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伊勢神宮のパワーが強すぎる!?その理由や注意点など

「伊勢神宮のパワーが強すぎる」、そんな話を聞いたことはありませんか?

「降っていた雨が止んだ」をはじめ、「時計が止まった」「正宮から後光が差し込んだ」など神秘的な風景や出来事を「伊勢神宮のパワーがすごいから!」と考えている人は数多いです。

しかしそれが強すぎるあまり、体調を崩す人もいます。

なぜ伊勢神宮のパワーが強すぎるのか、今回はその背景を皮切りにパワーに負けない方法などをご紹介いたします。

なぜ伊勢神宮にお参りすると体調不良が引き起こるのか?

元々、神様を奉った「神社」という神域は「常に清め祓われている場」です。

神社にお参りしたら、市街地のはずなのに何となく車の走行音や住民たちの生活音などが遠く感じたことはありませんか?

それこそが神社が特殊な場である、何よりの証拠です。

しかし街に点在する神社にお参りしても、まず体調不良にはなりません。

では「何故、伊勢神宮に参拝すると体調不良を起こすのか?」といったら

・伊勢神宮そのもののパワーが強すぎる

からです。

伊勢神宮は神代の聖域

伊勢神宮が皇室とゆかりがある神宮、もとい皇室の先祖である天照大御神と食べ物を司る豊受大御神を内宮・外宮それぞれでお祀りしているのは広く知られています。

その歴史を辿ると、まず祀られたのは天照大御神、次に豊受大御神という順番です。

天照大御神のご神体、三種の神器のひとつ・八咫鏡は天孫降臨から第10代崇神天皇の時代になるまで歴代の天皇とともに在りました。

ところが崇神天皇の時代になると疫病が発生し、多くの人民が命を落とします。

当時は「世に災いが起こるのは天皇が至らぬから」という考えが常識で、そのため世を治めていた天皇は全力で災いを鎮めようと神事に取りかかるのでした。

崇神天皇の場合、「八咫鏡をこれ以上お傍に祀っていることは恐れ多い。然るべき場所に祀ろう」と考えたそうです。

これがきっかけで天照大御神の御魂は皇居の外に移ったものの、最初に神鏡を託されたのは皇女・豊鍬入姫で、場所は大和国の笠縫邑でした。

ひとまず鎮座してもらったというわけでしょう。

事実、天照大御神のご神体をおさめる土地を求めて全国を旅したのは同じく皇女の倭姫命です。

そうして伊勢の地に天照大御神の御魂はようやく鎮座したわけですが、豊受大御神はというと古墳時代にまで時が下ります。

平安時代の文献「止由気宮儀式帳(とゆけぐうぎしきちょう)」によれば、第21代雄略天皇が夢で天照大御神からの神託を受けたそうです。

曰く「自分一人では食事が安らかにできない。だから丹波国の等由気大神(とようけのおおかみ)を近くに呼び寄せてほしい」とのこと、これを受けて丹波国から伊勢へ豊受大御神が遷座したとされています。

このように伊勢神宮の起源は神代まで遡ります。

世界を見回しても神代に関わる建物が存在しており、それが今も脈々と続いているのはほとんどないでしょう。

それが他の神社と伊勢神宮の違いです。

街に佇む神社であればその歴史は浅く、参拝しても特に影響はありません……が、伊勢神宮は歴史がとても古く、古来より日本の信仰が集まっています。

ともすればそのエネルギーに負けてしまうのも当然というべきです。

同様に伝承に登場する「熊野大社」といった神社にお参りし、隊長を崩してしまったケースは確認できます。

「龍」の背中に乗ること

神鏡を託された皇女・倭姫命が「天照大御神が鎮座するにふさわしい」と見出した地・伊勢は龍脈上に建っているといわれています。

龍脈とは風水の考えで、いわゆる大地の気(血流)です。

「レイライン」とも呼ばれているこのエネルギーのラインは繋がっており、地図を見ると教会や神社が建っているとも囁かれています。

伊勢神宮の場合は出雲大社・富士山・元伊勢とつながっているそうです。

スピリチュアル的な話になってしまっているものの、龍脈が伊勢神宮の強すぎるパワーの理由に数えられています。

そうでなくても伊勢神宮は磁場が特殊になっているらしく、例えば内宮の遥宮のひとつ・瀧原宮(たきはらのみや)は正反対の磁力がぶつかってエネルギーのバランスが保たれている「ゼロ磁場」だそうです。

要するに強いエネルギーが集まっている場所というわけです……それなら確かに体調を崩しても不思議ではありません。

清められた「空気」はデトックス効果!

