊以上用意されています。
またebookjapanで推奨する月額508円のYahoo!プレミアム会員になると、雑誌110冊以上が読み放題になる「読み放題プレミアム by ブック放題」の利用が可能です。
ブック放題ほどの作品数を読み放題にはできませんが、ebookjapanと「読み放題プレミアム by ブック放題」を併用するという選択肢も楽しめるのではないでしょうか。
2.ebookjapanとブック放題を取り扱い商品で比較!
次にebookjapanとブック放題の取り扱い商品で比較します。
サービス名 | ebookjapan | ブック放題 |
扱っているジャンル |
他 eBookJapan独占オリジナル作品多数 |
|
取り扱い作品冊数 | 100万冊以上 |
|
無料作品数 | 5,000冊以上 | 非公開 |
雑誌の充実 | △ | ○ |
取り扱い書籍数と無料作品
ebookjapanはマンガから雑誌、実用書まで幅広く取り扱っています。
100万冊以上の蔵書があり、電子書籍として豊富に書籍を取り扱っています。
5,000冊以上の無料で読める作品もあるので、費用をかけなくてもかなり長く楽しめるでしょう。
ブック放題は800誌以上の雑誌、50,000冊以上のマンガ、100誌以上のマンガ雑誌が読み放題となります。
ebookjapanにはおよびませんが、一部無料のマンガ作品も取り扱われています。
しかしマンガは懐かしい作品が多く、鬼滅の刃やワンピースなど流行りの作品の読み放題として期待はしないほうがいいでしょう。
ブック放題はマンガと雑誌以外の取り扱いがなく、電子書籍としてのジャンルの幅や取り扱い作品数の充実ではebookjapanがおすすめといえます。
雑誌の充実
ブック放題は800誌以上の多彩な雑誌がラインナップされ、ジャンル別にわかりやすく整理されています。
読みたい雑誌を探したいときや、お気に入りの雑誌をかんたんに見つけて楽しむことができます。
ebookjapanも雑誌が置かれていますが、ジャンルごとに分けられていないので探しにくく冊数も明確ではありません。
雑誌を読むことに注目する場合、ブック放題を選択するといいでしょう。
注意点として、ブック放題に限らず読み放題の雑誌は著作権や出版元の都合により全部が読めないようになっています。
ブック放題ではソフトバンクユーザーに限り、コンテンツごとの追加料金を払うことで「全部読み」にできます。
ソフトバンクユーザーにとって、ブック放題は利便性が高く使い勝手がよいサービスといえます。
3.ebookjapanとブック放題を購入方法や還元で比較!
続いてebookjapanとブック放題の購入方法や還元で比較します。
eBookJapan | ブック放題 | |
購入方法 | 作品を都度購入
月額コースは無し |
月額読み放題 |
支払い方法 |
|
|
ポイント還元 | ○ | ー |
購入方法
eBookJapanは書籍を都度購入することで読めるようになります。
ブック放題は月額550円で読み放題となります。
一部読めない部分が雑誌にはありますが、ソフトバンクユーザーに限り追加料金ですべて読めるようになっています。
ポイント還元
ブック放題は読んだ作品に「いいね」や「コメント」をつけるとポイントの還元はありますが、月額料金から自動のポイント還元はありません。
一方、ebookjapanは書籍を購入するとPayPayで1%のポイントが還元されます。
さらに金曜日に開催されるコミックフライデーには大きなポイント還元が期待できます。
コミックフライデーのポイント還元をかんたんにまとめると次になります。
eBookJapan | |
最大ポイント還元 | 金曜日に最大35%還元 |
条件 |
|
Yahoo!プレミアム会員になれば「ブック放題プレミアム」が利用でき雑誌110誌以上が読み放題になります。
Yahoo!プレミアム会員もあわせて利用がおすすめといえます。
4.ebookjapanとブック放題を読みやすさで比較!
ここではebookjapanとブック放題の読みやすさについて一部主観を交えて比較します。
ebookjapan | ブック放題 | |
ブラウザでの読みやすさ | ○ | ○ |
アプリの読みやすさ | ○ | ○ |
同時利用端末数 | 6台 | 5台 |
ブラウザでの読みやすさ
ebookjapanもブック放題もどちらもブラウザで書籍を読むことができます。
どちらも違和感あるような画質ではなく、文字が小さくても拡大できるなど読みやすさに工夫があります。
操作はシンプルで使いやすく、ebookjapanとブック放題を比較しても大きな差はありません。
アプリの読みやすさ
ebookjapanもブック放題はどちらもリーダーアプリがあります。
どちらも操作はシンプルで扱いやすく読書に集中できます。
ebookjapanもブック放題のアプリも書籍を読むことに大きな差はありませんでした。
同時利用端末数
ebookjapanは一つのアカウントにつき6台のスマホやタブレットで利用ができます。
一方、ブック放題は一つのアカウントで5台がアプリで利用ができます。
どちらを利用しても複数の端末で同時に利用ができます。
家族でお気に入りの作品を共有して、共通の話題を楽しむことができるでしょう。
ebookjapanをおすすめの方はこんな人!
- Yahoo!プレミアム会員、ソフトバンク・ワイモバイルを利用している方
- マンガ雑誌から実用書まで幅広く電子書籍を利用したい方
- ポイント還元やキャンペーンでリーズナブルに書籍を購入したい方
ブック放題をおすすめの方はこんな人!
- マンガや小説などよりも雑誌をよく読む方
- 費用を気にせずマンガや雑誌を読みたい方
- ソフトバンクユーザーの方
まとめ
ebookjapanとブック放題を4つの項目で比較してきました。
マンガや雑誌の読み放題が特徴のブック放題です。
雑誌1〜2冊分の月額料金で読み放題となるのは魅力があります。
ただしマンガは流行の作品がラインナップにないことで、他の電子書籍にくらべ物足りなさを感じることがあるのではないでしょうか。
一方、ebookjapanは雑誌やマンガに限らず幅広いジャンルを取り扱う電子書籍です。
読み放題はありませんが、5,000冊の無料作品も読めるので費用をかけなくてもかなり長く楽しめます。
どちらもソフトバンクグループ企業が運営している電子書籍サービスで、ソフトバンクユーザーやYahoo!プレミアム会員は便利に利用ができるようになっています。
比較をしてきたトータルの結果からは取り扱いジャンルに隙がなく、ポイントの還元なども魅力的なebookjapanがおすすめといえます。
どちらも優れた特徴があるため、まずはお試し期間や無料作品を読んでみて利用しやすい方を継続利用してはいかがでしょうか。