「ワンパンマン」は、2009年から原作版として個人サイトで掲載されていたヒーロー漫画作品です。
主人公がタイトル通りにワンパンで敵をなぎ倒すという反則級の強さを持ちながら無気力に生活を送っているというギャップ、そしてギャグ要素が多く含まれているストーリー展開に多くのファンが虜になっています。
2015年からアニメ化もされている人気作品ですが、最近「ワンパンマンの原作が終了したのでは?」という噂が浮上しています。
一体何故なのでしょうか?
今回は、ワンパンマンは本当に原作が終了したのかについて、徹底的に解説していきます!
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ワンパンマンの原作は終了したのか?について
結論から述べますと、ワンパンマンの原作は終了していません。
では、なぜこのような噂が流れるようになったのでしょうか?
いくつかの理由があげられるので、詳しくご紹介します!
1.長期休載が続いているため
原作版が2021年7月5日に更新されて以降、ずっと連載が止まっています。
元々は不定期連載されている個人作品ですし、どのくらいの頻度で更新するかはONE先生の裁量次第です。
そのため、ネット上では「もうワンパンマンは更新されないのか?」「もうリメイク版が原作版を追い抜いてしまうのでは」という不安の声が上がっています。
しかし、過去にも2年間更新停止していた時期があり、その後再開した経緯があるのでもしかしたら今回もそういうサイクルに入っているのかもしれませんね。
また、リメイク版と整合性を取るために原作版の漫画を描き直しているようなので、そちらの作業に時間をとられている可能性があります。
ONE先生は自身のTwitterアカウントを所持しており、今も元気そうにしているので病気で更新が止まっているということもなさそうです。
2.作中に2年間の休載を匂わせていたため
ワンパンマンの原作の一節に、殺人事件のシーンが出てきます。
ここの部分を要約すると、殺害された被害者は世界屈指の画力が低い漫画家のWARNで、2年前ほど前から作品の更新が止まったので不審に感じた知人が先日訪問したところ、すでに白骨化しており現場の状況から怪人が犯人であると断定されたというもの。
そして、その被害者の特徴が ONE先生本人と一致していたことから、この画像を見たファンから「2年間休載するつもりではないか」と一時話題になっていました。
さらに「白骨化した死体」というワードに一部のファンが反応して、「このままワンパンマンを終了するのではないか」という不安の声も上がっていました。
3.他の作品も手掛けているので忙しそうにしているため
ONE先生はワンパンマン以外の作品も手掛けており、2012年から2017年の間に「裏サンデー」
と「マンガワン」にて「モブサイコ100」という漫画作品を連載されていて、2016年には同作品がアニメ化されています。
ちなみにONE先生が正式に漫画家デビューしたのは、この「モブサイコ100」からです。
また、「月刊少年シリウス」にて2023年1月号から新たに「バーサス」という漫画作品の原作担当もされています。
他の作品を執筆しつつワンパンマンを更新し続けるのはとても大変だと思いますので、あえて更新を止めている可能性があります。
しかし、一部のファンの間では「ワンパンマンのモチベーションがなくなったのでは?」という声が上がっているのです。
もし本当にONE先生のモチベーションが下がってしまっているのなら、もうすでに原作版ワンパンマンを打ち切りにしていてもおかしくはないでしょう。
なぜなら原作版は商業用に制作されている訳ではないですし、更新するか否かは ONE先生が決めることです。
当の本人はワンパンマンについて打ち切りにするとは言っていないので、まだ連載終了するつもりはないと思います。
すでに最終話のテロップを作成しているようなので、そのうちしっかりと物語を完結してくれると信じたいですね。
ワンパンマンの誕生とリメイク版制作経緯について
まず、ワンパンマンには原作版とリメイク版が存在しており、原作者であるONE先生が自身の個人ブログサイトにて漫画を無料公開しているのが原作版です。
元々ワンパンマンはONE先生が自身の漫画制作用ソフトの練習用として1話完結のつもりで描かれた作品だったのですが、読者から予想以上の好反応があったため連載作品へ至ることに。
その後、ワンパンマンのファンであった村田雄介先生がTwitterにてONE先生にコンタクトを取り、一緒に漫画制作をすることを提案します。
こうして、ONE先生が原作担当として村田雄介先生は作画担当として、読み切り版作品を共同制作することになります。
村田雄介先生は当時「週刊少年ジャンプ」と専属契約を交わしており、読み切り作品を提出するも苦戦してしまい、その後体調を崩してしまいます。
一方この頃のONE先生は、本格的に漫画家を目指すべく勤めていた仕事を辞めており、生活の見通しが立っていませんでした。
そのため集英社とは別の出版社からワンパンマンを書籍化するために描き直す作業を行っていましたが、 ONE先生自身が納得できずにいました。
そんな中、村田雄介先生が試しにワンパンマンの第1話を描いて ONE先生に見せたことがきっかけで、村田雄介先生が作画担当することになります。
それが「ヤングジャンプ」の編集長の目に留まり、「となりのヤングジャンプ」への連載が決定されたのです。
関連記事:ワンパンマンの原作がひどい?何があった?理由や違いを考察
ワンパンマンのあらすじ
主人公であるサイタマは、就職活動に行き詰っているごく普通の青年でした。
そんなある日、街中で暴れ回る怪人から1人の少年を助けます。
この時サイタマは幼い頃に「ヒーローになりたい」という夢を思い出し、ヒーローを目指すことを決意します。
それから3年間、懸命にトレーニングを積みながら怪人との戦いを繰り返すという過酷な日々を過ごす内に、頭髪を全て失ってしまった代わりに敵を一撃で倒せる最強の力を手にすることができました。
しかし、毎回敵を一撃で倒してしまうためサイタマは次第に戦いへの緊張感が薄れていき、趣味でヒーロー活動をしながらも虚しい日々を過ごしていました。
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まとめ
今回はワンパンマンの原作は本当に終了したのかについて、ご紹介しました。
内容をまとめますと
- ワンパンマンには原作版とリメイク版の2つが存在しています。
- ワンパンマンの原作は終了していません。
- この噂が浮上したのは、長期休載が続いているため、作中に2年間の休載を匂わせていたため、他の作品も手掛けているので忙しそうにしているため、の3つが挙げられます。
ONE先生のペースで良いので、原作版がしっかりと完結されると良いですね。