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バルタザール シーズン2のネタバレ・あらすじ!最終回はどうなる?

「バルタザール 法医学者捜査ファイル」をご存じですか?

この海外ドラマは日本でいう「科捜研の女」のような作品で、それだけならどこにである作品です……が、「バルタザール」にはこのドラマにしかない魅力があります。

「シーズン2」と銘打っている時点でその人気は本物と言えましょう。

今回はそんな「バルタザール」シーズン2の多少のネタバレを含め、紹介していきます。

(そのためネタバレについてはご了承ください。)

「バルタザール」シーズン2概要

大人気フレンチミステリー「バルタザール 法医学者捜査ファイル」、そのシーズン2が初放送したのは2019年です。

シーズン1と同じく一話完結型のスタイルや魅力的な登場人物はそのままですが、今回は主人公バルタザールのトラウマである妻が殺された事件とその犯人にかなり急接近していきます。↓

「バルタザール」シリーズあらすじ

主人公ラファエル・バルタザールはチャーミングでハンサム、料理上手な法医学者です。

プレイボーイとして振る舞っているため、少々だらしないところもあるものの、法医学者として優れているバルタザールは2つの秘密を抱えていました

1つは妻リーズを殺されたこと、もう1つは死者と会話できる能力を持っていることです。

バルタザールは妻が殺された事件をひそかに追いかけつつ、自分とは真逆なタイプの女刑事エレーヌ・バックに法医学者としての知識や自分しか持っていない不思議な能力、そして鋭い洞察力を貸しながら彼女とともに事件の真相を迫っていきます。

「バルタザール」登場人物(キャスト)

ラファエル・バルタザール (トメル・シスレー)主人公。 法医学者にして司法専門家。 仕事には非常に真摯に向き合うものの、どこかいい加減。しかしそこがチャーミングで、人を寄せ付ける。 法医学者として豊富なスキルだけでなく、死者の声が聞こえる能力(死者というよりも、自身の洞察力でつくられた被害者と受け答えするといったような体)も持っている。 そのため死んだ妻リーズの姿を目にすることもある。 相棒であるバックを異性として気にしているものの、プラトニックな関係となっている。
エレーヌ・バック (エレーヌ・ドゥ・フジェロール)主人公の相棒にして女警部(司法警察員)。 刑事として誠実だが、向き合う事件は難事件ばかりなので歯がゆい思いを度々することも。 その度にバルタザールの力を借りて、事件の捜査を進めてきた。 実は子持ちで、娘と息子は反抗期中。 夫は浮気をしたものの、許してほしいようである。 相棒であるバルタザールを異性として気にしているが、プラトニックな関係となっている。
ジェローム・デルガド (イアング・サモ)バック警部の部下(司法警察員)。 真面目な男性刑事で、事件にしろ上司であるバックとの付き合い方にしろ丁寧な対応をする。特にバック警部に対しては肝要といっていいぐらい理解力を発揮する。 刑事側のムードメーカー的存在。
ファティム (フィリパ・フェニックス)バルタザールの部下(法医学研究所の助手)。 エディに対抗心を燃やしており、何かある度に突っかかっていく……が、エディも負けず劣らず突っかかるので水かけ論となっている。 ただ仕事ではそうした私情を挟まず、エディとともに分析に取りかかる。
エディ (コーム・ルヴァン)バルタザールの部下(法医学研究所の助手)。 ファティムに対抗心を燃やしており、何かある度に突っかかっていく……が、ファティムも同じぐらい対抗してくるので終わりのないやり取りとなっている。 しかし仕事ではそうした私情を取り払うので、ファティムとは結局良いコンビとなっている。

