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イカゲーム ビー玉ゲームのルールとネタバレ!アリ/サンウ/ジヨン/おじいさん

韓国ドラマイカゲームは、大金獲得を目指し命をかけるデスゲームで、世界中でヒット中です。 毎回、参加者は昔懐かしいゲームに挑戦します。ルールがシンプルでわかりやすいので、ストーリーに集中して見ることができます。第4ゲームのビー玉の戦いは、人間の醜さや脆さを如実に表現されており、一方で涙なしでは見られない個人的に一番好きなゲームです。そんなビー玉のルールやネタバレをご紹介します。

イカゲームのビー玉ゲームのネタバレ

早速ビー玉ゲームのネタバレをチェックしていきましょう。

まずペアを作ります。10分以内に一緒にゲームをする相手を選び、握手をすればペア成立です。残りの参加者は39人なので19ペアと1人余る計算です。

そのペアで力を合わせゲームに参加すると思っていたら、その2人のうちの1人しか勝ち残らないという残虐なゲームでした。参加者のほとんどは、信頼をできる相手を選んでおり、中には、夫婦でペアになっていたプレーヤーもいました。

ビー玉ゲームのルール

一人づつ配られた巾着の中にはビー玉が10個入っていました。ゲームの方法はいたってシンプルで、無理やり奪うという暴力以外の方法で、相手のビー玉を全部奪った方が勝ちというルールです。手の中に入っているビー玉の数をあてるゲーム(さいころの半か長かに似ていますね。)を選ぶ人、交互にビー玉をなげ堀った穴に近いほうが勝ちなど2人でゲーム内容を決めてOKです。

本来のビー玉ゲームのルールとは?

おはじきでやったことがある人も多いのではないでしょうか。

1.おはじきを机に並べる

2.好きなおはじきを一つ選び、指先でピンとデコピンをするように弾き、他のおはじきに当てます。その当てたおはじきは自分の手玉になります。

3.最終的におはじきを一番多く持っている人が勝ちというゲームです。

小学生にやった記憶があります。

では次にそれぞれの勝負内容と結果を見ていきましょう。

勝負の結果はいかに・・

サンウvsアリ

お金を貸してくれたり、綱引きの時に機転を利かせて勝たせてくれたり、恩人であるサンウの事を兄貴と呼んで慕っていたアリはゲームをしたがりません。

サンウから促され、奇数か偶数かを当てるビー玉ゲームをし、アリが圧勝で勝っていきました。

ビー玉が残り1つになったサンウはある策略を思いつき、アリに2人とも助かる方法があるといい、「30分以内に勝負がつかない組もでるはずで、その時はペアどうしの戦いになる。どんなチームが残りそうか、ほかのチームの様子を見てこようと言いその場から離れさせます。

⇒サンウの計画は、アリの持つビー玉を19個全部奪い、石を詰めた巾着とすり替えることでした。そしてそのことに気づかさせないために、他のチームを確認してこようと時間稼ぎをしたのでした。

アリが騙されたことに気づき涙した時には時遅し、サンウの勝利が決定しました。

ドクスvs手下の男

こちらの2人も偶数か奇数かのビー玉賭けをし、手下の男がリードしていました。

今まで見下し自分より弱いと思っていた手下の男に負けるのが悔しくてたまらないドクス。流れを変えようと、管理人の了承を得て、ビー玉を転がし穴に落としたら、落ちているビー玉を全部貰えるゲームに変更しました。

手下の男が転がした最後のビー玉は石にぶつかり、穴の手前にあったドクスのビー玉にあたり、ドクスのビー玉が穴に落ち形勢逆転。

ドクスに勝利の女神は微笑みました。

セビョクvsジヨン

女性対決のセビョクよジヨン。ジヨンから一発勝負を提案され、制限時間まで、自分たちの悲しい過去を語り始めます…。

セビョクは、北朝鮮から脱北して家族ばらばらになったこと、弟と暮らすためのお金がいることを話します。懸賞金で、弟と一緒に暮らし、母を脱北させる予定だといっていました。