天皇はある神事を行う際、とことんお清めをして儀式にあたると聞いたことがあります。

一切の不浄や穢れを許さないわけですが、儀式が終わるとあえてその不浄と穢れを身につけてから俗世に戻るとも聞きました。

というのも、いきなり清らかな状態で俗世(普通の生活)に戻るとあまりにも「空気」が違い過ぎて倒れてしまうらしいです。

これと同じことが伊勢神宮にも当てはまります。

伊勢神宮の「空気」はあまりにも清められており、行くだけでその人の不浄と穢れを祓ってしまうそうです。

それが頭痛や腹痛など身体的な症状になるとか……実際、伊勢神宮に何度か行った筆者も一度だけ腹痛が生じるほどお腹を壊したことがあります汗。

つまり伊勢神宮で体調不良を起こしている人は、デトックス効果が強制的に引き起こっているのです。

伊勢神宮のパワーに当てられないようにする方法はあるの?

伊勢神宮のパワーに当てられないようにする方法として

・土地に馴染む

ことが挙げられます。

究極的に言ってしまうと、伊勢神宮のパワーに当てられないようにするには伊勢神宮に行かないことがベストです。

しかし人間というもの、ましてや日本人であればチャンスがあれば伊勢神宮に行きたいもの……よって「郷に入っては郷に従え」という精神で、人間が土地に合わせる他ありません。

「土地に馴染む」といっても「伊勢に引っ越しする」という意味ではなく、

・ちゃんとお参りをする

ことに尽きます。

伊勢神宮の参拝は外宮→内宮ですが、この順番を守ればひとまず大丈夫でしょう。

ちゃんとしたお参りは神様に礼を尽くすだけでなく、身体を伊勢に馴染ませるには丁度いいからです。

それでも不安であればゆっくりと歩き、伊勢神宮の空気を身体に馴染ませるように心掛けておくことをおすすめします。

もしも心に余裕があれば

・三つ石

・亀石

・四至神

などのパワースポットにおもむくのもいいかもしれません。

(ただし手で触れたりかざしたりするのはマナー的にもNGです。

また写真撮影もマナーだけでなく、パワーを取り込んだことにより機械が故障するリスクがあるのでおすすめしません)

ただちゃんと参拝しても体調不良になってしまうケースはあるため、念のため、鎮痛薬や解熱剤などを持参しておきましょう。

伊勢神宮に行けない人、合ってない人とは?

伊勢神宮で体調不良を起こす人、もとい伊勢神宮のパワーに負けてしまう人は「行っていけない人」「合っていない人」だとも考えられています。

・体調が優れない

・運気が低迷している

・ネガティブになっている

といった人たちは伊勢神宮のパワーに負けてしまい、逆に運気が大きく乱れるとも言います。

実際、借金に苦しんでいた人が伊勢神宮に行ったところ、さらなる借金を背負ってしまたという話があるほどです。

ちなみにお参りする際は、普段着であっても清潔なものにしましょう。

2、3日前から着ている服でそのまま参拝するのは無礼です……返し風を吹かせても自業自得としか言いようがありません。

伊勢神宮に行けるサインとは?

伊勢神宮に行けるサインとはズバリ直感です。

例えば雨が降っていたとしても「気持ちいい」と思える人は伊勢神宮に行けるものの、「最悪」「もう歩きたくない」と思った人はすぐに帰るべきだと考えられています。

無理していったところで晴れやかな気持ちでお参りできないのは、神様に失礼です。

いずれにしても無理しないことが伊勢神宮のお参りのコツと言えます。

まとめ

伊勢神宮のパワーが強すぎる理由は伊勢神宮そのものが古いうえに多くの信仰を集め、また土地自体が特殊だからです。

いちおうパワーに当てられないようにする方法としては土地に馴染むしかないものの、念のため、鎮痛薬などのお薬を持参しておきましょう。

また「行きたくない」など感じたら無理せず、赴かないのがパワーに負けない方法です。

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