「バルタザール」シーズン2のエピソードネタバレ

「バルタザール」シーズン2は全10話となっています↓

E1 「死のマーチ」購入した新車でドライブを楽しむバルタザールのもとに「事件が起きた」との知らせが入る。 現場はどこにでもある公園、そこで1匹の子犬が殺されていた。 仔犬の亡骸は血まみれで、それだけでも異様だが、もっと異様なのはその子犬の血とともに人間の血液も混ざっていることだった。 さらに子犬の亡骸の下には赤ちゃん用のぬいぐるみがあり、「ジョセフ」という名前が書かれていた。 調べてみると、そのジョセフはベビーシッターとともに行方不明になっているという。 その頃バック警部はホテルの一室で目覚めたものの、昨夜の記憶がない。 慌てて現場に駆け付けるも、そこで鉢合わせたバルタザールに意味深げな言葉をかけられて……。
E2 「幽霊屋敷の秘密」パリ郊外で白骨体が発見される事件が起こった。 その数はなんと50体。現場にはバルタザールだけでなく、助手のファティムとエディも呼ばれることに。 発見された白骨のほとんどは中世のものだったが、1体だけ1週間ほど前まで生きていたものがあった。 その白骨の歯型を調べたところ、名前が「アーチャー・ジョンクール」と判明する。年齢は19歳。 ジョンは恋人ローズ・ラボリから捜索願が出されており、最後に会ったのもローズだという。 バルタザールとバック警部はさっそく話を聞きにラボリ家に向かうのだが……。
E3 「避難小屋の真実」パリ郊外で古道具屋を営む老夫婦が襲われた。 妻は助かったものの、夫ダニエルは死んでしまう。その遺体は大量に血を抜かれた後で、その状態は服役中の連続殺人犯と同じ手口だった。 模倣犯の線が浮上するなか、ダニエルが死の直前に取った行動が注目される。 実はダニエルはガンで、すでに余命が幾ばくもなかった。 そんなダニエルは年5000ユーロをどこかへ出金していたという。 一方、バルタザールは現場で蚊を捕まえていた。 ダニエルの遺体には蚊に刺された跡があり、犯人もまた蚊に刺されている可能性があったからだ。 その予測は的中し、捕まえた蚊からカミールという女性の血液が採取されて……。
E4 「不運な出会い」パリの街角で若い女性マリオンが橋で首を吊った。 状況からして自殺……だがマリオンにはこれといったトラブルはなく、家族も自殺する心当たりがない。 実は同じ事件が3日前にも起こっており、そちらの事件も女性で、橋を使って首を吊っていた。 捜査にあたるバック警部とデルガドはバルタザールに呼び出されて、ある可能性を突き付けられる。 それは被害者である2人の女性が薬物を吸い込まされて自殺に誘導した殺人事件というもので……。
E5 「生死の境」おもちゃ屋で男の遺体が発見され、バルタザールと新米の女性警部補が駆けつけた。 ファティマとエディも現場に向かい、おもちゃ屋に入ろうとするものの、何故かバルタザールは鍵をかけて2人を締め出してしまう。 実は男の遺体にはウィルス感染しており、何の装備もしていなかったバルタザールと女性警部補もまた感染してしまったのだ。 バック警部とデルガドも現場に到着するも、そこには特殊部隊もいて場は騒然となる。 そうこうしている間に女性警部補は死に、やがてバルタザールも……。
E6 「死者の恩返し」デルガドの勤続20年を祝い、警察本部ではメダル授賞式のパーティーが行われていた。 バルタザールたちもパーティーに参加していたが、そこへ緊急連絡がかかった。 連絡してきたのはローラ、18歳の少女だ。 「誘拐された」と言うローラは直後、悲鳴とともに連絡が途絶えてしまう。 すぐに連絡してきた場所の特定をし、その場所に急行したものの、そこにあったのは1台の車とその車のトランクに詰め込まれた大量のヘビだった。 不可解な状況はひとまず置き、唯一の手がかりであるローラについて調べていくと彼女の学校で放火事件が起こり、人も死んでいた。 その事件の目撃者がローラだと判明したのだが……。
E7 「危険なゲーム」平底船にて遺体で発見された女性マリリンは奇妙なことに白雪姫のコスプレをしていた。 その体には傷があり、さらにその傷口にはUSBが埋め込まれている。 どうやら自ら傷口にUSBを入れたようだ。 さっそくUSBを調べると、複数の人間の肖像画が保存されている。 全員が行方不明者で、おまけに身体能力が高い者しかいない。そこにはマリリンの息子もいた。 マリリンの遺体の状況から調査していくうちに、バルタザールたちは闇サイトで莫大な賞金を餌に人間狩りをしている犯人の存在を突き止めて……。
E8 「あり得ない殺人」ようやく妻リーズの犯人を突き止めたかと思いきや、真犯人にまんまと騙されてしまっていたバルタザール。 その事実に荒れるものの、そんなバルタザールのもとに新しい事件がやってきた。 事件の現場はキャンプ場、被害者は仲良しの学生3名だ。 3人は誕生日祝いにキャンプしに来たそうだが、その遺体はあまりにも惨すぎた。 激しく殴られた跡や噛みつかれた跡があったのだが、検死の結果、なんと3人はお互いに殺し合ったことが判明する。 バック警部たちは学校に聞き込みに行くものの、学校側は3人がいがみ合うのはもちろん、事件に巻き込まれるトラブルに心当たりがない。 そんなバック警部たちを見張る怪しいバイクの2人組がいて……。
E9 「最も強い者の法則」バルタザールと隣人マヤとの関係に陰りが生じるなか、パリにバック警部の友人がやってきた。 名前はキャット、警部である彼女は妹を手にかけたヴァンサンの裁判のためにやってきたという。 久しぶりの友人と再会したバック警部はキャットと夕食の約束をするが、キャットはバック警部と別れた後、何者かによって殺害されてしまう。 その遺体は舌を切り取られるという惨い仕打ちを受けていた。 キャットとバック警部の元上司ファヴィエ警視も参加するなか、いよいよヴァンサンの裁判が始まる。 バック警部は裁判に証人として立つことになったが、そこにバルタザールが現れてある事実を伝えるのだった……。
E10 「せん妄」キャットの事件が終わった後、バルタザールに届けられた妻リーズ殺害の映像。 その映像を分析にかけても真犯人につながる手がかりは得られなかった。 そんな折、デルガドの前に血まみれの男がやってくる。 男はおもむろに白髪の頭をとるのだが、それはカツラではなく、なんと人間の頭皮だった。 男の名前はマキシム、彼は「母を守りたかった」などと意味不明なことを喋るばかりで何故犯行に及んだのかが分からない。 どうやらマキシムは精神科病院の患者で、そこに勤める看護師を殴り倒して脱走していたようだった。 マキシムは急性せん妄となっており、そのせいで隣人に襲いかかった過去がある。 調査の結果、樹林園が犯行現場だと突き止めた一行は現場に急ぐものの、そこには一家4人が頭皮をはぎ取られて死んでいた。 その一家ベナール家は長い間里親をしていたのだが、マキシムと同じ病棟にいた患者ジュリーは実はベナール家の里子だった時期があり……。