一方、ジヨンは神父の父親がDVで母親を殺したこと、そんな父から幼いころからレイプされていたことを話します。いつも行為の後には懺悔をしていたという生々しい告白もありました。

残り3分を過ぎ、ジヨンが提案したゲーム内容は、ビー玉を投げて壁までの距離が短い方が勝ちというルールです。

セビョクが先に投げ、壁ギリギリにビー玉を投げます。ジヨンの番になると、わざと自分の足元ビー玉を落とします。セビョクは、「どうしてそんなバカなまねえおしたんだ。もう一回勝負しましょう」と怒ります。セビョクはジヨンに心を開きかけていた、だから、正々堂々と戦いたかったんですね。

ジヨンは「手が滑ったから私の負け。あんたには、ここを出る理由がある」と言い、未来を託し銃殺されます。結果は、セビョクの勝利。

ギフンvsおじいさん

だれにも相手にされず、一人で寂しそうに座っているおじいさんに声をかけペアを組む優しいギフン。

ビー玉ゲームが開始されると、おじいさんはゲームそっちのけでフィールドを歩き回ります。なんとか追いかけ、ゲームをしようと提案し、開始時間から随分経過してから奇数か偶数を当てるビー玉ゲームを始めます。

初めは、おじいさんが圧倒的にリードしていましたが、ギフンは、おじいさんが「今なんっていったかな?」など自分の1分前の発言を覚えていなかった様子から認知症だと気づき、奇数だったのに、偶数でしたよといったりして、騙して数を奪っていきます。

時間制限が近づくなか、昔話をしたり、ゲームを再開しないおじいさんに苛立つギフン。

おじいさんが残り1個のビー玉対ギフンの持つ19個で一発勝負することを提案してきてギフンは怒り狂います。

おじいさんは全てお見通しでした。「あんたが俺を騙して、ビー玉を奪ったのはズルくないのかい?」と言われ、ギフンは全部ばれていたと、戸惑いました。しかしおじいさんはギフンに「持っていけ、俺たちはカンブだろ?カンブ同士は、なんでも共有するんだ。」といい、最後の1つのビー玉を手渡します。号泣するギフンをおじいさんは優しく抱きしめて、楽しかったよありがとう、がんばれと激励の声をかけ別れました。

時間ギリギリでギフンが勝利しました。

番外編

39人中一人あぶれたのは、女詐欺師ミニョでした。

しつこく「私と組みましょうよ!」と他の人達に迫るが今までの行いで、相手にされず結果一人になってしまい、赤い仮面の人達にどこかへ連行されていきました。誰もが殺されたかと思ったが、不戦勝で一人待合室(ベットのある部屋)に戻されるという棚ぼた的に助かった、ラッキーパターンです。

今回はイカゲームの4つ目のゲーム、ビー玉ゲームの結果をネタバレしました。

始めは信頼できるパートナーと協力するためにペアになったのに、蓋を開ければどちらかが死ぬという残酷な現実が待っていました。

そのパートナーは30分間で敵となりビー玉を奪い合うという、死闘を繰り広げることになります。

追い込まれると人間はこうなってしまうという姿を垣間見た気がします。人間の弱さ、せこさ、反対に優しさなど色々考えるきっかけになり、自分だったらどうするのだろうと考えてしまいました。

セビョクとジヨンのチームは、涙なしでは見られません。悲しい過去を乗り越え、友情も芽生え、前を向いて生きていこうと思った矢先にどちらかが脱落する=死亡という悲しい運命。

逆にサンウの計画はかなり下衆ですね。自分が助かる為ならどんな手段も選ばないという残虐な一面が見え始めました。唯一心がざわざわした勝負ではないでしょうか。

ギフンは少しせこいけど、良心の呵責に苛まれながらも勝利を手にしました。しかし、おじいさんが残り1個を譲ってくれたときの、やさしさに感謝の気持ちとともに、後悔の念で葛藤している姿が切なかったですね。

4回目のビー玉ゲームは、胸を締め付けられたり、涙なしでは見られないようなストーリー展開でした。

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