「バルタザール」シーズン2の見どころは?

「バルタザール」シーズン2の見どころは

・魅力的なキャラクター

・二転三転する真相

・徐々に進展する妻リーズの事件

・バルタザールとエレーヌの関係

だと思います。

魅力的なキャラクターと二転三転する真相はシーズン1でもそうでしたが、シーズン2でも色褪せていません。

バルタザールは相変わらず強かで、エレーヌの仕事と家庭に板挟みになる姿は共感する女性は多いと思います。

そんなエレーヌに時に酷い言葉を投げつけられても感情をぶつけず、それどころか同じ仲間として寄り添うデルガドは大人だし、ファティムとエディに至っては「バルタザール」シリーズの清涼剤です。

そんなメンバーが向き合う事件はどれもこれも奇妙で不穏な事件ですが、「そう来るっ!?」と何度も驚愕させられました。

個人的にはEP10「せん妄」が恐かったです……。

さて、そんな「バルタザール」シーズン2のみの見どころといったらバルタザールの妻リーズ殺害事件の進展とエレーヌとの関係でしょう。

シーズン1ではあまり進展しなかった妻リーズ殺害事件がシーズン2で動き始めました。

完璧な手を求める犯人、その犯人だと思っていた宝石店のチャールズの死……など「バルタザール」シリーズの本筋である妻リーズの事件は一筋縄ではいかず、しかも後半になるにつれてドラマの最後に描かれるので気が抜けません。

特にシーズン2最終回では「どうなる……っ」とハラハラする展開になったかと思うと、気が滅入るラストが待ち受けているのですが、ここから先どうなるかが本当に気がかりです。

そして気がかりと言えばエレーヌとの関係もでしょう。

バルタザールは相棒とも言えるバック警部もといエレーヌを気にしており、またエレーヌも家庭の愚痴を言えるバルタザールを気にしています。

けれども2人が一線を超えることはなく、あくまで男女のパートナー(友人)という関係を維持していますね。

それがプラトニックなのですが、だからといって性に興味がないわけではなく、むしろそれぞれ恋を謳歌しています。

この恋とはもちろん大人の恋で、このあたりに日本と海外(フランス)の違いを感じました。

日本ではいわゆる胸キュンなシチュエーションが描かれるものの、「バルタザール」では割り切った男女の恋となっています。個人的にはそれがスッキリしていていいですね。

「バルタザール」シーズン2はどこで放送している?

「バルタザール 法医学者捜査ファイル」シーズン2は2021年現在、BS11(毎週土日、午前9時59分~午前10時55分)にて放送しています。

しかしシーズン2は2021年11月27日からスタートしているため、残り話数はわずかです。

よって今から「バルタザール」シーズン2を視聴したいという方は

・U-NEXTの利用

をおすすめします。

実はBS11による「バルタザール」の放送はBS史上初めてで、おまけにU-NEXT以外の動画配信サービスでも取り扱っていない状態です。

U-NEXTは元々海外ドラマのラインナップが豊富で、おまけに

・無料期間あり(31日間)

を実施しています。

月額2,189円は他の動画配信サービスと比べると高めですが、無料期間中に解約すればお金は請求されません。

なので「バルタザール」シーズン2だけを視聴する手もありますが、これを機に契約するのもいいかもしれません。

まとめ

ネタバレも少々含みましたが、いかがだったでしょうか?

「バルタザール 法医学捜査ファイル シーズン2」といっても、登場人物と概要さえ抑えてしまえばシーズン1を視聴していない人でも充分ついていけると思います。

ただし心臓に悪い展開やシーン、また大人の恋愛模様などがあるため、それが苦手な人はしんどいかもしれませんね。

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